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銀座に高級食パン専門店続々 

森本毅郎 スタンバイ!

いま東京の銀座に「食パン」の専門店が続々登場、今後ますます熱い戦いになりそうです。9月12日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

 

銀座に高級食パン専門店続々http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180912073514

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

まずは、ライターの池田浩明さんのお話です。

★高級な食パン専門店が続々登場

パンライター 池田浩明さん
銀座では「食パンの専門店の激しい争い」が、いま起きております。2013年なんですけど、東西で奇しくも食パン専門店が産声をあげて、1個が関西で「乃が美」っていうお店で、もう1個が銀座の「セントル」っていうお店。これは、食パン専門店の先駆けになってすごい大行列ができたんですよ。「セントル」さんに至っては、もう1時間とか2時間とかっていう。それで食パンブーム。その後、2016年に「俺のベーカリーアンドカフェ」っていうのも恵比寿にできて、その後、銀座にもできて、どんどん銀座の食パン戦争が激しくなっている、そんな感じです。

池田さんは、年間200店近くのパン屋さんに行き、「日本全国このパンがすごい」という著書もあるパンライター。その池田さんによりますと、銀座では1本、2斤くらいが千円弱する高級食パンの専門店の争いがいま起きているそう。パンはパンでも食パンを専門にしたお店が銀座に出てきたのは、いまにはじまったことではないそうで、2013年からセントルというお店ができて火がついたそう。

★あす銀座にオープンの食パン専門店「銀座に志かわ本店」

そんな銀座には、9月13日にも新たな食パン専門のお店が登場するそうです。どんなお店なのでしょうか。銀座に志かわ本店の山本厚さんのお話です。

銀座に志かわ本店 山本厚さん
銀座に志かわ、9月13日にオープンいたしまして、水にこだわった高級食パンの専門店です。私共の食パンは、アルカリイオン水を使ってます。意外と甘みが強くでます。それと同時に生クリーム入れたり、練乳入れたり、口溶けが良いのと柔らかさを強調しながら作ってます。2斤で800円です。(食パン戦争になっている銀座ですけれどもそれに関しては?)ネガティブに捉えてません。私共は、後発になりますよね。やはり食パンがこれだけブームになってるんで、我々も、チャレンジャーとして、一緒になって世の中の人のために喜んで食べていただけるような食パンをつくってチャレンジして、絶対に勝つ方向でがんぱります。

こちらは三重などで人気の石窯べーカリーのお店の食パンベースに、素材の旨味を引き出してくれるアルカリイオン水を使った「水にこだわった高級食パン」1本2斤800円、これ1商品だけで勝負するそうです。(※実物はこちら。食べてみると、甘い…)いまお話していたパンを作り続けて50年以上の山本さんも、銀座はセントルさんはじめ食パン専門店がひしめく中に入っていくとあって力が入っていました。

こうして繰り広げられる食パン専門店の出店、そもそも、なぜここまで食パンブームがひろがったのでしょうか。再びパンライターの池田さんです。

★なぜ食パンブームなのか

パンライター 池田浩明さん
日本人にとってパンの消費量の半分以上が食パンなんですよ。日本人の朝にかかせないもの。誰しも食べたことがあるものなので、みんな自分の食パンというか心の食パンもってるから、おいしい食パン食べると、会話が弾んだり、語り合ったりとかできる。容易に比較できる。自分のなかでいろんな食パン食べているので、だからこれおいしいとか。すきだなとか。みんなが語れて参加できる。ただ、朝食って日常のものを超えて、なんか、ひとつの娯楽になってきたのかな。食パンってお米に近いパンだと思っててほんのり甘くてもっちり感ある。フランスパンすごい固かったりしますけど、食パンって日本人の趣向にあったものなので、それがザ・日本のパンっていう感じなのかなって思いますね。

食パンは、ほかの菓子パンや、総菜パンと違って、一番、みんなが食べているだけに、自分の中に食べた経験があるものだからこそ、みんなで食べたり語りやすい。また、食パンは、お米に近いから日本人に支持されるし、ブームになるんですよというお話でした。

では、最後に、銀座で高級食パンを専門店で買っている人に、スーパーやコンビニなら数百円で買える食パンではなく、その倍以上する高級食パンを買う理由はなにか、聞いてみました。

★なぜ銀座で高級食パン?買っている人にきいてみたら…

●「あたしのきっかけは主人がご飯を2膳食べてて太り過ぎってお医者さんに怒られてから、それを切り替えるためにパンにしたからです。パンがおいしければたくさん食べなくても良いじゃないですか。若いお子さんじゃないですから。
●「日常生活に変化を求めてっていうか、そちらの方が強いかも。ちょっと違った食感を味わってみたいなとか。一番は気持ちの問題。朝からテンションあげていくっていうか。
●「どっちかって言うと私はご飯なんですけど、やっぱりスーパーのパンとは味が違って、買ってきたその日、生で食べられるのが、すごく味が良くておいしいなと思って買ってます。幸せな気持ちになって朝がんばろうかなって思えるような気がします。

銀座の高級食パン専門店で食パンのとりこになっている人は、気持ちをあげるため、量ではなく質、また買ってきたその日には何もつけず、調理せずに食べた時のおいしさから買ってるとのことでした。

竹内紫麻

竹内紫麻が取材リポートしました