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血圧、その考え方間違っていませんか?

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、東海大学名誉教授、大櫛医療情報研究所所長の大櫛陽一先生に、「血圧、その考え方間違っていませんか?」をテーマに伺いました。

これまで高血圧の治療を受ける患者が目標とする血圧は、75歳未満なら140/90(最高血圧/最低血圧)未満とされていたが、 日本高血圧学会のガイドラインで130/80未満に変更された。しかし、私が長年調査してきたことによる「大櫛基準」では、血圧は65歳男性なら上が165、下が100までが基準範囲で、130まで下げる必要はない。
*欧米では、血圧の上は「年齢+90までは健康」と考えるのが標準。

■無理に血圧を下げると脳梗塞リスクが高まる■
血圧が加齢とともに高くなっていくのは、加齢や運動不足により血管が硬くなっていくから。それは、動脈硬化ではなく、糖化という細胞老化が原因の場合が多い。上向きに血液を送り出すには、高齢になるほど強い圧力が必要になる。心臓より上にある脳に血がめぐらないと、最悪の場合は脳梗塞となる。急激な血圧低下で血流が悪くなり、血栓で脳の血管が詰まるリスクも出てくる。

■数値が高めな人すべてに降圧剤が必要か?■
特に警鐘を鳴らしたいのは、基準値が低くなることで、降圧剤を処方される人が増えること。「血圧が高く、糖尿病や脳卒中などの合併症を持っている人」と、「血圧の数値だけが高い人」を分けて考える必要がある。血圧の数値が高くなるのは、あくまで現象にすぎない。原因がどこにあるのか考えずに、「合併症がなく数値だけ高い人」が血圧を無理やり下げると危険。結果的に、降圧剤で必要な臓器に血液が行き届かずに起こる可能性もある。むしろ、生活習慣改善を優先すべき。