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【作品紹介】「正坊とクロ」(2019年2月3日)「狐」(2月10日)

ラジオシアター~文学の扉

新美南吉は、1913年、愛知県生まれ。
代表作は、『ごんぎつね』で、時代を越えて、長く小学校の教科書に採用されています。
結核により、29歳で亡くなってしまいますが、彼の作品は、多くの子どもたちの心に生き続けています。
新美南吉は幼少期に、親の愛を知らずに育ちました。
だからこそ、彼が書き続けたのは、母と子の絆、そして、動物との触れ合いでした。愛するがゆえの、哀しさ。
15歳のときの日記に、こんなことを書いています。
「やはり、ストーリィには、悲哀がなくてはならない。悲哀は、愛にかわる。けれどその愛は、芸術に関係あるかどうか。よし関係はなくてもよい。俺は、悲哀、即(すなわ)ち愛を含めるストーリィをかこう」
彼にとって、二つのかなしいという字を合わせた、「悲哀」は、生涯のテーマでした。

「正坊とクロ」

小さなサーカス団の正坊は、黒熊のクロと大の仲良し。
しかし、サーカス団の馬が一頭亡くなり、いよいよサーカス団を解散しなくてはならなくなってしまう。
動物園に売られてしまったクロは元気をなくし・・・。

「狐」

夜のお祭り見物に出かけた子どもたち。
その中にひときわやせっぽちな文六がいました。
彼はお母さんの下駄をはいてきたのですが、どうにもうまく歩けず、新しく下駄を買います。
すると下駄屋のおばあさんに「晩に下駄を買うと狐がつくよ」と言われてしまいます。
「もし、ボクが狐になったら・・・お母さんはボクを嫌いになるかな」そう思うと文六は怖くなるのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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