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金曜日恒例サラリーマンの声 車の運転の止め時をいつと考えていますか?

森本毅郎 スタンバイ!

高齢者が運転する車の事故が多発しており、対策が色々と出てきました。【高齢ドライバー専用の運転免許】や【東京都が踏み間違いを防ぐ装置の費用を9割補助する】というもの。また、免許を自主的に返上するというのも、対策として一つの考えです。やはり、事故は怖いですよね。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」、6月14日(金)は、金曜日恒例のサラリーマンの声、レポーターの近堂かおりが、『車の運転の止め時をいつと考えていますか?』をテーマに街でお話を聞きました。

 

 

★年齢を目安に考えています

●「今、満70歳と6カ月、満70歳になった時に5リッターの500馬力のスポーツカーを買いました。自分自身で自分の運転を考えるとまだ10年間くらいは大丈夫かな。なので、80歳過ぎたら一度考えようかな。」
●「自分は80歳位までは運転しようと思ってる。自分は75歳まで働くつもりでいるから、仕事が終わってあと5年間は目一杯楽しもうかと、それにはやっぱり免許証がいるから。まだまだ運転には自信あるから、80歳までは免許証を持っていたい。」
●「僕は75歳をメドにしているんです。だから、あともう1回更新して終わりですね。たぶん、その頃になればそれなりに色んな面で、認知症まではいかなくても、かなり注意力が散漫になってくると思う。今、67歳ですけども、見落としはないけど、やっぱり、かなり視野が狭くなってきてる。ちょっと、例えば、信号の変わり目で、ん?と思うことがないわけじゃない。事故まではいかないし、信号無視するわけじゃないですけど、それと車がイイ、色んなセンサーが付いてるからアラームで教えてくれるんで、車の性能が上がってるから、それで75歳までと思ってる。」

運転の止め時について、何を判断基準にするのか、をうかがいましたが、こちらは年齢を目安にしている人達の声。運転に自信のある人もいれば、ちょっと不安があっても、今の車の性能に助けられ、平気だろうと思う人もいました。80歳を一つの区切りと考える人が多かった。

★運転に関する動作で判断!

一方、こういう声もありました。

●「これはもう全然個人差がある、一概に、歳で80歳だなんだかんだって全然ナンセンス。やっぱり、視力でしょうね。前方がハッキリ見えなくなったら、ちょっと考えなきゃいけない。僕自身は年は78歳だけど、全然大丈夫。」
●「例えば、三叉路で出て行く時にちょっと迷ったりした時は、若い頃はパッと出られるじゃない、でも、ホラ、年を取ったら迷う色々。そしたらちょっと危ないかなと思うもんね。俺も66歳になるけど、余裕持って出るもんね今は。あれがなかなか出られないようになったら一つのアレかな。」
●「人間それぞれ個人差があるからね、何とも言えないけども、運転するために何かおかしな事がちょっと出てきたということがあったらすぐ止めようと思ってる。信号の見間違いとか、そういうことが仮にあったとしたら、すぐ止めようと思ってる。今は大丈夫、84歳です。」
●「例えばサイドブレーキ引いてるのにアクセルとか、サイドブレーキをおろすことを忘れたりとか、フットブレーキの場合だと、やっぱりそれを忘れてたりとか、そういうことが重なったら止めるかな。年齢じゃないと思う。いくつになっても自信を持つ人はいると思うからね。」

こちらは年齢ではなく、動作を一つの基準としてる方々の声。年齢で区切っては個人差がある、ということで、判断に迷いが生じたり、手順を忘れたり、前方が見えなくなったら、運転の止め時だということなのです。これはこれで分かる気もしますが、自分で判断する難しさもありそう。何かが起こってからでは遅いわけですからね。

★とっくのとうに返しちゃった!

そんな中、こういう声もありました。

●「とっくのとうに返しちゃった。70歳で。乗らないし、車もないし、都心だから必要ないし。若いうちは遊びでいるけど、今は70歳過ぎたら彼女がいるわけでもねえしよ。乗ることないじゃん。足はタクシーや電車が便利がイイでしょ。車を持っているよりもタクシーを使った方が安いじゃん、経済的にも。だから、いらない!それでさ、高齢者の更新というのは、教習所に行って、7千円か8千円取られるんだよ。バカくせえじゃん。乗るんだったらそれはね、7千円8千円払ったらいいけどさ、高齢者講習っていうのを受けなきゃいけないから、それに7千8千円って、その分飲んだほうがいいじゃない。」

70歳で免許を返納したお父さん。車を持つ目的がなくなった、ということなんですね。『都心に住んでいるから、車がなくても困らない。お金もかかるし必要ない!』と。『後悔はない、全然ない!』ときっぱりおっしゃっていました。こんな風にすっぱり割り切れればいいですが、そうもいかない環境だからね、と逆のことをおっしゃる方も。

★65歳くらいで。少しずつ運転から離れたい

そんな中、こういう声がありました。

●「年齢かな。何となくだけど65歳くらい。別に車に頼らなくても他の交通機関なり、移動手段が結構あるはずなので、あまり、年を取ってからそういうのに移行するのは大変だから。その頃から、両刀使いになるとは思うけど、出来るだけ車を使わない生活に移行はしていきたいと思ってる。じゃないと、例えば70歳になって免許返納しましたっていう時に急に動けなくなっちゃうから。本当に足が弱る前にそういうのに慣れていかないとたぶん、使えないと思う。(例えばバス停まで歩くのが億劫になってからだと大変)そう。そうすると絶対使わないから、なので、それが別に気軽に出来るうちに少しずつ運転から離れたいと思っています。」

65歳とは、ずいぶん早い!とびっくりしたのですが、理由を聞いて、なるほど!と納得しました。早めに他の交通機関や移動手段に慣れておくのは大事ですよね。北関東にお住まいということで、車は一家に一台というよりは、一人に一台という環境だそうですから、車のない生活に【慣れる】ための猶予期間を考えたということなのです。では、このお父さんがなぜ、そう考えたのか?こんな実体験がありました。

●「僕は今56歳です。いや、父親とか母親をみてるからね。もう80歳なんですね。やっぱり止めて欲しいとは自分も思っているから。父親が70代頃から、例えば夕食を食べながら今日ちょっと信号見落としちゃってさ、という話をされれば、コワイなと思うし、でも、それは話してもなかなか止めてくれないし、となると、何でやねんってなった時に、それまでずっと車で動いてるから、車以外の手段が億劫なんだろうなって思う。やっぱり、本人がその気にならないと返納はしてくれないから、本人は寂しいみたいですよね。今まで普通に出来てたことが返納っていう具体的な形になるのが寂しいみたいなところがたぶんあって、無理やり返納させると今度はボケそうでイヤだしね。今まで、車を足代わりにして動いてるから、だからこそまだ歩けるし、出て歩くからこそ頭もハッキリしてる部分があるのかなと思うし、だから別に僕は返納自体は、するしないは最終的な結果でいいと思う。ただ、普段、自分の調子みて今日は調子悪いから運転止めよう、今日はバス使おう、というような生活をしてくれればいいなと思う。そう思っているから自分はどうなの?って聞かれた時にはそうしたいと思っている。」

身に沁みる話です。子どもの立場から見て、色々と感じることがありました。これはどこのご家庭にも存在する悩み。家族で考えなければいけない問題でもあります。お住まいの地域などの環境もそれぞれ、運転技術もそえぞれ、歳の取り方もそれぞれ。

だからこそ、運転の止め時に【自分なりの判断の基準】を持っておく必要があるわけです。この機会にご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。