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体が夏モードな今、「低体温症」にご注意を!

ジェーン・スー 生活は踊る

9月11日(火)放送の「生活情報のコーナー」では「低体温症」について取材しました。

先週土曜日、福岡市の県立高校で、体育大会に参加していた生徒47人が体調が悪いと訴えて症状が重い36人が救急車で病院に運ばれる、ということがありました。警察が現在、原因を調べているんですが、「低体温症になった可能性がある」とみているそうなんです。

 

▼低体温症というのは、聞いたことがあるけど、あいまいな方も多いのでは?そこで、低体温症について取材しました。取材したのは、水曜日の月一レギュラーで医師の森田豊さん。森田先生に、まず低体温症とはどういう症状なのかを伺いました。

低体温症とは?

医師・森田豊さん
低体温症というのは、体の深い部分の体温、すなわち、深部体温が、35度以下になって、疲れやすいとか、寒気がする、手足がしびれる、感覚の麻痺がある、眠いなどの症状がでる状態。高い山で遭難したあとに、低体温症になってしまったり、非常に身体中が冷えりして、こんな病気の名前を聞いたことがあるかもしれないが、ひどくなると意識障害が生じることもあります。

低体温症の症状をもう一度、おさらいしておくと、「疲れやすい」「寒気がする」、「手足がしびれる」、「感覚の麻痺がある」、「眠い」などの症状がでる状態。ひどくなると意識障害が生じることもあるということなんです。

まだ比較的暖かい時期に低体温症になるのか?再び森田さんに伺いました。

この時期でも「低体温症」になるのか?

医師・森田豊さん
低体温症が生じる可能性もあったと思う。残暑のために体の熱を逃すため、皮膚の下にある血管が拡がっていた状態であった。すなわち体はまだ夏モードであり、寒さになれていない状態だった。この状態において、先週土曜日の正午の福岡市の気温は、前日に比べて5度、気温が低い状態だった、なお断続的な雨が降ったということですが、雨で濡れた衣類や皮膚から、雨が蒸発する際に、どんどん気化熱が奪われて低体温になった。

体が夏モードだったとこへ5℃の気温差、さらに雨に濡れて気化熱=肌の熱が奪われた、ということが、低体温症につながったのではないか、ということなんです。まだ、低体温症と診断されてはいないんですが、可能性としてこうしたことが考えられるのではないか、と森田さんはおっしゃっていた。これから先、森田さんが話す条件に該当しそうな気象条件が揃いそうな感じもします。

対策はどうすればいいのか?最後に森田さんに聞きました。

「低体温症」の対策は?

医師・森田豊さん
これから涼しくなる。一番怖いのが雨が降った時に体が濡れた状態で放置しておくこと。そうすると体の表面から気化熱が奪われて体温がどんどん下がってしまう可能性がある。ですから体が濡れたら必ずタオルで拭くとか着替えるということが低体温症の予防に大切。夏から秋にかけて、秋から冬にかけて寒暖差が激しい時にも低体温症は危ない病気。

雨に濡れた状態を放置しないために、タオルで拭く、こまめに着替える、また、体温を下げないために、羽織るものを持っておく、ということで対策ができる、ということです。
今回、温度変化に強い高校生でもこうしたことがおこるので、子供やお年寄りでも気をつけなければいけない、ということでした。