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就活最前線「逆求人」「社長メシ」が今のトレンド!

森本毅郎 スタンバイ!

いよいよ3月1日から、2020年卒業生の就職活動が解禁されます。そこで今回は、少し変わった就活スタイルに注目。2月28日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、レポーター田中ひとみが取材報告しました。


まずは、就活サイト「OfferBox(オファーボックス)」を運営する、株式会社アイプラグの広報、高根千聖さんのお話。

★“逆求人型”のオファーサイトが人気

株式会社アイプラグ・広報 高根千聖さん
「OfferBox」は“逆求人型”の新卒採用サービス。企業は学生のプロフィールを見て、気になる学生にオファーを送り採用します。これまでは学生が企業へエントリーを送って選考に進んでいきましたが、全く逆の形にすることで、新卒採用にイノベーションを起こしてミスマッチをなくそうと思ったのが始まりです。ナビサイトでは面接に進んでも「お祈り」されて落ち込んむこともありますが、OfferBoxは企業からオファーが来るので、自分が必要とされていることを実感できます。2019年3月に卒業する学生さんの登録が10万名を突破、就活生の4分の1が使っています。
森本毅郎スタンバイ!

「お祈りメール」を送られて…

従来の就活だと、「ナビサイトに登録→希望の企業にエントリー→書類選考に進む→面接へ」という流れが一般的でしたが、今は“逆求人型”の就活=企業からの声かけを待つスタイルの就活が浸透しています。現在、約4700社が利用しており、条件を入力すれば、欲しい学生を絞り込むこともできます(理系・語学堪能・営業志望などで検索がかけられる)。また、学生側からすると選択肢が広るだけでなく、オファーが来ることで心が折れず就活を続けられます。

★履歴書も「映え」意識

もちろん、オファーを受けるには、学生は自己PRをしっかりと作り込む必要がありますが、まさにこれもイマドキな履歴書事情があるそうです。

株式会社アイプラグ・広報 高根千聖さん
スーツの写真ではなく、人となりのわかるプライベートの写真を載せる学生さんが多いです。例えばバンドをやっている学生は自分のライブ写真、読者モデルをやっている学生はモデル写真を載せていて、その他、単純に趣味の写真を載せている学生も多いです。インスタグラムやフェイスブックなどに載っているような写真が多いイメージです。あとは動画も載せられて、自分のライブの動画や、英語のスピーチ大会の発表会を掲載している人もいます。
森本毅郎スタンバイ!

「OfferBox」学生の自己PR画面(例)今までの履歴書では考えられないくらい自由な写真が多いらしい

どうやら、履歴書も「映え」を意識する時代になったようで…。まさにSNS世代の就活と言えそうです(逆に、従来のリクルートスーツ姿の写真よりも、個性が出ていて選考しやすいかもしれませんね)。ちなみに、「そんな写真持ってないよ!」という学生さんは、「学業」や「研究内容」でアピールできる欄もあります。

★「社長メシ」で“素”をさぐる

続いては、こんなユニークな採用方法について。株式会社ユナイテッドウィル「社長メシ」事業責任者の、北村雅史さんのお話。

株式会社ユナイテッドウィル・事業責任者 北村雅史さん
「社長メシ」は、優秀な学生を採用したい社長と、自分にあった会社を探している就活生を結びつける「就活アプリ」。まず、社長はアプリ上で自分が主催する食事会を設定。そして学生は、興味のある社長が開いている食事会に応募。社長と学生が食事会を通じて出会えるというサービスです。既存の新卒採用だと、中小やベンチャー、スタートアップの会社はまだ知名度がないので、なかなか求職者に出会うことができない。となると、社長自ら動いて、社長自ら採用しにいくという企業が、今の採用マーケットでは増えていると思います。
森本毅郎スタンバイ!

「社長メシ」サイトトップページ

社長自らが学生を口説く「社長メシ」、今とても話題になっているようです。学生は気になる企業の社長と直接ご飯が食べられて、もちろん費用はタダ。約1万人の学生が登録しており、150社の企業が利用しています。社長自らが、仕事内容・会社の理念などをアツく学生に伝えられるため、その後、選考を受けた学生は上手くいきやすく、5人に1人の割合で内定が出ているということです。また、企業としては、従来の新卒サイトよりも、効率的にコストを抑えて採用できるというメリットもあるとか。

★「社長チップス」で会社をPR

「社長自らアピールし採用する」という形がこれから一般的になりそうですが、それに関連して、最後にこんなPRの手段をご紹介。

株式会社エスプライド・広報 西川真理子さん
「社長チップス」。企業の社長さんをPRするために、社長のカードをポテトチップスにつけたPR商品です(プロ野球選手のカードが付いているポテトチップスの社長版、というイメージ)。ポテトチップスを名刺代わりに配ることが多いです。例えば、学生への採用説明会で自分のカードが入った社長チップスを持って帰ってもらうことで、何社も合同説明会をしたのに、「あ、この社長さんだった」と社長カードを見て思い出すこともあると聞いています。採用の現場でも役に立ってくれているかな、という感じはしています。
森本毅郎スタンバイ!

「社長チップス」。カードには企業情報、社長の座右の銘、経営で大変だった。エピソードなどが書かれていて、これまで250社以上の社長がカードに。味は「汗と涙のCEO味」、「激辛人生スパイCEO味」の2種類

エスプライドは、お菓子を通じた企業PRなどを手掛けています。そんな中、お付き合いのある会社の社長さんが、自社の知名度やサービスのPRに悩んでいたのを見て、解決しようと生まれた商品が「社長チップス」。会社の採用活動などでの活用を想定しているそうですが、「売り手市場」の今、様々な方法で積極的に会社をアピールしていくことが求められているようです。

田中ひとみ

田中ひとみが「現場にアタック」でリポートしました!