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仮面の男の正体は・・・

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

1709年の11月19日、フランス・パリのバスティーユ牢獄で、ひとりの男が死亡しました。
男は、34年という長い年月ねんげつ、牢獄に幽閉されていましたが、そのあいだずっと、ベルベットのマスクで顔を隠し続けていました。顔だけはありません。名前も、年齢も、隠し通し、どんな人生を送ってきたかも、けっして語ることはありませんでした。牢獄のなかでひっそりと生涯を閉じた謎の男・・・。彼が亡くなると、まるで彼が存在したことさえ消そうとするかのように、遺品はすべて、破棄されてしまったといいます。

いったいあの男は誰だったのか・・・

その後、何百年にもわたり、「謎」だけが生き続けました。なんともミステリアスな話ですよね。まるで小説か映画みたい・・・と思ったら小説にも映画にもなっていました。
19世紀の作家デュマは、謎の男を小説に登場させています。
小説のなかでは、ベルベットではなく鉄仮面を被っているという設定で、フランス国王・ルイ14世の出生にまつわる秘密が描かれています。そして、1998年には、この小説をベースにした映画も公開されています。主演は、レオ様こと、レオナルド・ディカプリオでした。

さて、仮面の謎に心惹かれたのは、作家だけではありません。世界中の研究者が謎の解明に取り組んできました。

「男の正体は、フランス国王・ルイ十四世の双子の兄だ!」
「いやいや、軍法違反を犯して逮捕された、元将軍だ」
「ちがうちがう、イングランド王の息子だろう」

・・・と、いろんな説が飛び交いました。

いまのところ有力とされているのは、最近になって発表された「マザラン枢機卿の会計係だったのではないか」という説。マザラン枢機卿は、ルイ十四世の宰相をつとめた人で、莫大な資産を蓄えていたのですが、この資産にまつわる秘密が、外に漏れるのを恐れ、会計係を幽閉したというのです。

この説が発表されて、「ついに真相が解明された!」と喜ぶ声があがる一方、「真相はまだ知りたくないなぁ」という声もあったようです。
たしかに、「仮面をとったらレオ様だった!」というロマンは残しておきたいような気もします。

番組では皆さんからのおたよりも、募集しています。
おハガキは、〒107-8066 TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」まで。メールは、番組のホームページから、お送りください。お便りを採用させていただいた方には、クオカード三千円分と、CMでお馴染みの曲、「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。