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第15回 日光山輪王寺 中里卓雄さんの “お寺らしからぬ企画” で 地域を照らす活動とは?

ハツデンキ

皆さん、こんばんは!
4月から新生活を送っている皆さんも少しずつ慣れてきた頃でしょうか?

地域を元気にするプロジェクトを発信し、地域に光を当てる、
“発電機”のような活動をしている方をゲストにお迎えし、
そのユニークな視点や取り組みについて、お話を伺う番組「ハツデンキ」!
本日のゲストは・・・栃木県の日光山輪王寺より堂務部長の中里卓雄(ナカザト・タクユウ)さんに
お越しいただきました!

皆さん、ついに、「世界遺産」からゲストがお越しくださいましたよっ!

「中里さん、ご無沙汰しております!」とMC山口さんも再会を楽しみにしていたようです。
中里さんとMC山口さんのご縁はもう丸7年になるのだとか。

ここで日光山輪王寺について、改めてご紹介します。
日光山輪王寺(りんのうじ)は、日光東照宮、日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)と
ともに「二社一寺」と呼ばれる世界遺産の重要な仏閣であり、境内はなんと10万坪!!
全体では100を超える重要文化財等の建造物をあわせて世界遺産を形成しているのです。

そんな、由緒ある素晴らしいお寺で、これまで、様々なイベント等をコラボし、
しかも、「お寺らしからぬ」企画を生み出してきたのだそうです。
本日は中里さんにそんな「お寺らしからぬ」ユニークな企画についてお話を伺っていきたいと思います!
(中里さんの声に聞き惚れつつ、お楽しみください!!)

まずは「日光から笑いを届ける落語会」について。
こちらはすでに40回以上開催されている人気企画です。
(第一回にはハツデンキでゲストにお迎えした春風亭一之輔さんがご出演されたそうですよ!)

あの松尾貴史さんの芸能生活30周年を記念した「横好き落語会in赤坂BLITZ」も
「日光から笑いを届ける落語会」とのコラボ企画。500人満席という盛況だったそうですよ。

もちろん落語だけではありません。
お次は音楽イベント!その名も「寺メタル」!
なんと!お寺にデスメタルバンドを呼ぶという、衝撃の企画を実現させてしまったのです!
(中盤に詳しく伺います!)
これらの「お寺らしからぬ」企画を取り入れた背景についても伺いました。
そもそも落語会のシリーズ化をはじめ、お寺を舞台にした「お寺らしからぬ」企画が生まれたのは、
「輪王寺独自の魅力を伝えられないか」という思いから。

徳川家康公の眠る日光東照宮よりも800年歴史が長い輪王寺。
家康公の遺言を聞いた天海大僧正(てんかいだいそうじょう)は、
輪王寺の53代目の貫主であり、なんと108歳まで長生きされたことで有名なのです!

天海大僧正の長生きの秘訣は「笑うこと」。
その言い伝えが現代まで教え継がれているからこそ、笑いを届ける企画の着想に至ったのです。
地域の皆さんに「笑い」を届け、健康に繋げることが目的だったのですね!

続いては、山本アナも「前代未聞すぎる!」と冒頭から気になっていた、
お寺でデスメタ企画 「寺メタル」のお話へ。

徳川三代将軍「家光公」の廟所である大猷院(たゆういん)へ続く仁王門前にて、
2015年開かれたのが、デスメタルバンドCrossfaith(クロスフェイス)による
スペシャルライブ「日光の編」。

もちろん、過去に例をみない企画です。
日光山「世界遺産」でのロックバンドのライブは、
ほぼ直前まで告知をしないシークレットライブだったがゆえに、かなり話題を呼んだそうです!

「敷いてある“玉砂利”ひとつ踏まれて凹むのは困る、という内部の調整も大変でした」と
当時の苦労話を語る中里さん。

「まあ、やってしまいましたけどね(笑)」と茶目っ気を少し垣間見るお話でした。

「2回目はあるんでしょうか?」と尋ねる山本アナに、
「ははは・・・あれはもう一回きりでしょうね(笑)」とMC山口さん。
もはや、幻のライブとして語り継がれているようです!

さて、現在、輪王寺では「平成の大修理」が行なわれているとのことですが、
その修理も完了の日が近づいているそうです。

輪王寺の本堂は日光山随一、東日本では最も大きな木造の建物とのことで、この「大修理」に
約10年もの歳月を要したそうです!想像できない規模感ですね。

この春の時点で、大修理はほぼ終わり、すでに本堂は全貌を現しているそうですよ〜〜!!

「お堂の修理は終わっています。いまは一番、漆(うるし)が綺麗な時期です!」と嬉しそうな中里さん。

漆は年々色合いが変わってくるのもまた魅力、
今はまさに「ピカピカ」の本堂が見られるということなんですね!
「漆の職人さんも減っているので、その伝統を伝えるという意味でも
国産の漆を使うように文化庁からも助言があったんです」
純国産の漆の美しさが堪能できるだなんて、本当に贅沢な機会です!

さらに、見どころはもうひとつ!

「三仏堂」の前庭には「金剛桜」と呼ばれる樹齢500年の山桜があるそうで、
国指定天然記念物に指定されているのです!

開花時期はその年の気候条件などにより、前後しますが、おおよそゴールデンウィーク頃とのこと。
ぜひ、リスナーの皆さんもお出かけくださいね。

最後はハツデンキ恒例の、あの質問です!

中里さんの「発電の素(もと)」=「ハツデンキ」は何でしょうか??

ひとつは、輪王寺に集まる「祈り」。
観光で訪れる人々が輪王寺をお参りしてくださることが中里さんの活力なのですね。

「自然災害などを祈りの力で癒したい、と思って御勤めしているのです」
日光山の本来の姿は「祈り」の霊場だと中里さんは言います。

ふたつめは、「執着から離れる」ということ。

伝統を守るためにも「改革」をしていくことが、「執着から離れる」ことにつながる。

このような考えが、人を笑わせるようなユニークな企画を柔軟に受け入れ
実現していく輪王寺の取り組みにつながっているのですね。

続けて、MC山口さんから、おなじみ〇〇力!

ズバリ、「中里さんには“委ねる力”がある」とMC山口さん!
というのも、中里さんの人望の厚さを実感しているんだそうです。
これだけ由緒あると立ち入りづらい場所にも聞こえますが、
輪王寺の可能性を切り開いてきたのが中里さん。

「お寺はこうあるべきだ、こうしなきゃいけないんだっていう固定観念を破って、
そこに執着しないで進んでいくっていう姿を見ていただきたいなと常に思っています」
後に続く方々に判断を委ね、先々の道をつくっていく役割を担っているのですね。
根底にある、地元に住んでいる人々に、日常を楽しんでもらいたい、
という気持ちがあることも伝わりました。

「委ねるって言うのは相手のことを信じていないとできないことですね。
お互いに信じあっているんですね」と山本アナ。

「みなさん迷いがあるときは中里さんに相談されていますよね」中里さんの持つ
「導き力」についてもMC山口さんが解説してくれました。

「自分から信じないと信じてもらえないですからね」と最後までグッとくる名言!

今回はここまで!

中里さんに様々な教えを説いていただいた「ハツデンキ」も、
地域を照らす力がさらにアップしたような気がします!
中里さん、これからも、「お寺らしからぬ」企画で改革を続ける“輪王寺”のハツデンキとしてご活躍ください!

次週の「ハツデンキ」は4月20日(土)!
どんな方がゲストで登場してくださるのでしょうか?

どうぞお楽しみに!

【日光山輪王寺】
〒321-1494 栃木県日光市山内2300
https://www.rinnoji.or.jp/