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夜間頻尿

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、日本大学医学部・泌尿器科学系教授の高橋悟先生に、「夜間頻尿」をテーマに伺いました。

■夜間頻尿の原因■
*原因は大きく分けて3つ。
*①腎臓で水分を再吸収する抗利尿ホルモンの減少 ②水分摂りすぎ ③生活習慣病
*寝ている時に腎臓からの水分の再吸収を促すことで、体内の水分量を維持しているが、加齢とともに抗利尿ホルモンは減少する。
*夜間も昼間と同じように尿が作られ膀胱にたまるため、尿意で夜中に目覚めてしまう。
*心臓や血管のポンプ機能が弱まるため、昼間に重力で下半身(脚)に水分がたまり、夜に横になったときに、下半身の水分が腎臓の方へ戻ってくる。
*汗をあまりかいていないのに、1日2リットル以上の水分をとっている人も夜間頻尿になりやすい。そういう人は少し控えめにして、1日1.5リットルが目安。
*生活習慣病の点では、糖尿病や高血圧の人も夜間頻尿を起こしやすい。
*糖尿病では、腎臓からの水分の再吸収がうまくいかなくなり、夜間頻尿につながる。
*高血圧では血中のナトリウム濃度が上がることで尿量が増えやすい。
*メタボや睡眠時無呼吸症候群は適切な治療で改善することがなにより。
*睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に舌の付け根で空気の通り道が塞がり、呼吸が止まる。呼吸が再開するときに覚醒するが、覚醒したタイミングで尿意を感じやすい。
*睡眠時無呼吸症候群の人では、夜だけ頻尿という人もいる。その結果、睡眠障害となり、抗利尿ホルモン分泌の減少に拍車がかかるという悪循環も。

■原因によって対処アプローチも異なる■
*抗利尿ホルモンが減少している場合は、抗利尿ホルモンや利尿剤投与、あるいは、高血圧治療がある。
*過活動膀胱が原因の場合は、過活動膀胱への内服治療や膀胱訓練が効果的。
*前立腺肥大症が原因の場合は、手術も考慮することも。
*睡眠障害が原因の場合は、自分の生活パターンを把握し睡眠を妨げていることがないか(運動不足や長時間の昼寝等)チェックし、それがあれば改善していく。
*薬剤による治療も、不眠のタイプ(入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害)によっても違う。