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「人気爆発! トム・ミッシュと併せて聴きたいイギリス発若手シンガーソングライターたち」(高橋芳朗の洋楽コラム)

ジェーン・スー 生活は踊る

音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんによる洋楽コラム

「人気爆発! トム・ミッシュと併せて聴きたいイギリス発若手シンガーソングライターたち」

【高橋芳朗】
本日はこんなテーマでお送りします! 「人気爆発! トム・ミッシュと併せて聴きたいイギリス発若手シンガーソングライターたち」。

【ジェーン・スー】
この人、前にも紹介した?

【高橋芳朗】
去年の4月13日に放送した「洋楽 vs. 邦楽〜初夏に聴きたい爽やか系ギタリスト対決」で取り上げました。そのトム・ミッシュがちょうど先週来日していたんですけど、彼のデビューアルバム『Geography』が日本でロングセラーになっていて。CDショップの店員さんの投票で選出される「CDショップ大賞」の洋楽賞を受賞したんですよ。

【ジェーン・スー】
おおっ、すごい。そうなんだ!

【高橋芳朗】
ちなみに「CDショップ大賞」の大賞は星野源さんの『POP VIRUS』が受賞しているんですけどね。そんな感じでじわじわと高まってきたトム・ミッシュの人気が今回の来日によってついに爆発したと。来日中にはさまざまなテレビやラジオに出演したのに加えて、共にCDショップ大賞を受賞した星野源さんとの対談も実現しています。星野さん、彼のアルバムが好きで自分のラジオ番組でもたびたび紹介していて。

【ジェーン・スー】
へー!

【高橋芳朗】
その対談は近々「Rolling Stone Japan」のサイトで公開されるそうなんですけど、これによってトム・ミッシュの認知度がさらに高まることになるのはまずまちがいないかと。そんなわけで本日はトム・ミッシュに加えて、彼と併せて聴きたいイギリスに拠点を置くシンガーソングライターを3人紹介したいと思います。

【ジェーン・スー】
はい。

【高橋芳朗】
まずはそのトム・ミッシュのアルバム『Geography』から「It Runs Through Me feat. De La Soul」を。改めてトム・ミッシュを紹介すると、彼はロンドン出身の23歳。彼がどんなアーティストなのか、50〜60代ぐらいの方にわかりやすく説明をするならば「ヒップホップ世代のジョージ・ベンソン」といったところでしょうか。40代の方だったら、90年代初頭にブームになったアシッドジャズのアップデート版みたいな感じでイメージしていただけると。AOR的な要素もあるし、非常に日本人好みの音楽性といっていいと思います。

M1 It Runs Through Me feat. De La Soul / Tom Misch


【高橋芳朗】
堀井さんは曲を聴きながら「そこのソファーに横になりたい」と(笑)。

【ジェーン・スー】
いやー、これは今日の天気に合うよ。このクラウディな感じ。

【高橋芳朗】
ロンドンのアーティストだしね。曇天雨天と相性がいい。

【堀井美香】
いやー、いい時間! この時間!

【高橋芳朗】
フフフフフ。

【堀井美香】
私、だーいすき! この時間!

【ジェーン・スー】
改めて思ったんですけど、ヨシくんのたとえがドンピシャだったね。50〜60代の方にはヒップホップバージョンのジョージ・ベンソン、40代の方にはアシッドジャズのアップデート版。本当にその通りだよ! これ「ブラン・ニュー・ヘヴィーズの新曲です」って言われたら信じちゃいそうだもん。

【堀井美香】
23歳でしょ?

【ジェーン・スー】
信じられない老成っぷり!

【高橋芳朗】
今日はこういう感じのアーティストがあと3曲ほど続きます。

【ジェーン・スー】
最高!

【高橋芳朗】
では、ここからはトム・ミッシュと共通するアーバンでソウルフルな魅力を持ったイギリス発のシンガーソングライターを紹介していきましょう。まずはジェイミー・アイザックの「Maybe」。2018年の作品です。ジェイミー・アイザックはロンドン生まれの24歳。アデルやエイミー・ワインハウスを送り出したアートスクール「ブリットスクール」の出身になります。ここ数年のイギリスの音楽シーンはロンドンの南部、サウスロンドンがホットなスポットとして注目を集めているんですけど、トム・ミッシュもジェイミー・アイザックもそのサウスロンドンから出てきたアーティストになります。ジェイミー・アイザックはトム・ミッシュよりもぐっとクールで静謐で。夜のリスニングにハマるタイプのシンガーですね。

M2 Maybe / Jamie Isaac

【ジェーン・スー】
セクシーですねぇ。

【高橋芳朗】
スーさん、思わず「これはかっこいい!」と。

【ジェーン・スー】
うん、かっこいい。硬質でありながらもセクシーですね。

【高橋芳朗】
この曲を収めたアルバム『(04:30) Idler』、これがいちばんビートの立った派手な曲なので夜聴き、深夜聴きにおすすめです。続いては、ジョーダン・ラカイの「Rolling into One」。こちらは来週リリース予定のニューアルバム『Origin』からのリード曲です。このジョーダン・ラカイは現在27歳。

【ジェーン・スー】
みんな若い!

【高橋芳朗】
彼はニュージーランド生まれなんですけど、2015年にロンドンに移住してきた経緯があります。トム・ミッシュとは過去に共演したことがあって、今回紹介するアーティストのなかではいちばんトム・ミッシュに近い音楽性を持ったアーティストですね。これから聴いてもらう曲は彼の作風ではめずらしいディスコ調のキャッチーなナンバーです。

M3 Rolling into One / Jordan Rakei

【高橋芳朗】
最後、この曲は晴天のほうが似合うかな? レックス・オレンジ・カウンティの「Sunflower」。2017年の作品です。

【ジェーン・スー】
まさにタイトルが「Sunflower」だもんね。

【高橋芳朗】
レックス・オレンジ・カウンティはイングランド南部のハンプシャー出身。21歳です。

【堀井美香】
21歳? じゃあ、この曲を発表したときはもっと若かったってこと?

【高橋芳朗】
そういうことです。彼もジェイミー・アイザックと同じブリットスクールの卒業生。トム・ミッシュとも交流があるアーティストですね。今回紹介する4人のシンガーソングライターのなかではいちばんポップで親しみやすいかと。かわいらしい曲が多いアーティストなんだけど、この「Sunflower」は格別です。

M4 Sunflower / Rex Orange County

【ジェーン・スー】
これ、なんかで聴いてた記憶があるな。めちゃめちゃいい曲ですね!

【高橋芳朗】
というわけで、本日はトム・ミッシュと併せて聴きたいイギリス発のソウルフルな若手シンガーソングライターをご紹介いたしました!

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア。最新1週間のリストは以下です。

6/3(月)

(11:04) Promises / Basia
(11:22) Blue Moon Rose / Everything But The Girls
(12:10) Why I Went Missing / The Style Council
(12:21) Nothing Ever Goes to Plan / Danny Wilson
(12:48) 水泳 / Pizzicato Five

6/4(火)

(11:05) Wedding Bell Blues / Laura Nyro
(11:23) Stoned Soul Picnic / The 5th Dimension
(11:37) Traffic Jam / Classics IV
(12:12) The Thought of Loving You / Spiral Staircase
(12:24) It’s Getting Better / Mama Cass
(12:51) And That Reminds Me / The 4 Seasons

6/5(水)

(11:05) Need You Tonight / INXS
(11:25) Downtown Life / Daryl Hall & John Oates
(11:37) Boom! There She Was / Scritti Politti
(12:14) If You Let Me Stay / Terence Trent D’arby
(12:51) うちあわせ / 岡村靖幸

6/6(木)

(11:04) Tudo o Que Voce Podia Ser / Milton Nascimento
(11:24) A Menina Danca / Novos Baianos
(11:37) Palomaris / Jorge Ben
(12:15) Me Deixa Em Paz / Ivan Lins

6/7(金)

(11:04) Dr. Love / First Choice
(11:23) More of You / Charo & The Salsoul Orchestra
(11:35) Where Have You Been All My Life / Eddie Holman
(12:12) Baby I Need Your Loving / Double Exposure