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放送中

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1月13日(日)江戸時代から続く餅つきパフォーマンス「南大塚の餅つき踊り」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの柳沢 怜です。

柳沢 怜

TBSラジオキャスター。車、音楽、お酒、野球観戦が大好き!動物にくわしい。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

明日は成人の日ですが、今日は、毎年成人式の前日の日曜日に行われる おめでたい行事南大塚の餅つき踊りをご紹介しました。

▲雰囲気あるお寺、西福寺


南大塚は関越自動車道・川越IC近くの地域。餅つき踊りが行われたのは、国道沿い・インターチェンジ近くとは思えないような静かなお寺・西福寺です。

▲躍動感!!


餅つき踊りとは、祝い歌に合わせて最大6人の搗き手が、入れ替わりながらリズミカルに踊ったり曲芸をしながら餅をつくというもの。

▲曲芸があるので杵は通常より短め


380年もの歴史があり、埼玉県指定の無形民俗文化財にもなっています。

くるっと回転したり、股くぐりといって足の間から杵を出したり、杵わたしといって杵を投げて次の搗き手に渡したり、杵の横や後ろの部分で臼を叩いてコンコンと鳴らしたりします。

▲つきたて


歌は4種類。ならしねりつぶしともち米を仕込む段階から作業に合わせた歌があり、パフォーマンスとして魅せます。

▲下準備中の歌に合わせて


お餅を搗くときの歌は「3テコの歌」。3テコというのは3人の搗き手で搗くことで、6人で搗く6テコという見せ場もあります。

▲息ぴったりの3テコの仕上がり直前部分


餅つきは4回行うのが決まりで、最後の1回は、隣の菅原神社にお餅を奉納するため、道中を移動しながら餅つきを行います。

この参道を臼が進みます。


詳しいお話を餅つき踊り保存会の小堤正栄会長に伺いました。

▲西福寺を出発


このユニークなお餅つきは、もともと江戸の安政時代に帯解き(七五三)のお祝いとして始まった行事で、裕福な家の庭で餅をついて回り、最後には鎮守の菅原神社にお参りをしたそうです。

▲搗きながら移動しています


だんだんと個人の家の庭に呼ばれることもなくなり西福寺がスタート地点になったそうですが、お寺と神社を結ぶ珍しいコースには、そんな理由があったんですね。

▲餅とともに進む人の列


菅原神社は、お隣とは言え総距離は170mほどあります。しかもお寺の敷地を出たら片側二車線の国道16号沿いを通ることに。臼は100㎏以上もある大きなものなので、ラクに移動するためにも台車などに載せるのかと思いきや、「のせません」と小堤さんキッパリ。

▲鳥居をくぐって神社の敷地内に


ではどうするのかというと、長い紅白の引き綱を地元の子供たちが引きずって動かすとのこと。そのため別名を引きずり餅ともいうそうです。 

▲下の敷物を外して、引っ張ります


おでかけリサーチの放送では、中学生男子5人と小学生女子2人、そして私という合計8人で試しに100㎏の臼を引っ張ってみることにしました。

▲保存会の皆さん、手を貸してくれた小中学生と


大人の私が一人で挑戦した時にはビクともしなかったので、ズリズリとゆっくり動く程度かと思っていましたが…予想外の凄い勢いのスタートダッシュで、臼が一気に7mほど進んでしまいました!!

▲奉納されるお神酒とお餅


それは準備してくださっていた搗き手の皆さんも追いつかない程のスピードでした。さすが元気いっぱい小中学生。

▲日本人でよかった。


つきたてのお餅は、お寺と神社にお供えした残りが、きな粉餅となり来場者にふるまわれました。つきたてのお餅は最高においしいですね。

▲会長と一緒にラジオキャスター柳沢&石井も挑戦


今日は大勢の見物客で大盛況でしたが保存会の悩みは後継者問題。カッコよくて見せ場たっぷり、この伝統の餅つき踊りを受け継いでくれる若者を大募集中ですよ。