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カントリーマアムは直径が小さくなった?「隠れ値上げ」の実態!

森本毅郎 スタンバイ!

この10月に入って、ガソリン、タバコがまた値上がりしたり、小麦や資材の高騰で食品なども相次ぎ値上げをしているんですが・・・そんな中、最近急増しているのが「隠れ値上げ」。値段は変わらないけど「量がこっそり減っている」とか、「大きさがこっそり小さくなっている」などの「隠れ値上げ」について、10月4日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

カントリーマアムは直径が小さくなった?「隠れ値上げ」の実態!http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20181004073213

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

まずは街の実態調査!今、どこまで隠れ値上げが増えているのか、街の主婦の皆さんに聞きました。

★色々出てくる「隠れ値上げ」

●「スーパーで、ポテトチップスを買ったときに中身がすかすかで、2、3回つまんだらもうなくなっちゃうイメージ。すっかすっかです。
●「カントリーマアム。小さくなったかもしれない。手で持つと軽く感じます。
●「チーズアーモンド。おせんべいの上にチーズとアーモンドが乗っているのが開けたら少ない。減りが早いと思ったら、中身の枚数が少なかった・・・
●「ふえるわかめ。少ないと思う。もともと入っている容量は、昔に比べてすぐなくなっちゃう。お湯に入れたら、乾燥してるものが増えるは増えるけど、容量は「増えないわかめ」(笑)

とにかく、主婦のみなさんからは「腹が立つ」や「だまされてる」と言う感想がいろいろ出てきました。

ちなみに「カントリーマアムですが」本当かな?と思って「不二家」に問い合わせてみたところ・・・本当でした。税別323円のパックでは、2005年30枚→2007年28枚→2008年24枚→2011年22枚→2014年20枚!およそ10年かけてジワジワ10枚減らしていたんです!ちなみに直径も微妙に小さくなって、1枚当たりのグラムも、11.0g→10.5g→10.0gに。細かいっ!!

こうした「隠れ値上げ」ですが、皆さん口にするのは「どの商品が隠れ値上げしてるかわからないのが嫌だ」ということ・・・

★ネットでは「隠れ値上げまとめサイト」まで

そうした主婦の皆さんの悩みを少しでも手助けしようと、いま、ネットの世界でも「隠れ値上げ」について、こんな動きがあるんです。トレンド総研の海野秋生さんのお話です。

トレンド総研の海野秋生さん
お値段はそのままでサイズダウンだけを行う価格戦略が近年多いということで、SNSユーザーの方は、そういうところに敏感なので、ツイッター上ですごく有名になったのが「#くいもんみんな小さくなってませんか日本」みたいなハッシュタグが、話題になっていて・・・このハッシュタグとともに、「いつの間にか容量が減っている商品Wiki」みたいなサイトが立ち上がっていて、過去に発売されていた商品と今発売されている商品の容量を並べて写真を撮ってビフォアーアフターみたいに商品を比較して、どれだけ、価格が隠れ値上げしてるかをチェックする傾向にあります。

ツイッター上で話題を検索するとき「#ハッシュタグ」をつけますが、今のトレンドは「 #くいもんみんな小さくなってませんか日本 」というハッシュタグ。これでツイッター検索すると、たくさんの「隠れ値上げ商品」をみんながツイッターに画像付きで投稿していて、最近急増してるんです。

もうひとつ、ネットでは「いつの間にか容量が減っている商品Wiki」(  http://shrinkflation.info )「Wiki」とは「ウィキペディア」というインターネットで誰もが情報提供や書き込みができる百科事典のことですが、真似したもの。最初の主婦の方のカントリーマアムとか色んな隠れ値上げ情報が網羅してます。

その他、もう一つ、隠れ値上げの防衛策として強い味方となっているのが、お店の値札に表示してある「ユニットプライス」というもの。例えば、飲み物を買うときに、商品の棚にかかっている「値札」には、商品金額とは別に「100gあたり50円」などの単位表示があります。なので、容量を隠れて減らしてる商品は単位価格が上がるので見破れるんです!

★「ユニットプライス」しない店が相次ぐ・・・

これは自治体ごとの「条例」として導入されているんですが、そのユニットプライスに問題が。主婦連合会の木村たま代さんのお話です。

主婦連合会の木村たま代さん
現在、条例でユニットプライスをルール化している都道府県は、18都道府県。昨年度、1000人のアンケートを行い。その結果、ユニットプライスが現在「充実しているか?」という問いに「思わない」が半数以上で、ユニットプライスの表示がわかりにくいことがひとつ。そして、もう一つは、店舗の規模によって、表示を義務付けられていないところもありますので、統一されたルールがあると使いやすいんじゃないかなと思います。そこで、東京都に、ユニットプライスもきちんとやるようにお願いしたい次第です。

実は現在、各自治体で廃止の危機にさらされているんです。

神奈川県では、2年前、ユニットプライスを廃止しました。廃止理由は「消費者の商品選びが価格以外に品質や機能など多様化」したためということ。

また、東京都の条例では、規定はあるものの、「大きい店舗」だけしか表示義務がないため、中小の店舗には表示がない店が多い他、罰則規定がないので、大きい店舗でも表示しない店が急増。

そこで、主婦連合会は東京都に徹底を申し立てたほか、全国統一も訴えてる。

というわけで状況が改善されればいいのですが、この改善を隠れ値上げは待ってくれないので・・・主婦の皆さんは、最後の自己防衛として、それぞれこんな節約術をしていたんです!

★隠れ値上げの主婦の防衛策はすごい!

●「今日は1000円までとか、そういう買い方はしています。だから、値段を見ながら、頭の中で計算して買ってます。ボケ防止も兼ねて
●「1週間のお金を決めておいて、その中で1週間をやると決めてます。1週間単位で、封筒に入れておいて、1円まで
●「子供と一緒に買い物に行くと、お菓子とか飲み物とかジュースが増えるので一人で行くと節約になる。(子供:自分で言うな)子供も学習してきて、レジの直前に入れてきたりするんで・・・お父さんと行くと、お酒が増える・・・
●「買い物に行く前は、甘いものでもバナナ1本でも食べて行くのは一番意識する。お腹空いてると何でも食べたいから、つい買ってしまう、気をつけてます。

私も今回の取材で、色々な商品の隠れ値上げを見つけたので、今後の買い物の参考にしていこうと思いました。

竹内紫麻