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「書籍『ヨット・ロック』刊行記念〜ドライブ映えするヨットロック/AOR傑作選」(高橋芳朗の洋楽コラム)

ジェーン・スー 生活は踊る

音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんによる洋楽コラム

「書籍『ヨット・ロック』刊行記念〜ドライブ映えするヨットロック/AOR傑作選」

ヨット・ロック AOR、西海岸サウンド黄金時代を支えたミュージシャンたち

書籍『ヨット・ロック』刊行記念〜ドライブ映えするヨットロック/AOR傑作選http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190412123414

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

【ジェーン・スー】
さあ、ヨシくん。初の番組本にしてヨシくんの新刊『生活が踊る歌〜TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」音楽コラム傑作選』が発売中ということで。なんでも売れまくっているらしいじゃないですか!

【高橋芳朗】
ありがとうございます! おかげさまで増刷もすぐに決まりまして。

【ジェーン・スー】
このあいだ能町みね子さんと代官山蔦屋書店でイベントをやったんですけど、そのときお店の在庫をかき集めても7冊しか残ってなくて。それもすぐに売れちゃいましたけどね。増刷分がそろそろ入荷する?

【高橋芳朗】
うーん、もうちょっとかかるかな?

【ジェーン・スー】
もう見たら買わないとなくなっちゃうぞっていうね。

【高橋芳朗】
よろしくお願いします! 音楽コラムのパートは『関ジャム』や『バナナゼロミュージック』みたいな分析型の音楽番組が好きな方に強くおすすめ。あと、音楽配信サービスに登録したもののいまいちうまく使いこなせていないという方は巻末の2年分約2000曲の番組選曲リストをうまく活用していただけますと。ここに載ってる曲をどんどんプレイリスト化していけばかなり充実した音楽生活が送れるはず。

【堀井美香】
芳朗さんとスーさん、お二人のインタビューも載ってるということで。

【ジェーン・スー】
『生活が踊る歌』、ぜひ読んでみてください。では今日のテーマをお願いします!
生活が踊る歌 -TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』音楽コラム傑作選-

【高橋芳朗】
本日はこんなテーマでお送りします! 「書籍『ヨット・ロック』刊行記念〜ドライブ映えするヨットロック/AOR傑作選」。4月10日がヨットの日だったということで。

【ジェーン・スー】
「410」で「ヨット」(笑)。

【高橋芳朗】
ヨットロックはこの番組でもたびたび紹介してきましたが、日本でいうところのAOR的な音楽ですね。代表的なアーティストは、ボズ・スキャッグス、マイケル・マクドナルド、スティーリー・ダン、ボビー・コールドウェルなど。で、そういうAOR的な音楽が「ヨットロック」の名でここ数年リバイバルしているという。

【ジェーン・スー】
していますねー。

【高橋芳朗】
そんな動きに合わせて、3月22日にDU BOOKSよりヨットロックの実態や魅力に迫る書籍『ヨット・ロック AOR、西海岸サウンド黄金時代を支えたミュージシャンたち』が刊行されました。

【ジェーン・スー】
これは誰の本なの?

【高橋芳朗】
去年アメリカで刊行された『The Yacht Rock Book』を翻訳したものですね。

【ジェーン・スー】
ああ、翻訳本なのか。

【高橋芳朗】
70〜80年代に活躍した53名のミュージシャンの証言を軸に構成した、非常に資料的/歴史的価値の高い一冊です。そして私、僭越ながらこの本の解説を書かせていただいております。

【ジェーン・スー】
おおー、なるほど!

【高橋芳朗】
本日はそんなヨットロック本の刊行を祝してドライブ映えするヨットロックを紹介していきたいと思います。これはゴールデンウィーク、10連休を視野に入れた企画でもあります。

【堀井美香】
素敵!

【高橋芳朗】
もう風と一体になれるような、爽やかな疾走感の曲ばかり。

【ジェーン・スー】
行くぜ! 飛ぶぜ!

【高橋芳朗】
渾身の選曲で4曲お届けしますね。まず1曲目はエイドリアン・ガーヴィッツの「Love Space」。1979年の作品です。エイドリアン・ガーヴィッツはイギリス人のシンガーソングライター。ホイットニー・ヒューストン主演の映画『ボディガード』のサウンドトラックに楽曲提供してグラミー賞を受賞しています。この曲は近年のディスコミュージックのリバイバルでも再評価された曲ですね。

M1 Love Space / Adrian Gurvitz

スウィート・ヴェンデッタ(甘い復讐)
【ジェーン・スー】
首都高走ってるイメージだね。

【堀井美香】
私は千葉がいいです。

【ジェーン・スー】
千葉がいいの? わかった(笑)。辰巳埠頭あたりから乗ろうかと思ったんだけど……千葉だったら海ほたるか。

【高橋芳朗】
海ほたるだったら次の曲の方が合ってると思いますよ。2曲目はピーター・アレンの「Don’t Wish Too Hard」。これも1979年の曲です。ピーター・アレンはオーストラリアのシンガーソングライター。クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ セレナーデ」のソングライターのひとりとしてアカデミー賞歌曲賞を受賞しています。この曲もディスコ文脈で結構人気の高い曲ですね。

M2 Don’t Wish Too Hard / Peter Allen

アイ・クッド・ハヴ・ビーン・ア・セイラー
【ジェーン・スー】
初めて聴きましたけど……こんなに構成に照れがない曲もなかなかないっていう。

【高橋芳朗】
フフフフフ、思い切りがいいですよね。

【ジェーン・スー】
ツーステップ踏みながら踊って歩いて行きたくなる。

【堀井美香】
なんかこう、おバカになれそうな曲ですね。「わーっ!」って。

【ジェーン・スー】
これ、ヤバい! 私これ好き!

【高橋芳朗】
続いて3曲目はジノ・ヴァネリの「Jack Miraculous」。1974年の曲です。今回取り上げるシンガーのなかでは比較的知られているほうかな? カナダ人のシンガーソングライターで、1978年の「I Just Wanna Stop」のヒットで有名ですね。この曲は熱く疾走する、体感速度が5キロぐらい上がるような曲。「そんなにスピード出さないで!」みたいなね。

【ジェーン・スー】
ええっ、本当?

M3 Jack Miraculous / Gino Vannelli

Powerful People
【高橋芳朗】
もう誰よりも歌っている本人が気持ちよさそうっていう(笑)。

【ジェーン・スー】
これは……ちょっと客観性がないのでは?(笑)

【高橋芳朗】
フフフフフ、尾崎紀世彦さんみたいにマイクをヘソの位置ぐらいに持って歌ってる感じ。

【ジェーン・スー】
尾崎紀世彦さんと布施明さんと田島貴男さんの3人で歌ってほしい(笑)。

【堀井美香】
気持ちよさそう(笑)。

【高橋芳朗】
最後、4曲目はアーチー・ジェイムス・キャヴァナーの「Make Me Believe」。1980年の作品です。この人はアラスカ出身のシンガーソングライター。

【ジェーン・スー】
ええっ? アラスカはヨットないじゃん!

【高橋芳朗】
これはいわゆる発掘系ですね。自主制作の幻の名盤としてずっと入手困難だったのが2000年にようやくCD化されて、それで広く聴かれるようになったという経緯があります。これはもうドライブのBGMとしてパーフェクトな曲ですね。

M4 Make Me Believe / Archie James Cavanaugh

ブラック・アンド・ホワイト・レイヴン
【高橋芳朗】
というわけでドライブ映えするヨットロック/AOR傑作選4曲、いかがだったでしょうか。ゴールデンウィークの行楽のお供にぜひ。

【ジェーン・スー】
私はピーター・アレン「Don’t Wish Too Hard」とジノ・ヴァネリ「Jack Miraculous」が好きだったな。

【堀井美香】
私も3曲目のジノ・ヴァネリ。

【高橋芳朗】
みんななんだかんだ客観性のないやつが好きなんじゃん(笑)。

【堀井美香】
ジノ・ヴァネリはスピード違反で警察に捕まった感覚……。

【高橋芳朗】
フフフフフ、スピード違反ね。それから『ヨット・ロック』の刊行に合わせてそのサウンドトラックと言えるようなコンピレーションアルバム『This Is Yacht Rock』が4月24日にワーナーミュージックからリリースされます。CD2枚組で36曲収録。ヨットロックの入門編として、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
ディス・イズ・ヨット・ロック

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア。最新1週間のリストは以下です。

4/8(月)

(11:04) Nothin’ You Can Do About It / Leslie Smith
(11:26) I Want Love to Fine Me / Brenda Russell
(11:37) Look Who’s Lonely Now / Randy Crawford
(12:12) Take Me to Your Heaven / Stevie Woods
(12:23) If You Don’t Want My Love / Bobby King
(12:50) 純情 / 尾崎亜美

4/9(火)

(11:04) Breakout / Swing Out Sister
(11:24) New Day for You / Basia
(11:37) It Didn’t Matter / The Style Council
(12:14) Laying On the Sofa / Isabelle Antena
(12:50) Super Girl / 岡村靖幸

4/10(水)

(11:04) Alphabet St. / Prince
(11:23) The Way You Make Me Feel / Michael Jackson
(11:36) Love of a Lifetime / Chaka Khan
(12:12) Fool’s Paradise / Meli’sa Morgan
(12:24) Happy / Surface

4/11(木)

(11:05) The Drifter / Harpers Bizarre
(12:21) Someday Man / The Casuals
(12:36) Bitter Honey / The Holy Mackerel
(12:12) Out in the Country / Three Dog Night
(12:21) I Kept On Loving You / Carpenters
(12:52) We’ve Only Just Begun / Mark Lindsay

4/12(金)

(11:04) The Boss / Diana Ross
(11:26) Let Me Down Easy / First Choice
(11:35) I Want to Give You Me / Inner Life
(12:12) It’s a Better Than Good Time / Gladys Knight & The Pips