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【作品紹介】「小判は寝姿の夢」(2019年5月12日)「二代目に破る扇の風」(5月19日)

ラジオシアター~文学の扉

井原西鶴は、1642年、大坂の商家に生まれました。
はじめは、俳諧師として活躍。
作る数を競う「矢数俳諧」で知られ、一日で、千句以上、作ることもあったそうです。
その後、「好色一代男」など、当時は浮世草子といわれた小説を書き始めました。
とりわけ、それまで扱われることがなかった町人を主人公にした、「日本永代蔵」や「世間胸算用」などで評判になります。
そこに出てくる、金に翻弄された人々は、そのまま現代人にも当てはまるかもしれません。
松尾芭蕉、近松門左衛門とならび元禄時代の作家として、国語や社会の教科書に出てきたので、ちょっと難しいのでは?と思うかもしれませんが、読んでみると、まったくそんなことはありません。
機会があれば、原作や現代語訳の本を、お手にとってみてください。

「小判は寝姿の夢」

ある怠け者で貧乏な男が、夢は現実になるはず、と小判の山の夢を見ようと寝る。
もちろんそんなことは叶わない。
暮らしに困った彼の女房は仕方なく、大きなお屋敷で乳母として働くことに。
泣く泣く去っていく妻を見送った男だが、翌日‥‥。

「二代目に破る扇の風」
ケチを貫き、大金持ちになった扇屋。
その息子の二代目も父の教えを守っていたが、ある時、恋文を拾い、その中に入っていた一歩金を届けようと島原へ出向く。
と、そこで、つい遊びを覚えてしまい…。

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