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現実でできない非道なことをやり尽くしたい! 俳優・岡田義徳のゲーム観

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■ゲームの中では悪事の限りを尽くしたい

「マイゲーム・マイライフ」のゲストは、先週に引き続き俳優の岡田義徳さんでした。先週も今週も、終始岡田さんと宇多丸さんはゲームの好みが合うようで、共通して好きな様々なタイトルについて盛り上がっていました。
唯一、宇多丸さんと意見が大きく割れたのが、ゲーム内で悪事を働くか否か。宇多丸さんは過去の放送でも何度も語られているように絶対に悪事を働けない、ゲーム内でも信号を守ってしまうタイプです。岡田さんは真逆でした。

宇多丸「『グランド・セフト・オート』とか、自由度が高いゲームあるじゃないですか。悪いこといっぱいできるゲーム。そういうときに、悪いことする派かしない派か」


岡田「俺、できるところまで全部やりますね」

宇多丸「非道の限りを」

岡田「はい、非道の限りを尽くしていきます(笑)」

宇多丸「岡田さんが言うとまた凄みがある(笑)」


岡田「そこでブレーキかけても面白くないので」

宇多丸「『レッド・デッド・リデンプション』とか、色々な人を助けるようなゲームには、悪評とか評判レベルみたいなものがありますよね。お尋ね者になっていくのか、わりと人助けしていくのか、両方(のルートに)いけると思うんですけど、そこはやっぱりお尋ね者で」


岡田「そうですね。お尋ね者がちょっと人を助けるときのカッコよさってありますよね。それって理想の世界の話なので、(ゲームなら)そういうことができるかなぁって。現実の社会でできないことを、たくさんゲームの中でやっておけばいいかなって」


宇多丸「ここ僕、気が弱いんですよね。絶対いい人になっちゃうんです。信号守ってるんですよ。一回信号無視したら、パトカーに追っかけられて大変な目に遭ったから(笑)」

トーク全体を聞いていて、岡田さんは骨の髄まで俳優さんなのだと思いました。現実でできないことを「ゲーム内で演じる」ということに非常に重きをおいたプレイスタイルなのです。例えば、『グランド・セフト・オート』や『レッド・デッド・リデンプション』などで悪事の限りを尽くすにしても、「悪さをしたらどういう展開になるかが気になるから」「シナリオに対する好奇心」「トロフィーをコンプリートしたいから」などのモチベーションで色々試してみる人って多いと思います。でも、岡田さんはこう言ったのです。「お尋ね者がちょっと人を助けるときのカッコよさってありますよね」と。「たまに人助けをする悪い奴」を演じたい、ということです。このほかにも岡田さんは、ゲームのキャラクターメイクはいつも必ず「白髪の老人」を作るのだとか。現実の自分ではない、ちょっとした憧れを体感するのが、岡田さんにとってのゲームなのかもしれません。

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

(ゲームをするときの自分のキャラメイクについて)

岡田「必ず、老人にします」

宇多丸「え!? どういうことですか?」

岡田「白髪で、歳を取っていて、みたいなキャラクター作りを絶対しちゃう」

宇多丸「リアルな自分からは離れたキャラクターにするってことですよね? え、なんで? 面白い」

岡田「映画とか観てても、じいちゃんが出てきて強かったらカッコいいじゃないですか。師匠みたいな」

宇多丸「面白い。(今まで聞いた)ほかの誰とも違う。面白いですね」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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