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ペットの遺骨や甲子園の土で作る 思い出の砂時計

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

 

 

調理時間を計る時や、サウナに入った時、見る事が多い砂時計。「旧型のタイマー」というイメージがあるかもしれませんが、実は奥が深いという事が分かりました。そこで、今朝は、砂時計を作っている職人さんに光を当ててみたいと思います。

今回お話を伺ったのは、世界に1つだけの、オーダーメイドの砂時計を作っている、東京・葛飾区の「金子硝子工芸」さん。現在、2代目のご主人と、3代目の若い職人さんが砂時計を作っています。金子硝子工芸さんが砂時計を作り始めたのは、戦後まもない頃。初代の創業者が、貿易会社の依頼で、輸出用の3分の砂時計を作りました。ゆで卵用に作った砂時計「エッグタイマー」は好評で、下請けを動員して、月3万個を輸出した時もあったそうです。現在はすべてが国内用で、料理や部屋の飾りとして人気を誇っています。砂鉄だけでなく、乾燥剤を着色した「カラーの砂」や音の出る砂時計、くびれがたくさんある「フレンチサンドグラス」など、奇抜さと変化で開発を続けています。

金子硝子工芸さんの、砂時計のこだわりは、時間の正確さを追求する事。そのため、砂の中でも、正確に出る砂鉄の砂時計を主力に作っています。実は、砂時計を正確に作るのは、繊細で難しい作業なんです。もし、砂が落ちる穴がねじれたり、穴に傷がついてしまうと、時間の誤差が大きくなったり、砂が止まったり・・・ということが起こってしまうそうです。

中身は、砂鉄を使うのが基本ですが、オーダーメイドの砂時計では、様々な依頼があるそうです。例えば、「甲子園の砂」。野球部の卒業生の記念に、甲子園の砂で砂時計を作って欲しいという依頼があったそうです。甲子園の砂は基本的には土なので、その中に混じっている砂を集めるのがポイント。ただ、砂にも色々あるそうで、甲子園の砂には、水はけを良くするために、鳥取砂丘の砂や、桜島の火山灰がブレンドされています。そこで、その砂をふるいにかけて取り出してから、砂時計を作った事もあるということでした。また、基本的に、粒子であれば砂時計ができる為、愛するペットのお骨を、カラーの砂と一緒に砂時計にしてほしいという依頼もあったそうです。

思い出の砂を集めて作る、世界に1つだけの砂時計。素敵ですね。

 

番組では皆さんからのおたよりをお待ちしております。
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TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。