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【取材報告】築地から豊洲に移転して半年。あのときの『純喫茶』は、今どうなっている?

ジェーン・スー 生活は踊る

4月12日(金)の「生活情報のコーナー」では、
堀井美香アナウンサーによる、“純喫茶探訪”の取材報告。

昨年10月、83年の歴史に幕を下ろした、東京・築地市場。
まさに閉場目前のタイミングで、
早朝の築地を訪れ、市場内の“純喫茶”を探訪。
みなさんにその魅力をお伝えしました。
(※その模様は、こちらのリンクからどうぞ!)

“日本の新たな台所”こと、「豊洲市場」がオープンしてから、半年。
豊洲に移転し、新たに店を構えた、
あのときの“純喫茶”は、今、どうなっているのでしょうか。
あのとき出会った人々は、変わらず元気に過ごしていらっしゃるのでしょうか…

まもなく新しい時代を迎えようとしていますが、
なお、昭和の香りを色濃く残す、中年のオアシス「純喫茶」。
東京砂漠で癒しと憩いを求める探訪シリーズ企画、
今回は、再訪編をお届けします。

都会のオアシスを求めて今日も彷徨う–『東京 純喫茶探訪』〜豊洲市場 編

カウンターで繰り広げられる粋なやり取り。『喫茶岩田』


まず、移転前の「喫茶岩田」は、どんなお店だったかというと…

カウンター席のみ、お客さん同士がギュウギュウに詰めていた印象。
前回訪問時は「ホットコーヒー」と「バタートースト」をいただきました。

とりわけ、常連とみられる、おじさま同士の会話がステキでした。
「(豊洲の排水がこまめな掃除を要することを受けて)
俺らがそんなこと(掃除)するわけねぇだろ」「豊洲の冷蔵庫じゃマグロは入らねぇ」

また、後からやってきた青果のおじさまが、
おもむろに“シャインマスカット”を取り出し、店員さんに差し入れ。
ちゃんと人数分の3房というところが粋でした。

そんな「喫茶岩田」に、再び訪れてみました!

「豊洲市場」水産仲卸棟・3Fの飲食店街の中にあります。
まず、スペースが広くなっていたのに、ビックリ!
相変わらず、カウンター席は健在ですが、その奥にはテーブル席も。
「椅子を引かないと通路を通れない…」そんな面影は一切なし!

「ホットコーヒー」をいただきましたが、ホッとする味で美味しかった。。。

ただ、店内の雰囲気は変わったように思いますが、
いらっしゃったお客さんや飛び交う会話は、そのままで安心しました。

向かいの寿司屋さんで働くお姉さんが、慣れた様子で朝ごはんを注文。
「カレーライス大盛り、卵をつけて。キャベツは抜きで!」カッコいい。

では、豊洲に移転してからの半年を、お店の方はどう捉えているのでしょうか。
「喫茶岩田」の岩田牧さんに、お話を伺いました。

移転してまもなくは観光客の数が多かったが、次第に常連客が戻ってきた。
「遠くなって、もう行けないよ…」と言っていた常連も来店。本当に嬉しい。
築地の店は常連が占めていたが、スペースが広くなった分、
市場に馴染みのない方も入りやすくなったのでは?

まず、ご紹介したのは、「喫茶岩田」です。
あさ4時から営業していますが、一般の方は、あさ5時から入れます。
お昼の1時半ラストオーダーで、2時に閉店です。
9時から11時までの間が狙い目だそうです!
なお、日曜・祝日、豊洲市場の休市日は、お休みです。

変わるべきところと変わらぬところ。『センリ軒』


移転前の「センリ軒」は、どんなお店だったかというと…

昔ながらの食堂のような喫茶店。
カウンター席のほか、小さなテーブル席がいくつかありました。
前回訪問時は、「ホットコーヒー」と「プリン」をいただきました。

割烹着のような衣装の女将さんとの小気味よい会話が印象的。
壁には、ツケが記されたボードが掛かっていましたね。

「センリ軒」も、再び訪れてみると…

先ほどご紹介した、「喫茶岩田」の隣にあります。
どこかのオシャレカフェのような雰囲気になっていて、驚きました!
窓からは光が差し込み、クリーム調の内装が店内をより明るく演出しています。

そして、女将さんの衣装にも、大きな変化が!
青いチェックのシャツに黒いエプロンという出で立ちで、すっかりオシャレ!

しかしながら、「ホットコーヒー」と「プリン」の味は変わらず。
今どきのなめらか食感ではなく、昔ながらの固めのタイプ。

そして、常連客とのやり取りも健在。
オシャレな雰囲気から明らかに浮いている、寿司屋のお父さん。
仕入れの合間にスポーツ新聞を拡げて、しばしの休憩。
前日にも来店していたようで、その際に「老眼鏡」のリクエスト。
早速、数種類を取り揃えた女将さんから、老眼鏡を受け取るシーンに胸熱。。。

大正時代に開業したという、「センリ軒」さん。
豊洲でのリニューアルオープンについて、どんなことを考えていらっしゃるのでしょうか。
オーナーの川島進一さんにも、お話を伺いました。

これからの時代の店は、これからの時代の人が作っていく。
内装や衣装は、後継の息子さんが考えた。明るい感じでいい。
常連さんは、昔の方が趣があったと言ってくれるが、
新しい時代にフィットした形の方が好ましい。

「これはいいプリンだ!」スーさんも感動の味。

「喫茶岩田」と同じく、あさ4時から営業していますが、
一般の方が入れるのは、5時から。お昼の1時まで営業しています。
日曜・祝日、豊洲市場が閉まっている日は、お休みです。

ここまで、「純喫茶探訪〜豊洲市場編」をお送りしました。

築地のような雑多な雰囲気はなく、
どこか味気ない印象も受ける「豊洲市場」ではありますが、
豊洲ならではの良さも感じられました。

純喫茶のほかにも、美味しいお店がありますし、
事前の抽選となりますが、
マグロのセリを専用デッキで見物することもできるそうです。

ぜひ、明日にでも、おでかけになってみては、いかがでしょう?

以上、堀井美香アナウンサーからの生活情報でした。
引き続き、何卒!

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