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ヨーグルト 日本では戦後に一般化

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

 

ノーベル生理学・医学賞を受賞した免疫学者、ロシアの、メチニコフが生まれたきょう5月15日。ある乳業メーカーでは「ヨーグルトの日」と定めています。そこで、今朝は朝食には欠かせない「ヨーグルト」の歴史をご紹介したいと思います。

一般社団法人「Jミルク」のホームページによりますと、ヨーグルトは数ある「発酵乳」の一種だそうです。つまり、発酵させた、お乳。ヨーグルトの語源は、古代トルコの「乳からつくった酸っぱい発酵乳、ユーグルト」と言われています。

発酵乳の歴史は古く、人類が牧畜を始めた頃までさかのぼります。諸説あるようですが、紀元前5千年ごろ、東地中海からバルカン半島、中央アジアで、人類最初の家畜として羊を飼い始めました。ある日、残しておいた羊のお乳がいつの間にか酸味のあるさわやかな飲み物に変わっていたそうです。そこで古代の人たちは、これをお乳の保存法として取り入れて、その地方独特の利用方法で発展させていったという事です。

ヨーグルトの人気を押し上げたのが、ロシアの免疫学者・メチニコフでした。日頃からヨーグルトを食べている東ヨーロッパの村に長寿が多いことに着目して、乳酸菌から作られるヨーグルトの健康効果をはじめて科学的に究明しました。ここから、健康に良いイメージが定着したようです。

では、日本にヨーグルトはどのように広まったのでしょうか?飛鳥時代、朝鮮半島から仏教とともに搾乳の知識が伝えられ、ヨーグルトやバター、チーズなどの原型とも言われる「酪(らく)」「酥(そ)」「醍醐(だいご)」といった乳製品が作られました。しかし、武士が権力を持ったことで、乳製品を利用した食文化は一時消滅。

その後、明治時代になると、乳牛が輸入されて、庶民にも一般化すると、1894年ごろには、売れ残った牛乳を発酵させたという「凝乳」が売り出されました。これが日本でつくられた、最初のヨーグルトと言われています。ヨーグルトとして広く親しまれるようになったのは、1950年、戦後になってから。紀元前から始まったと言われるヨーグルトの歴史から見ると、日本のヨーグルトは、これからなのかもしれません。

 

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