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ジュンコのガウンが勝利の女神~武尊さん

コシノジュンコ MASACA

2018年10月21日(日)放送

武尊さん(part 1)
1991年、鳥取県米子市生まれ。2011年にKrushでプロデビューし、2013年に初代Krushフェザー級王座を獲得します。その後K-1に挑戦、初代バンダム級・フェザー級と王座を手にし、今年3月にはスーパーフェザー級王座に輝き、K-1史上初の三階級制覇を達成しました。

JK:見ちゃったわよ、試合! 私はガウンを作らせていただいたんですけど、あの時から7kg落とすって言ってたでしょう? 減量ってすごいわね、私たち1kgだって大変なのに。

出水:ジュンコさんが観戦してガウンを作ったのが、9月24日に行われたK-1ワールドグランプリ2018ジャパン初代クルーザー級チャンピオン決定戦。入場の際のガウンと、試合のコスチュームをデザインしたそうですね。

JK:ちょっと着てみて!


出水:ちょっと和風ですね。黒で、手書きで金の文字。

JK:まったくオートクチュールですよ、これ。能楽師気分なんです。背中の「武尊」っていう字はどなたの字?

武尊:おばあちゃんが書いてくれたんです。おばあちゃんが書道家をやってて。

JK:やっぱり! 見事だからこのまま使いましょうってことになってね。あまりにもカッコいいから、私たちもTシャツにして、応援するときはみんなで着ましょうって。

武尊:リングサイドでこれを着てるのが見えました。

出水:初めてお会いした時、武尊さんからはどんなリクエストをされたんですか?

武尊:僕の名前はヤマトタケルノミコトからとってもらった名前なんですけど、戦う武士みたいな恰好をしたいなというのがあったので、着物っぽい感じ。パンツも甲冑をイメージしています。

JK:生まれた時から自分のコンセプトがあるから、それがしっかり活かされてるわね。ないにしろ字がいいですよね、伝統的と言うか。今日はチャンピオンベルトも持ってきていただいて!

武尊:・・・気を付けてくださいね。

JK:大丈夫、私今朝ジムに行ってきたから(^^) よいしょっ・・・これが何個もあるわけでしょ? もらったらいったん返すの?

武尊:負けたら還すんですけど、今までとったものは階級を上げるときに返上しています。

JK:じゃあ、今持ってる現役のベルトがこれなのね。これをいつまでも持っているために練習をいっぱいして、試合にいっぱい出るわけね。

出水:ちなみにジュンコさんのガウンを着て出た試合では、スペインのダニエル・ピュータスと対戦して、1ラウンド2分10秒でKO勝ち。ジュンコさんも興奮してましたよね!

JK:なんか自分が出てる気分になっちゃって(笑) こんなドキドキしたのは久しぶり! だって、私もいままでバレーボールとかいろいろユニフォーム作ってきたけど、負けるとカッコ悪いんですよ。これで負けたら、ご自分が一番カッコ悪いじゃない? そういう責任感を感じたの。

武尊:衣装の打ち合わせをしたときに、「私が作ったんだから絶対負けないわよ!」っておっしゃってくださって。すごくいいプレッシャーをかけていただきました(笑)

JK:だから勝った瞬間、みんなわーって立ち上がるのかと思ったら、立たないのね! みんな立つもんだと思ったから。オペラだってそうでしょう? 気が付いたら1人で立ってたの!

武尊:ははは(笑)競技会場はけっこう平坦なので、前の人が立つと後ろの人が見えなくなっちゃう。

JK:ああ、そういうこと!


出水:6か月ぶりのリングだったんですよね。間が空くと言うのは、格闘家として不安な部分もあったんじゃないですか?

武尊:そうですね、ちょっとあったんですが、その間アメリカに修行に行って実戦練習も結構やったので。成長する期間ですごく良かったです。

JK:じゃあ次の試合のためにまた外国へ行ったりします?

武尊:次はもう決まってて。なので今年は日本で練習しようかなと思います。

JK:練習練習ってすごいわね。1日何時間ぐらい練習するんですか?

武尊:試合がない時は4~5時間ぐらいなんですけど、試合前は多い日ときで、三部連で7~8時間ぐらい。

JK:しかもずっと60kgをキープしなくちゃいけないんですよね? 普段は?

武尊:普段は65~6kgぐらいです。試合前日に60kgに合わせるような感じなので。普段は65~6kgでキープして、そこから試合前にストンと落とす感じです。

JK:あらそう、前日に60kgだったらいいわけね。

武尊:当日になると、外国人の人なんかは、60kgの選手が70kgぐらいになってたりして。

JK:1日で?! 食べちゃうの?

武尊:はい。外国人の選手は体が大きいので筋肉も水分量をたくさん取り込める。水分量を一気に抜いて前日60kgに合わせて、当日は一気に戻すという感じです。

JK:いやぁ~、出たり引っ込めたり、そんなに簡単にできるものかしら?!

出水:じゃあ、次の日リングに立った時に「あれっ、この人こんなに大きかったっけ?」っていうことも・・・

武尊:あります(笑)ほぼ水分。食べると吸収して消化するまでに時間がかかるんですけど、水分は抜いた分だけすぐ戻るので。前回9月の選手も体がすごく大きくて、当日もすごく大きかったです。背も高いし、骨格もあるし・・・

出水:一般には、軽い階級ではなかなかKOが出ないと言われていますが、KOに対するこだわりがあるんですよね?

武尊:そうですね、僕がもともとK-1を見て面白いと思ったのは、どっちかが立っていてどっちかが倒れているっていう図式で勝利が決まるところ。

JK:それ、気分いいですよね~(^O^)/

出水:ジュンコ先生、意外と武闘派ですね(笑)

出水:武尊さんはK-1 GR史上初の三階級制覇を成し遂げましたが、ご自身ではどの階級がベストなんですか?

武尊:僕はフェザー級がベスト階級なんですけど、今年の3月に1つ上の階級が開催されて、自分への挑戦ということで出場しました。

JK:挑戦っていうのは、階級をめざすもの?

武尊:その前は57.5kgのチャンピオンだったんですけど、チャンピオンになるとその上がないので、防衛し続けるしかない。守る試合しかできなくて、僕の性格的に守る試合がすごくつまらないというか、あんまり楽しくなくて。上に挑戦して、すごいって言われることをしたいなと。

JK:そういうアドバイスは誰から? 魔娑斗さんのアドバイスもあったの?

武尊:いや、自分でそうやりたいなって。もちろん魔娑斗さんからも影響受けてるし、アドバイスもいただいてるますけど。ボクシングは階級の幅が細かくて、複数の階級制覇をした人はたくさんいるんですけど、K1は2.5kgと階級の幅が大きいので、三階級制覇した人が誰もいなくて。

出水:2.5kgの差っていうのは、それだけ大きいんですね?

武尊:そうですね、体重が1kg違うだけで、攻撃力が何十キロも変わってくると言う世界です。この階級も57.5kgですが、その500gだけでも違うぐらいなので。

JK:身長とのバランスってあるじゃない? これから上を目指すっていったって、60kg以上を目指すってこと?

武尊:でも、いまのところは60以上は身体的にも厳しいところがあるので。まだこの階級でベストの身体になっていないので、今はこの階級で強い身体を作って勝ち続けていきたいです。

出水:減量の時はどういうお食事をしてるんですか?

武尊:ごはんは全部玄米に変えて、炊飯器で発酵させて毎日食べてます。主食はそれで、あとは鶏の胸肉を低温調理して柔らかくした鶏ハム。最後のほうは塩分も摂らない。減量中は食べる量が少なくなるので、ちょっとでも美味しいものを食べたいので自分で作るようになりました。

JK:料理人になれるわね(笑)ダイエットの料理人。最終的には、将来K-1料理人になったりして(笑)

出水:食事をガマンするメンタルと、試合で恐怖心に打ち勝つメンタル。心も大事ですね。

JK:あの時、試合前2時間前から見てたでしょ。最初の階級の人たちは活きがあるっていうのかな、すごい勢いよく話すんですよ。でも武尊さんは違うのよね。意気込みは当然あるのに、平然として、謙虚で、K-1のことを心から愛してるっていうのが伝わってくる。他の人は個人的で「やったるぜ!」みたいな感じなんだけど、トップを行く人は考え方が広いなと思った。だから、すっごく将来性があると思った。K-1のことを本当に考えてますよね。

武尊:ありがとうございます。僕はやっぱり子供のころからK-1見て育って、K-1という夢があったから頑張ってこれたというのがあるので・・・恩返し、じゃないですけど。アンディ・フグに憧れて、空手の道場に入って。小学校二年生ぐらいの時ですね。

JK:二年生でビジョンがしっかり! でもテレビの力って大きいわね。

武尊:そうですね。今のK-1もゴールデンタイムでやって放映してもらえるような試合にしたいです。

出水:三階級制覇して、周りの反響が変わったなと感じるところはありますか?

武尊:そうですね、やっぱり見てくれる人が増えてきて、応援してくれる人も増えて来たんですけど、僕が目指しているのは武尊っていう名前を言ったら、小さい子供からおじいちゃんまで、僕の顔を連想してくれるっていう選手になりたい。だからまだまだだな、という感じです。

JK:でも、子供から好かれる顔してるわよ(笑)

=OA楽曲=
M1. 終わりなき旅 / Mr. Children