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SEKAI NO OWARI ・DJ LOVEさんが語る最高のプロレスゲーム。いい試合を「作る」最高のシステムとは?

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■最高のプロレスゲームはジャイアント馬場の遺作

「マイゲーム・マイライフ」がなんと通算100回目の放送を迎えました。記念すべき100回目のゲストは、DJ LOVEさん。SEKAI NO OWARIのピエロのマスクをかぶっているあの人です。

DJ LOVEさんは1985年生まれの33歳。実は「マイゲーム・マイライフ」は、40代以上か20代のゲストが比較的多く、この世代のゲストが少ない傾向にあります。そんなわけで、あまり聞いたことのないようなタイトルの話も出てきました。その中でも興味深かったのが、なんとジャイアント馬場さんの遺作でもあるというプロレスゲーム。

LOVE「プロレスが結構好きで、『全日本プロレス 王者の魂』っていうゲームがあって、いまだにこれは僕の中で一番最高のプロレスゲームなんですよね」

宇多丸「おお、それはなんでですか?」

LOVE「システムが、よくあるプロレスゲームはたいてい、強い技は後半にしか使えないとかで、3カウント取ったら勝ちなんですけど、このゲームの画期的なところは、魂ゲージというものがありまして。強い選手になると魂のゲージを4つまで持っていて、この4つある魂ゲージを、必殺技に使うか、フォールを返すかのどっちかに使えるんですよ。なので、すごい大技を食らって、もう返せないぞというときに使うと、絶対にフォールを返せるんです。全日本の当時のバッチバチの激しいプロレスを、完全に再現できるシステムで」

宇多丸「へえー。魂の使いどころというのが、全日本ファンから見て、全日イズムなんですね。よくわかってるっていう」

LOVE「これはたまらなかったです。しかも、解説に馬場さんの肉声が入っていて。これが遺作なんですよ、馬場さんの」

宇多丸「遺作! 『全日本プロレス 王者の魂』、これが馬場さんの遺作! へえー!」

LOVE「そうなんですよ。これはたまらんすよ、やっぱり」

宇多丸「なるほどね。プロレスって単純に格ゲー的にしてもしょうがないところがありますもんね」

LOVE「友達とワイワイ、好きな選手を使って、いい試合を“作る”っていう」

宇多丸「ああー! なるほど! いい試合を作る」

また、難しいゲームを頑張ってこなしているエピソードが多かったDJ LOVEさん。簡単なゲームよりも手応えのあるゲームのほうが好きかどうかという話に。

宇多丸「(ゲームは)歯ごたえあるほうが好きですか?」


LOVE「燃えるんですけど、精神的な余裕がないと、取り組めないというか。この時期にダークソウル系のゲームを始めちゃうと、結構こたえるだろうな、みたいな」

宇多丸「今、仕事こんなに忙しいのに、って」

LOVE「今やっちゃうと、これは睡眠時間も削られるし、イライラしちゃうしな、みたいな」

宇多丸「ははは。イライラしちゃうんですか(笑)」

ああー、これ、わかるなぁ。好きな系統のゲームほど、余裕がないときにおいそれとはできないところ、確かにあります。多くの人にとって好きなゲームって、基本的にはストーリーなり難易度なり、「何らかの感情が大きく揺さぶられるもの」であるはず。ある程度ゲーム経験を積むと、このタイプのゲームを好きだとわかっているからこそ、おそらくやり始めると、のめり込んで体力も気力も、あらゆるエネルギーを持っていかれるだろうことが、事前に読めてしまうことがあるんですよね。好きだからこそ、今はできない、と。
私も以前、やたらと周囲から『Undertale』というゲームを勧められたんですが、パッケージの雰囲気や概要を見て、「ああ、これは持っていかれるやつだ……」と仕事が忙しくないタイミングを待ってから手をつけたことがあります。案の定クリア後、サントラに資料にあらゆる関連商品を買い集め、ネットに散らばる考察記事を読み込むことになるのでした。
好きなゲームを始めるには、時間と気力の準備が必要、悲しいかな大人の宿命です……。
ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

LOVE「(ゲームをやり始める年齢が)早すぎて、ドラクエをやるにしても、まず東西南北を知らないんですよ。北に歩いていくとナントカの村があるよって言われても、北って何って」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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