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70年代のビデオ戦争「ベータ 対 VHS」若い世代は「巻き戻しって何?」

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今から49年前1969年の今日、10月29日。「ソニー」が家庭用ビデオテープレコーダーの規格を発表しました。このことを記念して、今日は「ホームビデオの日」と言われています。

・・・とはいえ、テレビ放送の録画などに使う「ホームビデオ」も今は昔。若い世代にとっては「え、『巻き戻し』って何?」という感じだそうです。「クリックして飛ばせばいいじゃん」ということなんでしょうか。

さて、こちらのソニーが発表した「ソニーカラービデオプレーヤー」のビデオ規格は「Uマチック」と呼ばれ、1971年に発売されましたが、家庭には普及せず、放送局で〝フィルムに代わるもの〟として使用された程度でした。そして、これがのちに「ビデオ戦争」と呼ばれた「ベータ 対 VHS」の規格争いを生むひとつの要因となりました。

ベータ対VHSの争いは、1976年に勃発します。ソニーが「ベータ方式」のビデオカセットとビデオデッキを発売したのが1975年の5月。「Uマチック」を原型として開発されたものより小型。カセットの大きさは、ほぼ文庫本と同じサイズでした。そして、遅れること1年あまり。1976年10月には当時の「日本ビクター」が「VHS方式」のカセットビデオとビデオデッキを開発し発売。実用性と量産化を意識し、カセットはベータより大きくなったものの録画時間を120分として発売されました。どちらも日本で作られ、世界的な規格になったのはすごいことですね!

当時の一般的評価は「画質・音質」はベータ。値段の安さで「VHS」。実際、放送局が「ベータ方式のアナログテープ」を使用していたことから小型で性能面に秀でていたことの裏付けにもなりますね。およそ10年に渡って、覇権争いをしていたホームビデオ規格は、時代が昭和から平成に変わる頃までに決着がつきました。皆さんご存知のように「VHS」の勝利となります。その理由は「大手の松下電器がVHSに参入したこと」「録画可能時間が長かった」「構造がシンプルで量産に向いていた」と言われています。ビデオテープといったら、お弁当箱サイズのあのVHSのイメージがありますよね。どちらもビジネスですから、当然競争もしますが、やっぱり、早めに協力して、おんなじ規格というのがうれしいかな。

 

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