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2018年9月29日  最終回

渡邊剛の週末ハートカルテ

「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」は、
「ニューハート・ワタナベ国際病院」の総長で
医学博士の渡邊剛先生が、皆さんからの、
医療にまつわる素朴な質問や疑問に
わかりやすくお答えする番組です。
聞き手は、TBSアナウンサーの江藤愛です。

22日の番組でお知らせしましたが、この番組は
29日が最終回です。
この1年半を振り返りながら、これからの医療や病院、
医師などについて、渡邊先生に伺いました。

江藤  私は、渡邊先生に出会って、
    お医者さんとか病院に対する考え方が
    すごく変わった気がしています。
    病院やお医者さんというのは、受け身じゃなくて、
    自分で見つけていくことが大切なんだと感じました。
    番組初回に、先生は手塚治虫さんの漫画
    「ブラック・ジャック」に影響を受けて
    医者を志したと聞きましたけれども、
    改めてそのことを教えていただけますか?

渡邊  「ブラック・ジャック」を知って、外科が唯一、
    自分の能力で、腕一本で患者さんを治せるんだという、
    その素晴らしさのようなものを感じたんですよね。
    あとブラック・ジャックはアウトローでしょう?
    自分以外にできる人がいないんだという
    強い自信と迫力で生きていく姿を見て、
    子供ながらに感動したんでしょうね。あんな風になりたいって。

江藤  ラジオをお聞きの学生の皆さんに、
    どういうお医者さんになってほしいか、
    お聞かせいただけますか?

渡邊  やはり、世の中のために、医者という仕事を
    選んでほしいと思います。
    世のため人のためになるのが医者なので、
    お金のためとか地位のためで医者を目指しているんだったら
    やめなさい、と言いたいですね。苦労ばかりですから。

江藤  それって本当に大きなことですよね。

渡邊  大きいことです。
    対価を求めるなら医者にならない方が良いからね。
    生きがいを求めて医者になるべきで、
    お金のためにやろうと思ったら、
    これだけ割に合わない仕事はないと思いますよ。

江藤  これからの病院の理想の形や、
    患者さんとの理想の関係においては、
    どういうことが大切だと思われますか?

渡邊  医療というのは、病めるものを癒すことしか
    できないと僕は思っているんですよ。
    人と人の話ですから、コンピューターがいくら発達しても
    ボタンひとつで何でも治療できるようには
    ならないと思うんです。
    今、僕は心臓外科をやっていますけど、何年か後には
    心臓外科がなくなるかもしれないでしょう?

江藤  どうしてですか?

渡邊  患者さんに優しい治療を選んでいくと、
    カテーテルやダビンチになったように、もっともっと
    簡単な方法になっていくかもしれません。
    その時に、ちゃんと形を変えて時代や環境に適応して、
    一番、からだに優しく、なおかつ一番ハイエンドな治療を
    提供することが大切なんです。
    だから、具体的にどういう形の病院が今後できあがるのか
    僕にはわからないし、どう進化していくかもわからない。
    医療や病院は常に生きてるんじゃないかと思います。

江藤  どんどんどんどん時代に合わせて変わっていくと。

渡邊  ラジオの前の皆さん、1年半お聴きいただきまして、
    本当にありがとうございました。

放送では、渡邊先生の哲学について、いろいろとお伺いしました。


(ニューハート・ワタナベ国際病院の手術室の前で)

渡邊剛の週末ハートカルテ  お聴きいただき、ありがとうございました。

渡邊剛の週末ハートカルテ | TBSラジオ | 2018/9/29 土 16:50-17:00 http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180929165000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

番組では、医療に関する質問を募集しています。
ハガキ・封書の宛先:〒107-8066 TBSラジオ
          『週末ハートカルテ』の係り
メール:iryo@tbs.co.jp

番組でご紹介した方には、記念品をお送りします。