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0系新幹線 “さよなら” から10年

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今からちょうど10年前の今日、2008年11月30日。「0系」と呼ばれる新幹線の運用が終了しました。1964年の東海道新幹線の開業時に合わせ開発された、世界初の高速鉄道の車両が「0系新幹線車両」です。実際にお客さんを乗せる「営業運転」で世界初の時速200キロ超え。青と白のカラー。丸みを帯びた流線形のデザイン。1986年までの23年間、改良を重ねながら製造され、新幹線のイメージを作り上げたと言われています。

「0系」と呼ばれ始めたのは、東北・上越新幹線が開業した1982年に登場した「200系」。こちらは、ほぼ同じ外観の丸っこい形で色は緑と白で0系の弟といった感じ。そして、1985年に東海道新幹線に導入された「100系」。こちらはやや直線的なデザインで、ライトも丸型ではなく細くてシャープ。イケメンな従兄弟という感じでしょうか。これらの車両がデザインされた頃から、〝最初の新幹線〟ということで相対的に「0系」と呼ばれるようになったと言われています。

開発時点でのコンセプトは「未経験の新技術は使わず日本の鉄道が蓄積した技術を組み合わせる」「将来に改良の余地を残す」だったそうです。・・・これは単純なようでなかなかできることではありません。東京オリンピックに間に合わせるという時間的制約もあったそうですが、いわば〝いま自分のできることを頑張る〟という方針は、どこか朴訥さを感じさせる「0系」らしい背伸びをしないコンセプトで、まさにプロの仕事でもありました。

「新幹線とは車両を含めた運用のシステム」ではありますが、長い年月で完成された「0系」が礎となったことで、現在も続く「営業運転中の車内の乗客が亡くなる列車事故は、ゼロ」という偉業を達成しているんだと思います。

のちにイベントとしての「さよなら運転」でも走行しましたが、定期運転による最終列車は、2008年11月30日。岡山発・博多行き「こだま659号」。この日を最後に「0系新幹線」44年の歴史は幕を下ろしました。現在は、大宮の「鉄道博物館」、京都の「鉄道歴史公園」のほか、イギリスの「国立鉄道博物館」などにも展示されているそうです。

 

 

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ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
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