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第25回 アートコーディネーター 今川和佳子さんの 、“酒 × アート企画” で地域を照らすお仕事とは?

ハツデンキ

皆さん、こんばんは!

この番組では、地域を元気にするプロジェクトを発信し、地域に光を当てる、
“発電機”のような活動をしている方をゲストにお迎えし、そのユニークな視点や取り組みについて、
お話を伺っています!

第25回目のゲストは・・・青森県八戸市(はちのへし)で“アートコーディネーター”として
活躍されている今川和佳子(いまがわ わかこ)さんにお越しいただきました!
今川さん、ようこそハツデンキへ!

今川さんは、青森県八戸市をアートや文化、その他ユニークな企画で盛り上げていらっしゃる方なんです。
TAN-SUも、音楽やアートを軸にしたイベント企画が多いので、
MC山口さんが登場を熱望していたゲストのおひとりでもあります。

早速、今川さんへ質問。
“アートコーディネーター”とは、具体的には、どういったお仕事なのでしょうか?

実はこの肩書きは、6年前に今川さん自ら名乗り始めたそうで、
地域の人とアーティストの間に入りながら、
八戸ならではのアートプロジェクトの企画調整を行なうお仕事だそうです。

実際に今川さんがつくりあげた企画の一つ
「酔っ払いに愛を〜横丁オンリーユーシアター〜」について、詳しくお伺いしました。

八戸の中心街には、古くから残る小路と小さな飲食店が連なる8つの「横丁」、
いわゆる飲み屋街が発達しています。
これらの横丁には昭和50年代までは8つの劇場が存在し、
映画や劇業帰り地元民がお酒を飲みに酒場へ寄る、という習慣があったそうです。
しかし、劇場や映画案は姿を消してしまい、飲食店やスナックのみが残りました。

そんな横丁に一晩だけ、空き店舗や路地を利用して劇場や映画館を復活させるプロジェクトが
「酔っ払いに愛を〜横丁オンリーユーシアター〜」なのです。

「すごい。こんなタイトルなかなか出ないですよ!」と、絶賛するMC山口さん。

このプロジェクトの魅力は、呼吸が感じられるような人と人の距離感での
パフォーマンスを楽しめること。酒場の常連ばかりではなく、
小さなお子さま連れのお母さん世代まで横丁に集うようになったそうです。

「酔っ払い=おじさんの街、と思われてきた横丁も、
アートの要素が加わることで街の解釈が変わる」と今川さん。
なるほど、「酒場」という場所や「お酒を飲む」という行為に少し距離を置いていた方々を、
「アート」によって呼び戻すことができるんですね。

八戸の夜を彩る「横丁オンリーユーシアター」は、
今年も10月4日(金)・5日(土)、11日(金)・12日(土)の4日間で開催されるそうです!
パフォーマーやアーティスト公募もあるようですので、気になる方はWEBサイトにて詳細をご確認ください。

その他にも、これまで様々な取り組みをされてきた今川さん。
その一つが、「八戸ポータルミュージアムhacchi(ハッチ)」のコーディネーターとしての活動です。
新幹線が開通してからはより多くの観光客も訪れるようになった港町の八戸。
その観光の玄関口として市街地にできたのが、観光、教育、情報発信、アート、
様々な機能が混じり合った複合施設「八戸ポータルミュージアム」です。
今川さんはアート事業を中心に6年コーディネーターを務められたそうです。

さらに現在では、地元の有名酒 「陸奥 八仙」をつくる八戸酒造の広報も担当。
もともとは八仙さんの所有する酒造の蔵のスペースを活用したい、という
今川さんの想いから酒造と繋がりを持つようになり、現在では広報、企画を務めているのだとか。

今年の春限定酒「urara」のラベルデザインも今川さんが手がけているそう!
絶妙なゆるさが可愛いイラストのモデルは、もちろん山本リンダさん!
今川さんの酒愛が伝わりますね。

伝統が故に、敷居が高く感じる方も多いのが酒蔵ですよね。
そんな八戸酒造の酒蔵で、7月15日(海の日)にイベントが開催されます!

お酒や蔵見学が楽しめるのはもちろんのこと、酒粕を使ったスイーツが食べられる限定カフェ、
アートに触れられるキッズスペース、水墨画のライブペインティング、
さらには、屋形船に乗って音楽を楽しむ「船ロック in 屋形船」。
蔵ライブのゲストはなんと坂本美優さん!豪華です!

「行きたいけど、青森、遠いな〜」と思っているあなたにぜひ知っていただきたいこと。
なんと、東京駅から八戸駅まで、新幹線で2時間45分程度で行けちゃうんです!
グッと近く感じますよね!ぜひ、足を運んでみてくださいね!

さて、この番組では、地域や人を元気にするゲストの方の原動力「ハツデンキ」は、
どういったものなのかを最後におうかがいしています。

今川さんの「ハツデン」の素はとは何でしょうか?

今川さんのお答えは、ズバリ「人に会うこと」!

「もう飲みに行く予定が忙しくて(笑)」

今川さんのアイデアと愛に溢れた企画の構想は、たった一人で作り上げるのではなく、
地元の人々との交流を重ねることで出来上がっていくのですね。

大切な人々の喜ぶ顔を思い浮かべながらコーディネートをされていることが伝わってきました。

そして、MC山口さんからみた今川さんは、ズバリ「頃合い力」の持ち主!

「酒は詩を釣る針だ」という諺の通り、八戸の酒場には、人の感性をより豊かにし、
詩のような芸術的な思考を生み出す土壌があります。
今川さんの八戸での取り組みは、まさにそんな酒場や酒蔵から、新しいアートを発信する取り組みでもありますね。

さらに今川さんの企画は、アートの分野を超えた人々と連携をしなければならない企画ばかり。
それぞれの立場の都合や想いをしっかり受け止めて、お酒・アート・人を繋げて企画を仕上げる
「頃合い」を判断できる今川さんだからこそ取り組めるお仕事なのではないでしょうか。

「今かなっていうタイミングはあるんですよね」と今川さんも納得。

また、八戸を取り巻く南部エリアでは、
「やませ」という夏に吹く強い風が稲に大きな被害を与えるというリスクと
いつも隣り合わせでもあります。
大人たちは子どもを守るため米を備蓄する文化が形成されているため、
自己犠牲の優しさや、他人を受け入れてくれるようなおっとりとした雰囲気が宿っていのではないでしょうか。
八戸に何度も足を運び続けているMC山口さんの分析も興味深いですね。

まだまだお話が聞きたいところですが、今日のハツデンキはここまで!

今川さん、これからも愛のある“酒 × アート企画”で各地を照らすハツデンキとしてご活躍くださいね。
本日のゲストは、アートコーディネーター今川和佳子さんでした!

次週の「ハツデンキ」は6月29日(土)!
ちょっと特別なカタチでお届けしますよ〜!
どうぞ、お楽しみに!

【八仙 夏の蔵まつり2019】
日時:2019年7月15日(月・祝)海の日
第1部11:00~16:00 / 第2部 16:30~18:30
会場:八戸酒造(株)新井田川沿い駐車場、他
(八戸市湊町本町9番地)

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