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「女性が理科系に向かない」のは本当か?

荒川強啓 デイ・キャッチ!

TBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(月~金15:30-17:46)。
「気になるニュースが話せるニュースになる!」をコンセプトに、様々なニュースをお届けしています。

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評論家・山田五郎さんのコラムコーナー。10月25日(木)のテーマは

女性が理科系に向かないのは本当か?

▼皆さんの中にも、よく「女性は理科系の科目に向かない」というステレオタイプな意見を耳にしたことがある方がいるかもしれません。しかし先日、科学雑誌『ネイチャー』に、オーストラリアのニューサウスウェールズ大学が「女性は理科系に向かない」というのが本当かを検証した論文が掲載されました。

▼こういった言説の根拠としては、しばしば「変異仮説」が取り上げられてきました。これは簡単に言うと、女性に比べ、男性の方が知的能力のバラツキが大きく、突出するのは男性だというもので、古くは1800年代から男性の優位性を説明するために用いられてきたのです。そのため「天才」とは男性の領域だと考えられがちだったのですが、『ネイチャー』に掲載された論文は、この仮説に疑問を投げかけました。

▼データとして使ったのは、1931年から2013年までに北米の268の異なる高校およびクラスに通った160万人の生徒の成績です。調査の結果、上位10%の成績者の中では、理数系は男女大差なく、文系に関しては、女性の方が優秀者が多かったという答えが出ました。結果として、女性の方が文系に秀でていて、更に理系も良い。つまり「女性は理科系に向かない」というのは間違っていたということなのですが…