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10月は「から揚げ強化月間」

森本毅郎 スタンバイ!

10月8日は体育の日です。この三連休でお出かけする方や運動会がある方も多いと思いますが、お弁当箱に「唐揚げ」は入っていますか?実は今月は「から揚げ強化月間」なんだそうです。から揚げに今、何が起きているのか?10月8日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、レポーター田中ひとみが取材報告しました。

 

10月は「から揚げ強化月間」!http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20181008083230

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

まず「から揚げ強化月間」とは何か?皆でから揚げを食べて盛り上げていこうというキャンペーンなんですが、なぜ今年から始まったのか、日本唐揚協会の八木 宏一郎さんのお話です。

★10月は「から揚げ強化月間」です

日本唐揚協会 八木宏一郎さん
唐揚げ専門店という業態なんですが、専門店が東京に進出したのが2009年。このタイミングで東京の人が「唐揚げの専門店てなんだ?」と、そこで初めて知って、ブームにつながった。2010年から2014年の間に、大阪と東京で統計を取ったら、からあげ専門店の店舗数が15倍に伸びました。これはまだまだ唐揚げブームが続くと思います。

から揚げは1960年代に家庭に広がり「第一次から揚げブーム」が起きたと言われています。そこから50年経って、2009年に「から揚げ専門店」が東京に出来てから、一気に専門店の数が増え、今は「第二次から揚げブーム」なんだそうです。2010年に都内に10店舗しかなかった「から揚げ専門店」の数は、2014年に150店舗になり、今では「から揚げ食べ放題」という店も出て来ています。

株式会社ニチレイフーズと一日本唐揚協会が行った「全国から揚げ調査2018」によると、から揚げは年間で約220億個消費されており、一人当たりに換算すると年間約240個食べている計算になるそうです。すこし前はお弁当や自宅で食べるというイメージでしたが、今では、商店街でたこ焼きを買って食べ歩きするようなイメージも増えました。

森本毅郎スタンバイ!

「日本唐揚協会」専務理事 八木さん

森本毅郎スタンバイ!

「10月はから揚げ強化月間」ポスター

森本毅郎スタンバイ!

「全国から揚げ調査2018」。全国の年間から揚げ消費個数(推計値)

★から揚げは、外国人観光客にも人気

そしてもうひとつ、から揚げ強化月間にはこんな狙いもあるんです。再び八木さんのお話。

日本唐揚協会 八木宏一郎さん
10月のこのシーズンは、中国の国慶節と重なって海外からの客も多いので浸透させていきたい。世界中に鳥の揚げ物はいっぱいあるが、揚げてから味をつけるものが多い。フライドチキン、中国の油淋鶏、韓国のヤンニョムチキン、台湾のダージーパイ。しっかり下味をつけるという手間が日本のから揚げの特徴で海外の方にも非常に受けている。そして、鶏肉の料理は宗教を超えて食べられる方が多い。そこでから揚げが受けているんだと思います。

日本のから揚げはしっかり下味を付けてから揚げます。そんな鳥料理は特にアジアでは珍しく、外国人旅行客の「好きな日本食ランキング」では、から揚げがランクインしています。そして、鳥肉は豚肉などと違って宗教的なタブーも少ないので外国人観光客も安心して食べることができる。これも大きい理由になっています。日本では専門店ブーム、そして海外でもから揚げブーム。そんな理由から、今年から「10月は から揚げ強化月間」となっているんです。

★「から揚げ、デリシャス」

ではどんな人が食べに来ているのか。渋谷センター街にある、テイクアウト型のから揚げ専門店「金のとりから」に行ってみました。

●「何回も来たことあります。いろんなソースで食べます。オリジナルスパイス、辛いの欲しい時はスイートチリ、梅ソースとかさっぱりめも色々あります。食べ歩きできるし、お腹にたまる。ちょうど良い量ですよね。
●「何回か来てます、チェーン店なので他のところでも買ったりします。食べ歩きします。
●「(英語)オーストラリア ブリスベン。チキンチップスグッド。ガーリックソースベリーグッド
●「(英語)カラアゲグッド!シンプル、デリシャス、ナイス。
森本毅郎スタンバイ!

「金のとりから」渋谷センター街店。雨が降ったり止んだりの天候でしたが、お客さんは途切れることなくから揚げを”買い食い”していました

森本毅郎スタンバイ!

買ってみました

外国人のお客さんがかなり多くて驚きました。キャリーケースを持ったまま数人のグループで買って行く人、手ぶらでひとりで買って行く人、オーストラリア、タイ、香港、サンフランシスコから来たという人に出会いました。私も食べてみましたが、意外にもから揚げは食べ歩きしやすい一口サイズで、あっさりした味でした。

★から揚げ、続々と海外進出

日本の方は若いお客さんが多く、雨が降っていましたが、かなり賑わっていました。そしてこのから揚げ専門店「金のとりから」では、外国人人気から、店舗をそのまま海外に持って行ってしまおうという動きも加速しています。金のとりからを運営する、株式会社シマナカ 阿部豪士さんのお話です。

株式会社シマナカ 阿部豪士さん
インドネシアの方にも出店していて、現在7店舗出店しています。日本の同じような唐揚げ専門店さんもインドネシアだけでなく他の海外に可能性を感じて進出しているので、インドネシアを拠点にして、シンガポール、マレーシア、フィリピンとか、お声がけもいただいていて、そういったところに行ければというところです。

インドネシアは人口が日本の2倍で、宗教的な理由から豚肉を食べない人も多い国。2015年にインドネシア1号店をオープンしてから、現在では7店舗で、「から揚げ」という名前のまま販売しているそうです。このままインドネシア以外にも日本のから揚げが広がれば、新たな日本食ブームを巻き起こすかもしれません。

田中ひとみ

田中ひとみが「現場にアタック」でリポートしました!