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洋服も住宅もリフォームも!手軽にプロに依頼できます!

森本毅郎 スタンバイ!

以前このコーナーで、ネットを通して個人に仕事を仲介する「クラウドソーシング」について取り上げましたが、その動きが、さらに広がっているようです。一般の方が、普段なかなか頼めない「プロ」に、お仕事が頼めるようになってきているんです。2月14日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、レポーター田中ひとみが取材報告しました。

 

 

これまで敷居の高かった、”その道のプロ”に気軽にネットで頼めるのがポイントです。まずは、縫製職人の仲介サービス、「nutte(ヌッテ)」広報の佐藤杏里さんのお話。

★プロに洋服を縫ってもらう「ヌッテ」

「nutte」広報 佐藤杏里さん
「nutte」は、縫って欲しいものがある方と、縫うことができるプロの職人さんをつなげるマッチングサービス。1点からものを作ることができて、自分の好きな量だけ依頼してプロの方に作ってくれるというサービス。本当にみなさん自分が思うものを依頼してきていて、それに対応できる職人さんが応募するという感じなので、実際に上がってくる案件は自分だけの特別な一着、あとは昔着物だったもの、お母様とかおばあさまが使っていたもののリメイクですとか、サイズ感であったり、中々店で売っていなくて見つけることができないものをプロに作ってもらいたいというような案件がたくさんある。現在の会員数は4万人を超え、職人さんの数は2千人弱ですね。
森本毅郎スタンバイ!

「nutte」で実際に作られたワンピース

「nutte」は、ネット上で縫製のプロにオーダーメイドをお願いできるサービスです。まず依頼者は、どんなものを作って欲しいか、ウェブサイト上で希望を出します。そして作れる職人さんは手をあげて、材料や型紙の手配などの細かい部分をチャットで交渉していきます。金額で合意が取れれば成約となり、工費の20%が手数料として徴収されるという仕組みです。

物によりますが、普通のオーダーメイドより割安で、1点から頼めることが好評。街のお直し屋さんなどで断られるようなものでも、ここなら請け負ってくれるかもしれません。

また、縫製業界は安価な海外生産に切り替えていく中で、国内の職人は収入面で厳しい状況…。「nutte」で個人から受注することで、少しでも職人の助けになればという思いもあるそうです。

★プロに間取りを描いてもらえる「マドリー」

続いてのユニークな仲介サービスはこちら。スタジオアンビルト株式会社・取締役の山川紋さんのお話です。

スタジオアンビルト株式会社・取締役 山川紋さん
「Madree(マドリー)」は、スマホで暮らしについてのアンケートや土地の情報を入れるだけで、間取りを作るプロである建築家がオリジナルの間取りを作ってくれるサービスです。スマートフォンを使って自分の理想の暮らしや土地の情報を入れて頂き、そのあと10日ほどで、弊社に登録している建築家から間取りが届きます。平均5案〜10案程度の間取りが集まる。気に入った間取りがあればそれを選んでいただき、その後の作る会社も紹介可能です。従来は住宅会社に直接行って自身の要望を伝えて間取りを描いてもらうんですけど、5案〜8案程度集めようと思うと、それぞれ同じように要望を伝えて土地の情報を教えなければならなかった。その手間が短くなるようなサービスです。
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「Madree」で描かれた実際の間取り図

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1回の依頼(9800円)で、色んな職人さんから計5〜10案あがってきます

「Madree」は、住宅を新築で建てる人向けのサービスで、スマホで簡単な情報を入力するだけで全国の建築家から間取り図が届くというもの。注文住宅で家を建てる時、ハウスメーカーごとに長時間の打ち合わせが必要ですが、共働き世帯や小さな子供のいる世帯などにはなかなか難しくなります。また、ハウスメーカーの中には間取りの設計が得意でないところもあるそうなので、一度に5案〜10案上がってくる「Madree」なら、様々なアイデアを短時間に手に入れることが出来ます。初回の依頼は9800円。会員数は1000人以上で、登録している建築家は3000人だそうです。
ちなみにインスタグラムなどのSNSを見てみると間取りで悩んでいる人は意外にも多く、「#間取り」「#間取り迷子」などのハッシュタグで、いろいろな間取り画像が投稿されていました。

★リフォームなら「アイビークラフト」

住宅を作るためのサービスがある一方で、その後に役立つサービスも出てきています。株式会社アイビーリンクス・代表取締役の水野功さんのお話です。

株式会社アイビーリンクス・代表取締役 水野功さん
「アイビークラフト」は、職人さんやDIYの技術を持っている方と、一般家庭を直接マッチングするサイトです。職人さん(=クラフトマン)がお持ちの技術・サービスがウェブサイト上に掲載されていて、それを一般のユーザーがご覧になって、自宅のちょっとした工事を依頼できる。クラフトマンで一番多いのは、建設業の職人さんですね。あるいは今DIYがブームになっているので、DIYのアドバイザーを本業としている方やDIYが得意な方などに、登録頂いてサポートしていただいている。例えば、壁を塗装したい、フローリングを塗装したい、あるいは家具を修復したい、そんなようなご相談が多いですね。
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「この棚に扉をつけたい!」という要望に対して…

森本毅郎スタンバイ!

「アイビークラフト」から職人さんが派遣され、自前の工具で取り付けてくれます(扉は、依頼者が事前に用意していたもの)

森本毅郎スタンバイ!

キッチン棚完成!さすがはプロの腕前です

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株式会社アイビーリンクス・代表取締役の水野功さん

「アイビークラフト」は、職人(クラフトマン)と一般家庭をマッチングするサービスです。小工事やDIYのサポートに特化していて、大きな工務店などに頼むと高額になりがちな、家庭のちょっとした困りごとなどを解決してくれます。職人さんはもちろんその道のプロ。専用の道具を持っていたり、やり方を指導してくれたり、プロでないと調達できない資材などもお願いできるそうです(現場の空き時間や、雨で工事が止まってしまった時を有効活用している職人さんが多い)。

★実は、新しくて古い手法!

最後に、アイビーリンクスの水野さんは、マッチングサービスでこんな課題も解決できるのではと話してくれました。

株式会社アイビーリンクス・代表取締役 水野功さん
昔の地方の都市であれば、ご近所に大工さんや工事関係の建設業の方や、プロの大工さんじゃなくてもそういうのが得意な方っていらっしゃったと思うんです。そういう方に何か困ったことがあれば頼んでやってもらっていた。ところが東京のようなところになると、ツテもないし、頼む先も知らないし、受け手がいない。今、IT技術が進歩してるんで、ITを使うことによってもっと広くツテとか知り合いという世界を広げられる。そして、それを解決してくれる人がプラスアルファの収入を得られるというコミュニティが構築できれば、もっと良いサービスになるんじゃないかと思います。

職人さんの収入安定や空いてる時間の有効活用はもちろんですが、ITの力で、昔ながらのご近所付き合いのコミュニティ作りも目指しているということです。

田中ひとみ

田中ひとみが「現場にアタック」でリポートしました!