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ルパン誕生に隠された物語【『王妃の首飾り』ゲスト:笠原秀幸さん】

ラジオシアター~文学の扉
毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】
今週は先週に引き続きゲストに笠原秀幸さんをお迎えして、モーリス・ルブランの『王妃の首飾り』をお届けしました。

中嶋さんも笠原さんも、難しい演じ分けに挑んだラジオドラマでした。
中嶋さんは語り役の他に、年齢感に大きな違いのない女性2役を担当。
単純なデフォルメでなく、微妙な性格の違いを演じ分け、人物の厚みを感じるお芝居が見事でした。
笠原さんは伯爵、ルパンの変装であるフロリアニ、刑事を演じました。
中嶋さんもお気に入りだった刑事。
なかなかの存在感を放っていて、聴くだけで風貌も浮かび上がってくるようでした。
実際私の収録台本に、刑事をイメージした姿の落書きが残っています。

リハーサルを終えると、役それぞれの人となりを細かく調整していきました。
伯爵夫人とルパンの変装フロリアニの対決は、静かに燃え上がっていくようで緊張感がありました。
互いの怒りが見え隠れして、時にグツグツと溢れ出そうになる。その駆け引きの塩梅が難しく、笠原さんは色々と試していました。

対決の最後は、互いに抑えてクールに言葉を交わします。
そのクールさに作者モーリス・ルブランらしさを見た気がしました。

今回の作品は、ルパン誕生を辿るもの。
笠原さんも仰っていましたが、ルーツを知ると面白さが増しますね。

対談ではなんと、笠原さんがハンバーグのアンバサダー、通称ハンバサダーを務めているというお話に!
聞いていると今すぐにでも食べに行きたくなる話し上手っぷり。
数多くの店舗に実際足を運んで、その店のハンバーグを食べるのがハンバサダーとしての大事な仕事のようです。

読書もお好きな笠原さん。
お話を聞いていると、面白そうなものは色々読んでみているという印象で、その実践するスタイルが魅力的だと思いました。
何事もいい出逢いをするには、視野を狭め過ぎず積極的に体験してみることが鍵となるのかもしれません。

素敵な作品との出逢いのキッカケは、ぜひこの番組で!

by 田上真里奈

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