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羽田圭介が感じた、車とネットの共通点

ACTION

羽田:最近ドライブレコーダーを買いまして。2年前に車を買って、付けずに2年経っちゃって。
幸坂:そうなんですか。
羽田:何でドライブレコーダーを買うかと言ったら、事故に巻き込まれたときに、自分の無実を立証するためとか、相手が悪いことを証明するために買うわけですよね。買う人は、自衛のために買うわけですよ。
幸坂:そうですね、自己防衛のために買いますよね。

羽田:交通事故のニュースがあるじゃないですか。僕が衝撃的だったのは、車に乗っている人が煽り運転でバイクに追突して「はい、終わり~」って言ったニュース。
幸坂:ありましたね。
羽田:最初は新聞記事で知ったんですね。「ドライブレコーダーに、『はい、終わり』と記録されていた」と書いてあって。僕は邪悪な声を想像したんですよ。それである日、フジテレビのメイクルームでそのニュースを見たら、すごい軽い声で「はい、終わり~」と言ってたんですよ。バイクに追突したあとに、「はい、終わり~」と容疑者の軽い声が流れてきて、とても衝撃的だったんです。
幸坂:あ~、無機質な感じでしたよね。
羽田:そうなんですよ。軽いというか、ゲーム感覚で人に追突しちゃうんだなって。もっと気になったのが、それが加害者側のドライブレコーダーに記録されていたという点なんですよ。
幸坂:あぁ。
羽田:要するに、そんな煽り運転してバイクに追突しちゃうような人でも、ドライブレコーダーを付けようとする精神が働く。だからその人もカー用品店とかディーラーで、自分の車にドラレコを付けるときは、おそらく自分が何かのトラブルに巻き込まれるかもしれないからという自衛のために買っているはずなんですよ。そういう人も、運転していると精神が変わってしまうんだなって思いましたね。


羽田:僕、30代前半の大柄な男なので、街中を歩いていても体当たりされたり、絡まれたりしないんですよ。
幸坂:絡まれないですか?
羽田:大柄な男であると街でトラブルに遭遇しにくいんですけど、車を運転してると悪意に遭遇するんですよ。主に、めっちゃくちゃな割り込みなんですけど。これが自分が生身で歩いてるときと比べて頻度が高いので、僕がとろい運転をしてるわけではなくて、誰が見てもわかるようなひどい運転。なんでかな?て思ったら、一つは車って鋼鉄の鎧じゃないですか、それで守られているのと、あとは匿名性を得てしまっていることだと思うんですね。車って窓閉まってたら顔は見えないじゃないですか。


羽田:普段は街中で体当たりしないような人も、自分の顔や正体が分からないことをいいことに気が大きくなってしまって、おかしい運転をする。インターネットと同じで、匿名性を得られる空間はろくなことが起こらない。公道上は匿名性を得られるので、わりと人々の悪意に簡単に触れられてしまう。
幸坂:うんうん
羽田:でも、そういう人たちも、ドラレコを買うときは、生身の肉体であり、自分はむしろ被害者側だと思っているので。だからどっちが本当でどっちが仮の姿かということではなくて、匿名性を得ると人間ってすぐ簡単に変わっちゃうことってあるよなって…

 

羽田圭介、ドラレコを買ってみて気付いたことhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190509160000

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