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ランチもデートも判断丸投げ!「丸投げアプリ」人気のわけ

森本毅郎 スタンバイ!

最近、ちょっと変わったスマホのアプリが登場しいます。ランチやデートプランに使えるそうなんですが・・・キーワードは「丸投げ」!どういうことなのか?TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」2月7日(木)の「現場にアタック」で竹内紫麻が取材報告しました。

 

 

まずは、1つ目のアプリ開発者=稲沼竣さんのお話です

★丸投げアプリその①「シャカシャカ飲食店」

アプリ開発者=稲沼竣さん
アプリ名が「SHACA SHACA(シャカシャカ)」っていう、アプリ名です。「ランダム」がコンセプトで、飲食店を迷われる方に対して、すぐ決まるアプリです。スマホを振ると、現在地から近くのお店、飲食店がランダムで出てくる。Wi-Fiの状況とかにもよるんですが、だいたい2秒で決まります。何も考えずに振れば、行くべき店が出てくるので、もうアプリに丸投げしちゃう感じですね。

一つ目は「飲食店探しを丸投げするアプリ」です。仕組みはとにかくシンプル!このアプリを立ち上げて、スマホを振ると、最短2秒で、近くにある飲食店の「名前」と「営業時間」が「1軒」だけ表示されます。それ以外、「メニュー」はもちろん、グルメサイトによくある、「写真」や「メッセージ」「評判・レビュー」などは何も出ないんです。そして、お店を決定すると、行先の「地図」が出るので、あとは行くだけ!

アプリは無料、事前登録は何も必要なしでダウンロードしたらすぐ使えて、かしこいのは、GPS機能があるので、すぐ近くのお店が出るんですね。さらに、昼にシャカシャカ振ればランチ営業店、夜振れば夜営業が出ます。

さらに…登録されている飲食店数は、全国50万店以上なので、かなり豊富です。リリースしてから1年たちませんが、利用者は1万7000人以上と人気!ちなみに、私もきのう、取材の途中でお昼を食べたんですが、シャカシャカすると、稲沼さんの職場の近くにあった魚料理屋が出たので恐る恐る入店しましたが・・・魚料理屋は、普段はなかなか自分ではいかない場所なので、新鮮な体験でした。

★丸投げアプリその②「AIデート」

1つ目は「飲食店の丸投げ」でしたが、次はこんな「丸投げアプリ」ディープス・テクノロジーズ株式会社の芝野緑さんのお話です。

ディープス・テクノロジーズ株式会社 芝野 緑さん
アプリは「Deaps」という名前です。まずアプリを立ち上げて、「あなたにオススメ」というのを押していただくと、興味関心を自動分析します。これは、スマホに保存された画像をAIが分析して、例えば、夕日が好きな人は、夕日の写真をたくさん撮ったりとか、お寿司が好きだったりとかって、撮ったりすると思うんですが、そういう情報を、AIが分析するんです。こういったところから組み合わせて、例えば、スカイツリーから見える夕日のスポットをデートプランとして組み込んで、そのあとにパフェを食べにとか、そういう風に、1日のプランを組み込むことができます。やっぱり、一つ計画を作るのって大変だと思うので、てっとり早いデートの方法としては、「AI丸投げデート」ができます。

すでに15万人以上の利用者数で、人気の理由は、世界初のAIを使った「丸投げデートアプリ」という点です。「自動分析ボタン」を押すと、AIが、利用者のスマホ内の画像を分析しこれまで撮影したスマホの写真の傾向を分析して、「その人らしさ」を学習します。その結果、「あなたにオススメのデートスポット」を提案してくれるんです。

夕日とか夜景の写真をいっぱい撮影している人なら、きれいな夜景スポット、夕日が見えるカフェなどが表示されます。

ただ、このAI画像分析は「アイフォン8」以上のスマホしかできず、8より前の方は、キーワードを3項目以上入力すると、位置情報から近くにあるデートスポットを提案してくれます。

★丸投げアプリ人気の理由は・・

2つの丸投げアプリがなぜ人気なのか、渋谷で若い人たちに聞いてみると、ある共通する事情が見えてきました。

●「ネットで多くの情報が飛び交ってるんで、どの情報を信じたらいいかわからない、そういうところが困りますね。
●「情報が多すぎて、色んな所行きたくても選ぶのに時間がかかって困る。ツイッター、インスタとか、写真とかレビューとか、めっちゃ出て困ります。
●「インスタグラムとかで渋谷カフェとか調べたらすごい色々出てくる。情報がありすぎる。みんな写真をあげすぎてて、「インスタ映え」だけだから、どこがおいしくて、何のメニューが人気なのか。全然何が何だかわかんない。

スマホで情報収集は便利になる一方で、情報が多すぎて困っている声が多い私も優柔不断なので、誰かに丸投げしたい・・・そんな役割を2つのアプリがしてくれるから、人気のようなんです。ただ、もう少し聞くと、今度は、そんな丸投げアプリに頼りたい理由の裏に、こんな「丸投げ事情」も見えてきました。

★「責任」も丸投げ?

●「専門の「飲み会」のときに行ったお店が、適当に予約したら、すげー高くて、あんまりおいしくなかった。だめだったときに、アプリのせいにしたいと思います。
●「今日、私がお店決めたんですけど、友達が決めてくれないから、私が、決めてるんですけど量が少なかった・・・おいしかったですけど、値段にしてはなかったな・・・みたいな。少ないねーって言えない子だと空気悪くなるんで、アプリあると便利です。言い訳になります。アプリに言われたからここに行ったって言えるんで・・・。

失敗もアプリに丸投げできる、ということだったんです。いまの2人は、丸投げアプリで失敗したのではなく自力で失敗した過去の経験だからこそ、いま丸投げアプリを「強い味方」にしているんですが・・・今回の取材で、若い人は、情報が多すぎて、丸投げしたいだけでなく、失敗も丸投げしたい事情が見えてきました。