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「令和」最初の大相撲五月場所の楽しみ方by長峰由紀アナウンサー

ジェーン・スー 生活は踊る

トランプ大統領も観戦すると話題になっている5月12日(日)からの大相撲五月場所。相撲好きのTBS長峰由紀アナウンサーに、今場所の楽しみ方を解説してもらいました。

大相撲の簡単な歴史

大相撲は一体どれだけ改元を経験してきたのか。大相撲の今の仕組みがなんとなく出来上がったのは江戸時代の半ば。そこから30近い元号が替わっています。相撲の起源は神話の世界。諸説ありますが、新田一郎さんの本によると、最初の相撲は相手の命を奪うほどの激しい格闘だったものが、奈良・平安時代には貴族に見せるものに。また神仏に見せるものでもありました。そこから技術や芸が加えられ、洗練されていきます。鎌倉・室町時代には大名や武将に見せるものになり、また観客からお金をとって公共事業にあてる「勧進相撲」が出てきたのもこの頃です。ここから今も残る興行の要素が加わってきます。江戸時代初めには庶民も見られるようになり、その後、定期的に開催されるようになりました。では、なぜ今も相撲が人を惹きつけるのか。それは人に真似できない技術と芸があったからです。だからこそ時代とともに変わっていってほしいと願っています(もちろん、捉え方は人それぞれです)。

五月場所の注目力士

【世間的な注目力士】
「貴景勝」……下から鉄の塊がぶつかってくるような相撲を取ります。一年前は前頭十枚目だったのが今場所からは新大関に。果たしてこれから大関や横綱たちに立ち向かえるのかに注目。

「栃ノ心」……貴景勝に先場所で大関から関脇に陥落してしまいました。10勝以上挙げて、再び大関に復活できるかどうかに注目。

【長峰さんの注目力士】
「安美錦」……長峰さんが心の親方として応援する十両十枚目。先場所初日から4連敗したものの、そこからの5連勝。通算900勝を達成したベテランです。力は衰えてきているものの、まっすぐあたる相撲を取ります。吸い寄せられるように土俵に上がる安美錦に、観客も吸い寄せられます。

「遠藤」……先場所で番付一つ落として前頭二枚目に。センスがあり頭の良い相撲を取りますが、たまに「なんでそんな負け方をするんだ」という不安定さが魅力の力士。色気もあります。

【注目の小兵力士】
「石浦」……前頭十六枚目。174cm、115kg。先場所は後半6連敗。完全に勝ち方を忘れていましたが、動きが素早く手足の使い方が上手です。スタミナをどうやって持たせるかがポイント。

「照強」……前頭十五枚目。169cm、116kg。阪神淡路大震災の夜に淡路島で生まれ「被災地を照らせ」「強くなれ」をいう思いを込めて照強という四股名に。負けず嫌いを絵に描いたような力士で土俵際での粘りが楽しめます。塩まきは雪が降ってきたような量の塩をまきます。

「炎鵬」……新入幕の前頭十四枚目。白鵬の直弟子。168cm、100kg。関取の中で最も小さく軽いバンビのようなかわいらしさ。からくり人形のような身のこなしにカエルのような足腰の良さで、お客さんはいつも大喝采。小さいものが大きいものを倒せる相撲ならではの楽しさを味わえます。

連休中も稽古に励んでいる力士の姿をぜひ、楽しんでください!

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