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同じテンポで2種類のメロディが何度も繰り返される・・・「ボレロ」

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

同じテンポで二種類のメロディが何度も繰り返される【ボレロ】
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルは、舞踏家イダ・ルビンシュタインの依頼を受けて、この曲を作曲しました。
ラヴェルはこの曲の構想中、友人に指1本でピアノを弾いて聴かせ、「これをまったく展開させず、何度も繰り返してオーケストレーションを少しずつ大きくしていこうと思っている」と話したそうです。その構想通りに完成した【ボレロ】は、1928年11月22日、パリオペラ座で行われたルビンシュタインのバレエ団の公演で演奏されました。

バレエのストーリーはとてもシンプルなものでした。舞台はスペインの小さな酒場。ひとりの女性が踊りはじめ、彼女の踊りに引き込まれるように、まわりの人々もその踊りはじめ、最後には、全員が踊りに熱狂する、というものです。ラヴェル本人は、この曲が、ヒットするとは思っていなかったようですが、ルビンシュタインが持っていた1年間の独占権が切れると、各地のオーケストラが演奏するようになり、大ヒット。
この爆発的な成功に、ラヴェル自身も驚いていたといいます。
     

ボレロの曲は、クラシックのコンサートはもちろん、映画やドラマにもよく使われるので、耳にする機会も多いと思います。でも、いまお話したように、もともとはバレエのために作られた曲。ダンサーの美しい踊りとこの曲のコラボレーションも、ぜひ見ておきたいものです。

1981年に公開された、映画『愛と哀しみのボレロ』。
アルゼンチンのダンサー、ジョルジュ・ドンが、クライマックスシーンで、このボレロを踊ります。
エッフェル塔前の広場で行われる、夜の野外公演。
ダンサーは、赤い円卓の上で、およそ10分にも及ぶボレロを踊り続けます。華やかな衣装も、豪華な舞台もなく、ただアスリートのような肉体ひとつで、愛と悲しみを表現。これはもう圧巻です。ラヴェルの音楽とバレエを堪能したい方には、おすすめの一本です。

番組では皆さんからのおたよりも、募集しています。
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TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
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