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日本とアメリカの海底を結ぶ「海底ケーブル」

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今から170年近く前、1851年の11月。イギリスとフランスを隔てる「英仏海峡」英語でいう「ドーバー海峡」に海底ケーブルが敷設され、世界で初めてとなる「海底ケーブルによる電信」に成功しました。電信とは、シンプルに言うと、電気信号のやりとりで、送る側、受け取る側で取り決めた「符号・合図」を元に文章にします。代表的な「モールス信号」のように「ツー」と「トン」の組み合わせで、 送られます。ただ、これらが、日本ではまだ江戸時代である19世紀に行われていた、というのは、ちょっと驚きですよね。

時代は21世紀になりましたが、現在は進化した「海底ケーブル」が世界中の海に張り巡らされています。特にインターネットの普及にともない、情報量は増えていますので、現在は、光ファイバーが使用されているそうです。一例を挙げますと日本とアメリカ西海岸までの、海底ケーブルの長さは、およそ
1万キロメートル。海の深さはもっとも深いところで8千メートルもあるそうで、海底なので見たことはありませんが、日本とアメリカが線でつながっているというのは想像すらできませんね。

さらに、深い海の中でも壊れないような工夫もされています。深海では800気圧もかかるため、その重さに耐えられるケーブルでないと、いけません。また、サメなどの生物にかじられても、切れないようにしなくてはなりません。さまざまな技術が詰まっているんですね。

これらの海底ケーブルを設置しているのは専用の「ケーブル敷設船」。光ファイバーといえ、これだけの長さになると、信号が弱まるので途中途中に複数の増幅機器や中継機器も必要で、その作業は膨大になります。太平洋に張り巡らされたケーブルは、確認できるだけで10数本。世界では、およそ250本と言われています。ケーブルの寿命は25年だそうですが、切断や損傷なども多いため、日々の点検や補修も欠かせません。

通信大手のKDDIは、ケーブルを敷くための船を、2隻保有。自社のケーブルだけでなく、取り決めにより北太平洋の西側「ヨコハマゾーン」と呼ばれるエリア全体で、海底ケーブルを敷いたり、修理をしたり、保守点検を行っているそうです。現在の国際通信のほとんどを担っている「海底ケーブル」。
敷設と保守点検はまさに「プロの仕事」です。

 

9月の「北海道 胆振東部地震」ではケーブル敷設船「KDDIオーシャンリンク」が北海道に向かい、船舶型基地局として活躍したそうです。おかげで、携帯電話がつながりにくいという問題は、解消されたそうです。こういう機能もあるんですね!みんなで助け合いましょう。

 

 

 

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TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
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