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スタジアム 冬の芝対策 かつては「茶色い芝を緑に塗る」試行錯誤も

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今から5年前。2014年の今日5月31日。国立霞ヶ丘陸上競技場が、56年の歴史に幕を閉じました。現在は『東京2020』に向け「新国立競技場」が建設中で、今年11月末に竣工予定。こけら落としは来年元日に行なわれる「サッカーの天皇杯決勝」とのことです。

大正時代から「明治神宮外苑競技場」として使われた場所に、霞ヶ丘陸上競技場が完成したのは1958年(昭和33年)。「アジア大会」開催のために作られ、のち、1964年の「東京オリンピック」ではメインスタジアムとなりました。

転機が訪れたのは1990年代初頭のこと。現在は、国内にも多くのサッカー専用スタジアムがあり、
冬になっても「緑色の芝生」が当たり前のように存在しますが、80年代までは冬に緑の芝を目にすることはほぼありませんでした。

サッカーやラグビーのオールドファンにとっては、国立競技場の冬の芝は「茶色いもの」というイメージでしょうか。当時の芝は「夏芝」で、暖かい時期には良く育つ素晴らしい品種ですが、冬には枯れてしまうため、サッカーの国際試合の際には、「ここで試合をするの?」と驚かれることもあり、「茶色い芝を緑に塗る」などの試行錯誤もあったようです。

1991年には「第3回 世界陸上」が東京で開催。これをきっかけに「新しい芝」が導入されることになりました。参考にしたのは、当時、冬でも緑色を保っていたゴルフ場の芝。そこで使われていた「ウィンター・オーバー・シード」という方法。夏芝が枯れてしまう前に、秋冬に成長する「冬芝」の種を蒔き、緑の芝を維持するという考えです。

専用の「冬芝の種」によって冬でも緑色の芝が生え、夏芝はそのまま枯れて冬眠しているということになります。「じゃ最初から冬芝だけしたほうが便利じゃん」とも思いますが日本の夏は、高温多湿で、多くの冬芝が耐えらなれいため、秋に植えるこの方式がもっとも理にかなっているそうです。このよう研究が重ねられた結果、国立競技場は冬でも緑色の芝生を手に入れました。まさにプロの仕事ですね。

芝生の保護・管理は実はかなり大変で気をつけなければいけないのは「スタジアムコンサート」だとか。芝生の上にステージを組むことも多いそうで、その場合も「芝を傷つけない」ノウハウがあるそうです。

 

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