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豊臣秀吉は上司の親戚の女性を狙いがちな女好き!?

ACTION

TBSラジオ「ACTION」。6月18日(火)のゲストは歴史学者の本郷和人さん。

日本史史料を研究する東京大学史料編纂所の教授であり、歴史上の人物のすごい部分とやばい部分の両面を取り上げた児童向けの歴史書「東大教授がおしえるやばい日本史」が大ヒット!

今回は人間味あふれる、とある歴史上の人物を紹介していただきました。

■豊臣秀吉は上司の親戚の女性を狙いがちな女好き?!

本郷:秀吉は非常に優秀なんですけど、女性に弱いということですね。
尾崎:ずるい印象がありますね。
幸坂:“猿”って呼ばれてたりしますからね!

本郷:でもね、これは“はげねずみ”っていうあだ名のほうが正確。
幸坂:はげねずみ!?

本郷:信長にはげねずみって言われてる資料がちゃんと残ってます。

幸坂:なんではげねずみなんですか?
本郷:言われてみれば、あの顔見るとはげねずみ…。
幸坂:あ~、なるほど!見た目で(笑)

尾崎:上司の親戚の女性を狙いがちって興味深いですね。

本郷:彼はやっぱり出身にコンプレックスがあるんですよ。織田家っていうのは本当に優秀な奴だとどんな出身の人でもガンガン出世させる。だから秀吉は農民の子なんですけど出世した。ところがやっぱりどうしても自分の血筋っていうものにコンプレックスを持っていたので、お姫様が大好きなんですね。

尾崎:あ~、そういうことか~。

本郷:まず何より“お姫様”!
幸坂:何より!(笑)

本郷:信長と家康は、もともとみんなが頭を下げるのが普通なんですよ。そうするとお姫様って言われても「何それ」って感じになっちゃう。

尾崎:でも自分がコンプレックスを持ってるからこそお姫様に対してもコンプレックスを持つのかなと思ったんですけど、違うんですね。

本郷:笑っちゃうのが、織田信長っていうのは自分の主君じゃないですか。その“信長の娘”とか“信長の姪”とか血が繋がってる!っていうのが最高のお姫様なんですよ。

尾崎:それは手を出してたんですか?
本郷:ええ。
尾崎:え~!!

本郷:淀君っていう、秀吉の子供を産んでくれた女性は信長の姪にあたります。

幸坂:すごく美しい方って言われてますよね。
本郷:そうですね。

尾崎:それ信長は怒らないんですか?
本郷:信長の死んだ後ですね。とてもじゃないけど生きてるときは無理無理!

尾崎:ああ~!そうですよね!

尾崎:お姫様以外にも女性は好きだったんですかね?
本郷:まあ大好きだったみたいですね。ただ学問の世界で分析に使える部分っていうと、そんだけお姫様が好きだった秀吉なんだけど貴族のお姫様には手を出してないんですよ。
幸坂:え!なんでですか?

本郷:どういうことなのかなって考えると、秀吉は「関白」という貴族で最高の地位を手に入れるんだけど、本質的には貴族は利用するだけ。あんまり感情移入はなかったんじゃいかなと思うんですね。
尾崎:じゃあちょっとバカにしてる部分もあったんですかね。
本郷:あったと思います。

尾崎:コンプレックスとの狭間にいたんですね…。

学校では教わらない人間らしい歴史上の人物たちは他にも!

奥さんには頭が上がらない源頼朝や、イケメンだけど芸術センス皆無な土方歳三のお話はradikoのタイムフリーで!

人間くさ~い、歴史上の人物のお話http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190618163047

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