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『ECC presents 伊集院光とらじおと英会話と』~レッスン㊼〜

伊集院光とらじおと

伊集院光とらじおと英会話と

伊集院光さんが古典落語の英訳を通じて英語を学んで行こうというコーナーです。

ECC英会話0917

伊集院光さんが古典落語の英訳を通じて、英語を学んで行こうというコーナーですが、今年から、古典落語「厩火事(英題:ステーブル・ファイヤー)」に英語でチャレンジしています。

 

【厩火事】

髪結いのおサキは、働きもせず酒ばかり飲んでいる亭主のタケとけんかが絶えない。
今日も今日とて、仲人の家に来て愚痴を言う。
「旦那、あたし、今日という今日は離縁します!」「また始まった」
いつものように止めるかと思いきや
「今まで我慢して止めてきたけど、タケはどうしようもないやつだ。
別れろ別れろ、別れちまえ」 と仲人。
「そんな言い方ひどいじゃないか、あの人だって良いところが、、、」
「おまえが別れたいっていったんじゃねえか」
「そうじゃないんだよ、、、あたしは、あの人の本心が知りたいんだよ、あたしのことが好きなのか、ただ稼ぎがあるから一緒にいるだけなのか」
心が揺れるおサキに、仲人は愛情テストを提案する

これを少しずつ英訳していくのですが、登場人物の名前はこちら。
▼主人公・おサキ⇒「スーザン」(髪結いの姉さん女房)
おサキの亭主・タケ⇒「ジョン」(働かない若い旦那でイケメン)
おサキが相談する仲人 ⇒「ウィル叔父さん」(Uncle Will)

▼そして今回は、この物語の続き。
働かないクズの旦那「ジョン」の愛情を疑いつつも不安な、姉さん女房の「スーザン」。そんな「スーザン」に、ウィル叔父さんは、「人間の本心は、アクシデントの時に明らかになるものだ!」ということで「中国の孔子の昔話」をしました。

しかし、孔子の話が難しくてピンとこない「スーザン」。そこで「ウィル叔父さん」は、隣町にいる骨董品(アンティーク)好きの金持ち男(リッチマン)の話をし始めます。

先週は、このリッチマンが、高価な皿を客に見せびらかしたくて、妻に「おーい、ちょっと皿持ってきてくれ」と頼んだところまで来ました。すると、アクシデントが起きます!

●ところが妻が皿を持ったまま転んでしまった。
But his wife slipped while bringing the dish.

●男はびっくりして言った
「皿は大丈夫か!?皿は割れていないか?」
Surprised, he said “Is the dish OK? Did the dish break?”

●「心配ないわ。皿は無事です。
でも私のハートは壊れてしまったので、今、離婚を決意しました!」
Don’t worry. The dish didn’t break.
But my heart broke, and I just decided to break up with you.

●男は一生寂しく過ごしましたとさ。
He spent the rest of his life alone.

●わかるかい?
You see what I’m saying?

●むかつくわね!その「クソ・リッチマン」。
What a stupid rich guy!

●奥さんが倒れてるのに、皿の心配をするなんて!
死ぬまで皿と一緒にベッドで寝れば良いわ!
His wife fell down but he only worried about the dish.
He might as well spend the rest of his life sleeping with the dish instead.

●そういうことだ!
Exactly!

 

 

来週も、引き続き、古典落語「厩火事(Stable fire)」を少しずつ、英訳していきます。

 

伊集院光とらじおと英会話と | TBSラジオ | 2019/2/25/月 10:41-11:00 http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190225103935

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

3月3日(日)までお聞きいただけます。