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クッキーは地球を救う~羽田圭介の気付き~

ACTION

5月2日のACTION。パーソナリティは、今や名前と検索すると、第2検索ワードのトップが「クッキー」になった、ポル・・・のこの方。

羽田:僕、ずっとクッキーの話をしてるんですけど、サイン会に人を呼ぶために僕は手作りクッキーを作ったわけです。
幸坂:相当焼いてましたよね。

羽田:大阪でのサイン会が先週の金曜・土曜とあったんですけど、定員の上限に達していないという知らせが出版社から来たんですね、3件中3件とも。なので、先週の木曜ACTIONから帰宅したあと、バターを大量に買いまして、夜から次の日までクッキーをずっと焼いたんですよ。
幸坂:夜なべ。

羽田:翌日も焼いて。金曜日のサイン会が大阪で午後6時半からだったんですが、午後2時過ぎた時点でまだクッキーを焼いてたんですよ。
幸坂:ギリギリまで!

羽田圭介Twitterより

羽田:でも、必要な上限の枚数は焼けてたんですよ。
幸坂:えっ?
羽田:なぜか、「まだ焼くんだ!」って戦争映画での兵士みたいな感じになっちゃって、「俺の戦いはまだ終わってないんだ!」みたいな感じで。
幸坂:クッキーに縛られている(笑)

羽田:急いで大阪に行って、蓋開けたら大阪のサイン会は人がたくさんいて、「クッキーのツイートを見て駆け付けました!」「感動しました!」とか、「本を読まないけど、クッキーに心を打たれて来ました!」とか、「人生で初めて本を買いました!」。あるいは「10年ぶりに本を買いました!」って。クッキーを作っただけで、普段本を読まない人が本を買うんだなと思って。
幸坂:焼いた甲斐がありましたね。

羽田:クッキーを焼く姿に触発されて来ちゃうって、24時間テレビのマラソンみたいだなって思ったんですよね。
幸坂:なるほど、だから『クッキーは地球を救う』というタイトルなんだ(笑)

羽田:僕は24時間テレビのマラソンに感動する人の気持ちが分からない側の人間なんです。意味のないマラソンに感動する気持ち、その文脈がよく分からない。その感性は中学生の頃からずっとあるんです。そういう、現実に違和感を覚えやすい人間なんだなと思うんですね。それが創作の動機にも繋がっているので。

羽田:だから根本的に、放っておいたら世間は悪くなると思ってる人間なんです。目的意識を持って意味のあることしかしたくない。自分の意味のある行動で世間と関わりたい感じなんです。24時間テレビのノリは分からないのですが、ただ自分がクッキーを作ることで人が来てくれるという、自分が24時間テレビ的なノリに乗っかってみると、それも悪くないなと感じたんですね。

幸坂:あぁ~、新たな発見ですね。

羽田:だって、どんな小説的な高みを目指したとしても、全然関心持ってくれない人が本を買ってくれたり、身体の調子が悪い人がわざわざサイン会まで来てくれたりとか。人が心を動かされるツボって全然違うんだなということが体感的に分かったんですよ。

羽田:だから僕はここに来て、人々の価値観の多様性というのを、頭じゃなくて身体で体感するフェーズに来たんだと。僕はよく、「正論を言う」と言われるんですが、正論では心を全然動かされない人もいるし、多分自分の中にもそういうのはあるんです。正論は重視されるべきであることは変わらないんですが、正論以外のアプローチも必要だということが体感的に分かりました。だからクッキーを配るためのサイン会はもっと開いていきたい。
幸坂:えっ、大丈夫ですか?体力は?

羽田:東京近郊でサイン会開いていいという、書店員さんの皆さま、探してまーす!

羽田圭介、クッキーを焼いて得た気付きhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190502160000

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