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不整脈の一種・心房細動

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、順天堂大学医学部主任教授、心臓血管外科医の天野篤先生 に、「不整脈の一種・心房細動」をテーマに伺いました。

■“心房が細かく動く”から心房細動■
*心臓は心筋と呼ばれる筋肉からできていて、4つの部屋に分かれている。上の方の2つの部屋が「心房」、下の方の2つの部屋を「心室」。
*心臓はこれら4つの部屋がタイミングよく収縮、拡張を繰り返すことで、血液を効率よく全身に循環させるポンプとして働いている。
*心筋が収縮するには、まず発電所である「洞結節」からの電気刺激が心房の筋肉へ伝えられ、心房と心室をつなぐ中継所である「房室結節」を通り、左右の心室の筋肉へと伝わる。
*この電気刺激の不具合を総称して「不整脈」と言う。不整脈にはたくさんの種類があり、「心房細動」はそのひとつ。
*具体的には正常な心臓のリズムは、安静時に規則的に1分間で60回~100回拍動する。
*しかし心房細動になると心房の拍動数は1分間で300回以上になり、心臓は速く不規則に拍動する。
*健康な方でも発生するが、高血圧、糖尿病、心筋梗塞・弁膜症などの心臓病や慢性の肺疾患のある方は発生しやすく、また、アルコールやカフェインの過剰摂取、睡眠不足、精神的ストレス時に発生しやすくなる方もいる。

■心房細動になると困ること■
*心房細動が起こると、心房の中の血液の流れに淀みが生じ、結果として血栓と呼ばれる血液の塊ができやすくなる。
*この血栓が血流によって他の部位に運ばれ血管を詰まらせる。最も詰まりやすい血管が脳の血管で、これが脳梗塞。

■治療法・予防法■
*薬剤を服用することで、心拍数を減らすという治療がある。
*高血圧の方、75歳以上の方、糖尿病の方、脳梗塞を過去に起こされた方は、血栓症を起こしやすいことが知られている。
*こうした方々は、抗凝固薬であるワーファリンという薬剤を服用して血栓形成を予防する方法が取られる。
*また、血管にカテーテルと呼ばれる細い管を入れ、心臓の内壁を焼灼し、原因となっている電気回路を遮断することでリズムを元に戻す「カテーテルアルブレーション」という治療法を取ることもある。