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ドラクエ5を20周プレイしているJOY、宇多丸のRPG苦手問題に切り込む

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■JOY、宇多丸を問い詰める「RPGが苦手っていつ判断したんですか?」

「マイゲーム・マイライフ」、年明け一発目のゲストは、モデル・タレントのJOYさんです。1985年生まれのスーファミ世代。今回は、ドラクエ5をリメイク含めて15~20周はやっているJOYさんが、RPGが苦手な宇多丸さんに執拗に切り込む様子が見られました。ここまできっちりと宇多丸さんを問い詰めた回は今までになかったのもあり、必聴です!


JOY「RPG苦手な人って、本当にやらないですよね。なんで? なんでなんですか? いつ苦手って判断したんですか??」

宇多丸「ははははは。鋭いですね! 僕ね、昔プレステのソフトを買うと、体験版みたいなのがついてきて」

JOY「ああ、ありましたね!」

宇多丸「それで、ファイナルファンタジーのこれから出るやつの体験版がついてて、これが噂のファイナルファンタジーかってやって、そこで思い込んじゃいました。ああ、俺これ苦手、って」

JOY「でも、(難しくなくて)すごくシンプルじゃないですか? ドラクエもFFも」

宇多丸「なんか、勝手にやってやがる感が嫌だったんです。戦闘が始まるじゃないですか。そうすると、どんなザコでもこっちのパラメーターを減らしてくるじゃないですか。なんでこんな奴らにむざむざ!」

JOY「ああ、そうか。避ける権利がないというか」


宇多丸「勝手にビシビシやられて!」

JOY「ビジビシやってくるけど、こっちはいい装備揃えて、お前のビシビシ効いてないよってスタンスでやったらいいじゃないですか」

宇多丸「そこまでいけばね、楽しかったんだろうけど。体験版だから。序盤だから。なーんでこんなに知らない奴にビシビシって」

JOY「知らない奴に(笑)」

だからといって、宇多丸さんの不思議なところは、“避ける権利のある”格ゲーなどをよくやっているわけでもないんですよね。また、モンスターにビシビシやられるのが嫌だ、とプンスカしながらも、何の罪もないモンスターをこちらからいきなり襲うことに対しても意義を唱えます。モンスターに対して怒ってるのか保護したいのか、どっちなんだ……!

宇多丸「ドラクエ11でね、何の罪もないモンスターの親子みたいな、単に通り道にいて、こっちのレベル上げのために、幸せに暮らしてるモンスターたちをベシッて。なんちゅうゲームだって。俺、洋ゲーやるんですけど、あっちのほうがまだ倫理的なゲームだ、って思うんですよ。だって、洋ゲーでは警察呼ばれたりするもん」


JOY「でも、そういうのも結構自由に撃ちまくれるやつじゃないんですか?」

宇多丸「そうそう、そうなんですけど、僕はそういう犯罪系のゲームの中でも、ちゃんと信号を守る派なので」

JOY「本当ですか!(笑) 見たことないですよ、ああいうゲームで信号守ってる奴」

と、ひとしきりトークが盛り上がり、最近ではラジオのゲストから勧められたRPGのおかげで、RPGと和解の道を歩み始めているという宇多丸さんに対して、再びJOYさんが畳みかけます。

JOY「え、じゃあ、これからやっていくんですか? RPGは。どうなんですか?」

宇多丸「ははは。たまにゲストからこうやって俺、詰められるんですよ(笑)。でも、ドラクエはやりました! ドラクエ11は」

JOY「……やりましたけど、遡って色々なのをやりたいほどにはなってないってことですもんね?」

宇多丸「まあ……今、色々なゲームが出てますからねえ。これねえ。忙しいですからねえ。(モゴモゴ……)」

JOY「やらないな、これは(笑)」

……私、これまでの放送で数々の宇多丸さんの弁明なり、言い訳なりを聞いていて思ったのですが、宇多丸さんのこのRPG苦手問題というのは、ある種の「メジャーどころを今さら好きと言えない強がり」に近いのではないでしょうか。みんなが当たり前のように好きな『ワンピース』や『セーラームーン』を好きと言えない気持ち。ディズニーランドに興味がないと言っちゃうサブカル病。流行りのドラマを最初から見そびれて、なんとなく途中から見たくないと思ってしまうひねくれ心。波が来ている間に乗り遅れたものって、どうしてこうも億劫になるんでしょうね。でも宇多丸さん、メジャーなものって、得てして面白いからメジャーになったんですよ……! やりましょう、RPG。

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

JOY「ドラクエ5は最初船のシーンから始まるんですよ。で、主人公が船に乗ってる全員に話しかけないと街に着かないんです。俺、小学校のときにそれを知らなくて。8時間くらいずっと船に乗ってたんですよ。着かないんですよ」

宇多丸「ははは。いつ着くのかなあって」

JOY「で、友達に電話して、どうなってるの、このゲーム。街に着かないんだけど。船なの、数日? って。そしたら、『全員に話しかけたら着くよ』って言われて、秒速で解決したんですけどね」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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