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「ととのう」人が続出。サウナで仕事が今のトレンド!?

森本毅郎 スタンバイ!

最近、巷ではサウナブームだそうですね。ひと昔前はサウナというと、おじさんが入っているイメージでしたが、最近では若者や女性にとても人気だ、といいます。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!2月20日(水)は、レポーターの近堂かおりが『「ととのう」人が続出。サウナで仕事が今のトレンド!?』をテーマに取材をしてきました。

★下北沢の高架下に野外サウナ!

そんなサウナ人気を示すように、とある意外な場所にサウナができて、話題になっています。京王電鉄株式会社・広報の大貫遥さんにお話を伺いました。

大貫遥さん
「井の頭線の下北沢を出たところの高架下にある「下北沢ケージ」というイベントスペースで、フィンランド式サウナを体験できるイベントをやってます。高架下は鳥かごのようなケージが設置されているんですが、この中に30名ほど入れるテント型のサウナと男女分かれた水風呂が設置されていて、サウナブームが今来ています。「ととのう」という言葉がサウナ用語であるんですが、その「ととのう」という感覚を体験してもらったりですとか、下北沢は若者の街なので、若者に多く来てもらえるんじゃないかということで、下北沢でサウナのイベントを行っています。」

野外にサウナがあるんです!しかも、井の頭線び下北沢駅近くの高架下に!

(内部はこんな感じです!)

こちらのイベントは今年で2回目、昨今のサウナブームもあって大盛況!

【ととのう】という言葉が出てきましたが、サウナ好きの人たちの間で、良く使われる共通言語です。

【サウナ→水風呂→休憩】のサイクルを何度か繰り返すことで、【全てがリセットされ、最高に気持ち良い状態】に入った時のことだそうで、【ととのったわ~!】という使い方をするんですって。

この【ととのう】に魅了される人が続出しているのです。

★サウナにコワーキングスペース!

そんなサウナブームの中、ちょっと変わった施設も出てきています。何が変わっているのか?スパ施設『スカイスパYOKOHAMA』の広報・大智由実子さんに聞きました。

大智由実子さん
「元々ご飲食いただけるレストランスペースの隣にコワーキングスペースというお仕事ができるスペースを作りまして、ご飲食しながらお仕事できますし、お仕事してそのあとにお風呂に入っていただくこともできます。今色々シェアオフィスですとかコワーキングスペース増えてきてると思うんですけど、温浴施設につくっていうのはおそらく初めてだと思うんですけど、仕事をしながらお風呂に入るというのでご利用頂いていたお客様からはご好評頂いてまして、曜日とか時間帯にもよるんですけど、全体のご利用客の中の2、3割はお仕事されてますね。」

お風呂やサウナを楽しみながら、【ととのった】状態で、仕事する人が最近どんどん増えているのだそう。実際に、お邪魔しましたが、電源やWi-Fi完備、集中できる個室のようなスペースや完璧にサウナを模したミーティングルームがあったり、非常にユニークな場所でした。

個室タイプのコワーキングスペース

そして、パソコンを開いている人の多いこと!正直びっくりしました!

★なんでサウナで仕事をするの?

そこで、実際に、仕事を持ってサウナに来ていたお客さん、瀬尾圭太さんに聞きました。『なんで、わざわざサウナで仕事をするんですか?』

瀬尾圭太さん
「もう週3から週4くらいできてますね。なのでもうライフワークみたいになってますね。自分のサウナの一つの入り方なんですけど、仕事の課題をサウナに持ち込むんですよ、サウナ室で考えるんです。水風呂に入って休憩をしているとサウナ室に持ち込んだ仕事の課題が解決しちゃったりするんですよ。深く考えて水風呂でポジティブになって休憩中にアイデアがバンって浮かぶみたいな。そうなるとそれをすぐ書き留めたり企画書に落とし込まないと抜けちゃうんですよね。なのでサウナ上がってすぐ仕事したいというケースが多いんです。(そんな上手くいきます)いきますよ!けっこう行きます!サウナって体があったまって血管開くんですけど、水圧かからないんで、もうグルングルン血が回ってですね、これでやっぱりいろんなことが活性化されるのかなと。なのでここに仕事を持ち込むことが癖になっちゃったのかなと思います。」

サウナ愛が止まらない瀬尾さん、サウナと仕事の相性は抜群だと力説していました。サウナ好きが高じて、なんと『サウナタイム』というサウナの口コミサイトまで立ち上げていました。(食べログのサウナ版)

※サウナタイム https://saunatime.jp/

★会社では、サウナ部が続々!!

サウナと仕事の相性が抜群というお話でしたが、最近の会社ではこんな集まりも作られています。コクヨ株式会社・取締役室の川田直樹さんのお話です。

川田直樹さん
「コクヨの一つのクラブとしてコクヨのサウナ部というものを作っています。活動としてはシンプルで、会社のサウナ部に所属しているメンバーと休みの日や仕事終わりにお風呂とかサウナに行って交流を深めるというというのがメインの活動です。このサウナ部活動で面白いのがコミュニケーションの質の問題なんですけど、例えば私が上司で部下の子達を連れて行った時に、会社だと部下が気を使って仮に言えなかったことも、一度サウナに入って、裸になって、汗をかいて、水風呂に入って、ととのうって言うんですが、リラックスすると「川田さん、実は私こう思うんですけど」という本音が出てきたりするので、そう言うところで、生のコミュニケーションが出来てオープンでフラットというところを非常に大切にしていますね。」

一個人を超えてついには会社にまでサウナ人気!サウナ部ですよ!!

しかも、今は色んな会社にサウナ部があるんです。サウナが新しいコミュニケーションの場として、間口が広く参加しやすい社交場になっています。実は川田さん、元々は先ほど出てきたスカイスパYOKOHAMAの利用客。そこのサウナの中で、コワーキングスペースを思いついて提案、設計まで担当したのです!

まさに、サウナで生まれたアイデアが仕事につながりました。コクヨといえば文房具、というイメージがありましたが、【文房具を入れる机、机を置く空間】と広がって、働く空間を提案する、ということもしているそうで、川田さんたちは、新しい働き方の形としてもサウナでの仕事を提案しています。

サウナを模したミーティングスペース。温度・湿度計も砂時計もあります!コクヨ・サウナ部長の川田さんと。

★サウナ部発の新しいビジネス!

最後にコクヨの川田さんが、サウナ部の今後についてこんな話をしてくださいました。

川田直樹さん
「私どものコクヨのサウナ部だけじゃなくて、世の中の会社にこんなにもサウナ部があるのかと驚きだったんですけど、サウナ部の部長やメンバー同士で語り合うとみんな協力的で前向きに喋ってくれるので、例えば一つこんなことをやってみたいと出すと、『じゃあ私その企画考えてみるよ』とか、『じゃあそれを原稿に落とす作業は私がやるよ』とか、全然最初の利害関係なしでイベントが成立するというのもあるので、ひょっとしたら今後のビジネスのオープンイノベーションの一つの形として、こういうコミュニティというか、お互い共通言語としてサウナって良いよね、サウナを通じて救われているという感覚を持ってる方同士が集まると、じゃあどんなことやってみようみたいな会話になるので、じゃあ一つテーマを入れた時にみんなで協力しあって新しいものが生まれる、それが実はサウナ部発なんだっていうのが生まれてくれるのが、私の直近の短期的な目標ですね。」

サウナ部がビジネスマッチングの場に発展しているんです。サウナ好き、という共通点がある状態で、話が始められるのも強み、というのは納得ですよね。実際に今進んでいる案件もあるということですから、仕事とサウナ、確かに相性はいいのかもしれません!

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。