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TBSラジオ・RKB毎日放送共同制作 報道ドキュメンタリー『SCRATCH 差別と平成』が放送文化基金賞でラジオ番組の最優秀賞に!

スペシャルインフォメーション!
7月7日再放送「SCRATCH 差別と平成」http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190707200000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

TBSラジオがRKB毎日放送と共同制作した、ラジオの1時間報道ドキュメンタリー番組「SCRATCH 差別と平成」が、第45回「放送文化基金賞」で、ラジオ番組の最優秀賞に選ばれました。

放送文化基金賞は、文化庁芸術祭賞・ギャラクシー賞などと並ぶ、放送界で最も権威ある賞の一つで、TBSラジオの最高賞受賞は、初めてとなります。RKBが最高賞を獲得したのは、第4回「月白の道 戦友たちのレクイエム」以来41年ぶりで、テレビ部門も含めて3回目の受賞となりました。(「鉛の霧」で第1回本賞を受賞)
受賞を記念し、TBSラジオでは改めて7月7日(日)午後8時から放送します。

【番組の内容】
2016年7月、相模原市の障害者施設で46人を殺傷した事件で、元職員の植松聖(うえまつ・さとし)被告=当時26歳=が逮捕された。
重度の障害を持つ息子の父、RKBの神戸金史(かんべ・かねぶみ)記者は、東京で単身赴任中。事件直後、Facebookに個人的な詩『障害を持つ息子へ』を投稿したところ、爆発的に拡散した。

1年後、TBSラジオの鳥山穣(とりやま・じょう)プロデューサーと話す中で、ラジオでの1時間特番制作の企画が持ち上がった。制作の最終段階で、植松被告との面会が実現し、急きょその模様を盛り込んだ「SCRATCH 線を引く人たち」は、2017年12月に放送された。

神戸記者はその後も植松被告との接見を重ね「事件を起こしたことで、社会の役に立てた」という発言を引き出した。6回の面会を踏まえ、2019年3月に改めて制作した1時間ドキュメンタリーが、今回の受賞作「SCRATCH 差別と平成」である。

初接見を終えた神戸記者:左、インタビューする鳥山P:右(2017年)

番組は、「LGBTには生産性がない」と公言した国会議員や、公然と行われる民族差別のヘイトデモなども採り上げる。こうした「自分と他者の間に線を引き、向こう側の人々の尊厳や人格を認めない言動」を、番組は「スクラッチ」行為と位置づけ、現代社会の底流に見え隠れする差別の姿を探った。
(英語のSCRATCHには、「ガリガリと地面に線を引く」という意味がある)
接見の様子の再現するにあたって、実際に本人に面会した鳥山プロデューサーが植松被告役の吹き替えを担当し、リアリティある表現を試みた。
「ローカル局と東京キー局の共同制作」という、異例の枠組みで作られたことも、大きな特徴だ。

ナレーションを担当した長岡杏子(TBSアナウンサー):右

【受賞の言葉】
◆プロデューサー 鳥山穣 (TBSラジオ 編成局 ニュース情報部 統括編集長)
生放送が主流であるラジオの中で、長尺のドキュメンタリーはマイノリティな存在です。しかし、音声だけだからこそ強く伝わるものが大きいと考えます。有限の環境に無限の世界。録音機材や編集ソフトなど技術の発達がこのジャンルの未来を照らしています。

◆ディレクター 神戸金史 (RKB毎日放送 報道局次長 兼 東京報道制作部長)
東京に赴任し、鳥山君と出会ったことで、ローカル局とキー局の共同制作という特番が生まれました。テレビとは違う「ラジオならでは」の表現を目指しました。実際に会った植松被告は、いかにも普通の青年という印象です。誰の心にもある「内なる優生思想」を見据えて、「現代日本に広がる差別とは何か」を、番組のテーマとしました。

【番組概要】
◆タイトル
SCRATCH 差別と平成

◆放送日時
関東地区:2019年3月4日(月) 午前1時~2時放送
北部九州地区:2019年3月5日(火) 午後8時15分~9時15分放送

このほか、IBC岩手放送(IBC)・大分放送(OBS)・長崎放送(NBC) ・北陸放送(MRO)・信越放送(SBC)・山梨放送(YBC)・琉球放送(RBC)でも放送
インターネット上の「TBSラジオクラウド」で公開中

◆再放送日時
関東地区:2019年7月7日(日) 午後8時~9時放送

◆スタッフ・出演者
ナレーション:長岡杏子(TBSアナウンサー)、櫻井浩二(RKB毎日放送)
植松被告の吹き替え:鳥山穣(TBSラジオ)
作曲・歌:趙博=パギやん(歌手・役者)
マンドリン演奏:矢野敏広
出演:奥田知志、貞刈昭仁、貞刈暢代、神戸金佑
制作協力:TBSテレビ、Apple福岡天神、赤坂花丸
制作・著作:TBSラジオ、RKB毎日放送