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進化する「とん汁」最前線 ~自販機で、肉みそで、そして専門店で…~

森本毅郎 スタンバイ!

寒くなって温かい汁物があう季節になってきましたが、その中でも「とん汁」が進化しているようなので、11月21日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。


まずは先月末に「業界初の試み!」と話題になったあるとん汁がありました。いったいどんなとん汁なのか、伊藤園の潮木渉さんのお話です。

★業界初!自動販売機のとん汁缶

「伊藤園」 潮木渉さん
伊藤園では、ホット飲料の最需要期に向けて、広口缶としては初めてのとん汁を先月から、自動販売機を中心に発売しています。じゃがいも、ごぼう、こんにゃくといった3種類の具材をたっぷり入れています。また、コクのあるポークオイルを使用していますので、大変満足いただけるような商品になってます。家に帰ってからなかなか料理する時間が割けないといった方に対しての需要だったり、単身世帯、二人世帯っていうことが増加してきたので家庭内で調理する人が減ってきた、そんななかでこの商品ひと缶あれば小腹満たしだったり、料理の一品として、代替のきく商品になるのではないかなと思い発売いたしました。最近やっと寒くなってきたので、これからがこういったホットのフード系飲料のやっと見せ場というか、良い時期に来たなという風に感じております。

自動販売機に温かい飲み物が並ぶ季節になってコーンスープやおしるこがある自販機はみかけますが、とん汁ってなかなかみたことないですよね。

このとん汁は、主に自動販売機で130円で販売してて、缶の手軽さからあらゆるシーンで飲めるのがウリのとん汁だそう。

潮木さんは、この商品の開発をした人で、春にとん汁をやろうと企画し、この夏もアツいなか、毎日アツアツのとん汁を飲んで、汗だくになりながらこの缶のとん汁を完成させたそうです。

これは缶で飲むとん汁ですが、とん汁はもっと進化しているようなんです。最近は「ごはんにのせて食べるとん汁」なるものまで出てきているそうです。どういうものなのか。商品を開発した美噌元(みそげん)の長船邦彦さんに聞きました。

★ごはんにのせるとん汁!

美噌元(みそげん)長船邦彦さん
みそ汁専門店の美噌元では、昨年ごはんにのせるとん汁を発売しました。こちらは、とん汁っていうネーミングから汁物をイメージするかと思うんですけどあくまで肉みそです。とん汁の製法をいかした肉味噌なので、ほかの肉みそと比べてかつおだしを利かしていたり、野菜の甘みがあふれてる肉みそですね。元々私が、ごはんにのせるおともを研究してまして、ごはんにのせるハンバーグだったり、からあげだったり、ごはんにのせるおかずシリーズが流行っていたので、うちでもなにかできないか考えていたときに当社キッテ店で提供してるとん汁がございまして、そちらのレシピをいかした肉みそを考えました。おかげさまで昨年は発売から好評で3カ月で1万本販売されました。いまもロングセラーですね。

「ごはんにのせるとん汁」は税込648円、東京駅前のKITTE(キッテ)にお店があって、オンラインショップでも販売されているんですが、これが去年は3か月で1万本以上売れたそう。

開発者の長船さんはいまも週2回は自身もごはんにのせて食べるとん汁で白ご飯を召し上がるそうで、オススメの食べ方はとん汁プラス、ごはんにのせるとん汁で白いごはんを食べるダブルどん汁だそう。

★とん汁しかない専門店

こうしたとん汁商品の一方で、都内にはとん汁だけとん汁一本で勝負する専門店まで出ているんです。とん汁専門店「ごちとん」の代表、佐藤卓さんです。

「ごちとん」の代表、佐藤卓さん
当店は野菜を食べるごちそうとん汁、ごちとんという愛称で呼ばれているんですが、創作とん汁の専門店というちょっとかわったカテゴリーのお店です。ちょうど1年半前に代々木から1分の場所にオープンしました。元々我々、野菜を食べるカレーcampというカレーショップを運営しているんですが、そこで非常に人気だったのがとん汁カレーというスープカレーの和風版なんですけど、そちらが非常に人気の冬のメニューでして、そこからヒントを得まして、もしかしたらとん汁で一本立ちしたお店ができるんじゃないかと作ったお店です。とん汁っていままでは日陰者の存在というか、そんな感じだったんですけど、ほんともったいない。そういう大手さんの試みとか僕らみたいな飲食店とかが、家の中から引っ張り出して表に出せたら面白いんじゃないかなっていう風に思っております。


佐藤さんによれば、最近はとん汁って定食店でわき役になっているんですが、こどものころは、とん汁ってごちそうだったので、そこを引っ張り出してみたかったんですというお話でした。

ここのとん汁は、ニンジンや大根など大きくカットされた野菜とお豆腐、そしてスペアリブのお肉が入ったとん汁が840円から提供されている代々木駅からすぐのお店。きのうも昼過ぎに伺ったらお店の外に行列ができているほどの人気でした。

一方、代々木駅前というのは、とん汁も出す牛丼チェーンをはじめ人気のラーメン店など様々な飲食店があるので、お客さんはわざわざなぜとん汁なのか、ちょっと気になったので、最後にきのうとん汁専門店でとん汁を食べ終えた人になぜとん汁なのか、その魅力を伺いました。

★とん汁専門店に通う理由は・・

●「寒かったからちょっと栄養をつけようかと思って。ラーメンだと具が少ないじゃない、麺とたまごかなにかちょっとお肉、こっちだといろんな野菜とか、お肉も入っているし、おみそで体も温まるし、なんか満足感があります。日本人でよかったなっていう感じですね。
●「ここにきたら食べるって決めてる。おいしいし。(とん汁の魅力って?)野菜が食べれる。月1くらい食べる。セットで定食でとん汁にできますって言ったらとん汁頼むくらい。
●「なんか思い立った時に月1くらい食べてると思います。家でも食べてます作るの簡単だから。わたし熊本なんですけど、地震のときもとん汁はめっちゃ出てました。みんな好きなんでしょうねとん汁。とん汁かカレーかやっぱ簡単だから材料もかわんないし。

やはりとん汁を選ぶ人は栄養を考えている人が多く男性は野菜がとれるからという人が多かったです。
竹内紫麻