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41年間 宇宙を旅し続けている「ボイジャー1号」

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今から41年前1977年の今日9月5日。アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル空軍基地からNASAの無人宇宙探査機が打ち上げられました。現在も宇宙を旅し続けている「ボイジャー1号」です。

宇宙探査機「ボイジャー」は1号と2号がある姉妹探査機で、2号のほうが2週間ほど先に打ち上げらました。主なミッションは、木星と土星の探査です。79年には共に木星に最接近。80年と81年には、それぞれ土星に接近し、写真を地球に送信。こちらはニュースで伝えられたので覚えている方も多いと思われます。
さて「現在も旅している」と伝えましたが、木星・土星だけでなく2号は、天王星と海王星に接近。その後もボイジャーは1号も2号も飛び続け、現在は、地球から200億キロほど、離れた位置を航行中。すでに「太陽系の端」または「太陽系の外」に到達したとされています。

惑星の重力を利用して軌道を修正し加速する「スイングバイ」という技術を実現したことから、こんなに壮大な宇宙探査が可能となりました。ちなみに、時期に寄って速さは変わりますが、「時速およそ6万キロ」も
スピードが出るそうです。すごいですね。想像すらつきません。

ボイジャーが飛び続けているのは「スイングバイ」で加速したことだけではありません。酸素がない宇宙では「金属の酸化がないため=錆びない」ため機体が劣化せずに打ち上げ時の状態を維持していることも大きな理由です。実際は宇宙に存在する「宇宙線・放射線」などの影響や宇宙空間のチリやゴミと接触する可能性もわずかながらあるので、半永久的に宇宙を旅する。いや無理だと議論されています。

ちなみに、去年2017年には地球からの遠隔操作で、37年ぶりにボイジャー1号の機体の装置を使用。驚くことにちゃんと動いたそうです。ただし、信号を送ってから受信するまでに要する時間が片道で19時間半。200億キロ以上離れているとそうなるんですね。

また、ボイジャーは、1号にも2号にも、金メッキがほどこされたレコードが搭載されています。地球上の生物115種を描いた画像やさまざまな音声、モーツァルトの楽曲などが収録されています。現在だったら「半導体のメモリー」に記録して搭載したかもしれませんが、 シンプルなレコードのほうが「他の知的生命体=宇宙人」には伝わりやすいのかもしれません。

まさに、英語の「ボイジャー」が意味する「探検者」となったボイジャー1号と2号。ひょっとしたら人類が滅亡したあとも宇宙を飛び続けるのかもしれません。

 

 

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