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【杉山真也×巣鴨地蔵通り商店街】脱!おばあちゃんの銀座。変わりつつある巣鴨の今

ジェーン・スー 生活は踊る

私たちの日常生活を支え、人と人のコミュニティが生まれる場所、商店街。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」はそんな商店街の魅力を探ります。今回はTBS杉山真也アナウンサーがゆかりの地、巣鴨地蔵通り商店街を取材しました。

巣鴨地蔵通り商店街は、
・JR山手線 「巣鴨駅」から、北へ徒歩でおよそ5分。
・都営地下鉄 三田線 「巣鴨駅」から、北へ徒歩でおよそ2分。
・都電荒川線「庚申塚駅」から、南へ徒歩でおよそ2分。
「おばあちゃんの原宿」というキャッチコピーを耳にしたことも多いはず。南北におよそ780mにわたる商店街です。

喜福堂との出会い

高校時代の杉山真也が出会ったのが「あんぱんの喜福堂」というお店。

杉山アナの通っていた都立小石川高校と喜福堂さんは歩いて10分くらい。

今から20年くらい前。1999年、2000年くらいの、杉山アナウンサーが高校生の時。記憶は定かではないそうですが・・・同級生が近くに住んでいたこともあり、何かのきっかけで喜福堂さんのパンを文化祭で出すことに。当時は無我夢中だったのそうですが、改めて計算すると、1日、約500個のパンを売っていました。特にあんぱん、クリームパンが美味しかったことを覚えているそうです。

そんな喜福堂さんのあんぱんは、今でも昔の作り方を継承しています。パンの美味しさの秘密、そしてお店の歴史について、いまの社長さんのお母様=金子智子さんに伺いました。

喜福堂の歴史

金子:いい粉、材料を使ってます。父が和菓子職人だったのであんこも、よそで作られたものをもらうのではなくて、ウチで父の配合で作って、クリームも卵と牛乳で手で練って、防腐剤も何も入れていないので、純粋に作っています。
杉山:今は息子さんが継いでいるんですか?
金子:私たちが3代目、息子が4代目です。
杉山:昔からずっとここにあるんですか?
金子:おじいさんが深川でパン屋をやってて、関東大震災で逃げて巣鴨に来てそのまま。

お店の創業は大正5年=1916年。和菓子職人だった智子さんのお父様が作ったレシピを今でも引き継いでいます。

喜福堂さんが巣鴨に移ったのは、関東大震災があった1923年(大正12年)=いまから95年前。巣鴨地蔵通り商店街の振興組合ができたのは、1952年=昭和27年くらいです。

そんな巣鴨地蔵通り商店街ですが、実は最近、ある変化があります。どんな変化なのか。智子さんの息子さんで現在の社長、金子幾雄さんに聞きました。

巣鴨地蔵通り商店街の変化とは?

金子:お客様が激減しています。年配の方々が元気になりすぎて参拝してお土産買って帰るというコースでは体力が余っちゃう。みなさま、池袋の居酒屋にもいるという話で…お若いんです。
杉山:人が少なくなって来たのはいつ頃からですか?
金子:もうここ1、2年だけでも大きく急降下してます…

高齢化と言われているので、お年寄りが増えているのかと思ったが、実際は違ったことは驚きでした。

※観光バスなどは入って来ているので、お年寄りが全くいないということはないそうですが…

そんな巣鴨地蔵通り商店街、今後どのように盛り上げていくのか。もう一度、社長の金子幾雄さんに聞きました。

変化に対応する巣鴨地蔵通り商店街

金子:今までは、お地蔵さんがあればそこに参拝のお客さんが来る、商店街が潤っていたんです。でもそうじゃない時代に突入していて、商店街の各店舗も頑張らなきゃいけないところまで来ている。昔の考えでは太刀打ちできない。そこの部分が少し遅れてしまったので、商店街自体のお客さんの数が減ってしまったということもあるんだと思うんです。統計を見ると、30〜40代は結構いらっしゃる。男女ともに。ただ、おばあちゃんの原宿、という、名前が付いている分、ご年配の人しかいないんじゃないかと思われちゃってるんですね。実はそんなことなくて、巣鴨駅を中心に女子校もいっぱいあるし、幅広い世代がいる街なんです。
杉山:そういう人たちも含めて活気ある商店街を作っていこうという動きがあるんですね。
金子:そうしないといけない時期には来てるんじゃないかな。

現在では、「すがも敬老フェア」と題して、おじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントを若い人向けに販売する活動をしたり、若い人向けのお店つくりにも取り組んでいます。喜福堂さんは、催事にできるだけ出かけて、幅広い世代に向けてこういうお店もあるので商店街に来てください、という呼びかけを行っています。

「おばあちゃんの原宿」から変わっていく巣鴨。
これからどんな風に変わっていくのでしょうか。