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8年目のふくしまプライド

コシノジュンコ MASACA

東日本大震災から8年。早いですね。

この8年間私が何をしたかというと、「ふくしまプライド」。福島の伝統工芸を、1年目はデザインによってガラリと変えました。職人さんがお椀ばっかり作っていたところを、イヤリングを作ったらどう?と言ったらすっごく評判になっちゃって。いまじゃいろんなバリエーションができてきて、「こんな忙しいのは初めてだ」って言われたわ。それと次の1年間は砕石のところで、普通だったらお墓の石に使うんでしょうけど、柄のついた石をお皿にすると素敵なんですよ。そういうものを作ったり。また和紙。和紙って言うと白いのを思い浮かべるけど、黒いのもできるのよ。何色でもできるの。黒と白とのジオメトリックでランチョンマットを作ったりね。そういった面白い実験をして、デパートをデモンストレーションみたいにやるんです。福島の印象が変わると思うんです。日本の伝統工芸がちょっとしたことでこんなに面白く、コンテンポラリーになるんですよ。

それからシルクの産地でもあるから、今年はシルクだとか繊維を使って3月中頃にファッションショーをやります。いよいよ私のテリトリー! ちょっとクリエイティヴなことをやるつもりです。震災にこだわるのも大切で、忘れちゃいけないことなんですけれども、もっと前向きにクリエイティヴに進むことによって復興が早くなると思うんです。気持ちの問題だと思うんです。忘れちゃいけないことですけれど、それと同時にそういう努力も必要だと思います。