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松澤千晶が語るゲームは「もうひとつの存在する世界」。ゲームの側からしたら、私たちが虚構かもしれない説

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■ときメモにハマり、男性の目線を学んだ

■ゲームの世界は、もうひとつの存在する世界だと思いたい
「マイゲーム・マイライフ」のゲストは前回に引き続き、アナウンサーの松澤千晶さんです。松澤さんはとにかくゲームの世界に入り込むタイプのゲーマーでして、そのことに関して面白い発言がありました。大人になって、ゲームの制作の裏話などを耳にする機会も増えた松澤さん、ゲーマーとしてのある理由があって、あまりそういう話は聞きたくないのだそうです。


松澤「アニメにしてもゲームにしても、もうひとつの現実世界として捉えていきたくて」

宇多丸「実際はね、生々しい苦労もありますからね」

松澤「そうなんですよ。単純に、作られたものなんだな、というショックを受けてしまって」

宇多丸「ああ、もう本当に純粋に、ゲーマーとしての、ゲームを楽しんできた側としての。なるほどね」


松澤「あちらはあちらで、キャラクターって言葉は私あんまり使いたくないんですけど、あちらにいる登場人物からしたら、こっちが虚構かもしれないし。あちらはあちらで、現実なんですよ。そのくらいの感覚でやっているから。だから、『これはね、誰々の好みでこうなったんだよ』とか」

宇多丸「ああー、その世界の法則だと思っていたものが」


松澤「『ああ、それはそんなに深い意味はないんだよ』とか」

宇多丸「ああー、なるほどね」

この考え方には、なるほどと思ったのでした。私は、好きだからこそ知りたくなる派で、制作の裏話なんかは聞けたら聞けただけ、レアな話を仕入れた、と嬉しくなります。好きなゲームをどんな人が作っているのか、どのようにして作られたのか、制作者にはどういった意図があったのか、しつこいまでに調べてしまうのです。作品のオタクは誰もがそうなるものだと思っていたのですが、なるほど確かに松澤さんのように、ゲームの世界を「もうひとつの本当に存在する世界」と捉えているのだとしたら、制作のリアルな話ってむしろ聞きたくないものだというのもわかります。
そんな松澤さんには、『アンダーテール』をおすすめしたいものです。まさに「ゲームという記号ではなく、もうひとつの存在する世界である」という視点から作られたこのゲーム、松澤さんはどのような感想を持つのか、気になります。

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ


宇多丸「(事前のアンケートで)これがすごいなと思ったのが、『セーブデータがいとおしくなり、メモリーカードを持ち歩いていた』」

松澤「手元にあの思い出があるって思うと嬉しくなるんです。今って皆さんスマートフォンの中に全部あって安心かもしれないけど、当時そういった媒体ってゲームで多分なかったので」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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