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FF婚をしたユーザーに向けて、FF14吉田直樹プロデューサーが粋なサプライズをした話

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

坂口健太郎さん&吉田直樹さん完全版トーク後編はこちらから↓↓

■FF婚をしたユーザーからリクエストがあったら必ず祝電を送る

「マイゲーム・マイライフ」のゲストは、前回に引き続き坂口健太郎さんと吉田直樹さんです。今回は、FF14のプロデューサー兼ディレクターである吉田さんの、ユーザーさんに向けたとあるサプライズの話がよかったのでご紹介したいと思います。

吉田「(ゲームが)音楽や映画と同じように、自然に楽しめるものになっていってるなという感覚があって」

宇多丸「まさに今回の『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』はゲームの中だからこそ素直でいられたとかね、本音が言えたとか、そういう話も出てきますし」

吉田「そうですね、結婚される方も本当に多いので」

宇多丸「この番組のゲストでいらした加藤夏希さんもね、もともと知り合いだったんだけど、ゲーム上での振る舞いを見て、この人は信用できる(そして結婚)。やっぱりゲーム上での振る舞いこそが、本当のその人だっていう」

坂口「へええ! 僕もオンラインやっていて、人が出るな、って思います。顔が見えないじゃないですか。撮影したときも思ったんですけど、普段こう、頭の中で考えて言葉を出すときに、『こんなこと話して、こんなこと話して……』とそこまで考えてない。でも、文章を打っていると、整理されて出ていくんですよね。だから、もうちょっと言葉もシンプルになっているし、シンプルになっているからこそ伝わるし」

吉田「この人っていろんな人に優しいんだな、とか、ものすごく面倒見がいいんだな、とか、責任感がすごく強いんだな、とか、自分の時間を削ってでもみんなで楽しく遊ぶことが好きなんだな、とか、本当に人間性がストレートに出るので、それこそが結婚の決め手という人が本当に多いです。ちょうど僕、実は昨日もプレイヤーの方からリクエストをいただいて、祝電を」

宇多丸「ああ! そうなんですか!」

吉田「はい。(リクエスト)いただいたら必ず送るようにしていて。いいなぁと思うのは、ご本人からじゃなくて、呼ばれた友人が、サプライズしてあげたいので、『吉田さん、祝電いただけませんか?』とか」

宇多丸「へえー! FF婚」

吉田「ちょっと面白かった例が、結婚されるんですけど、ご親族があまりゲームに理解がないので、FF14の中で出会ったことは内緒にしているんですけど、吉田さんには報告したいと思って、とお手紙が来て。そのとき、一応招待状はいただいていたんですよね。でも、ご親族に伝えてないというから、ホテルに連絡して、お部屋に花とワインを届けてもらえませんか、って」

宇多丸「へえええええ!!!! すごい!」

吉田さん、なんてきめ細やかなのでしょう! サプライズって仕掛ける側のエゴを感じることが多く、個人的には苦手なのですが、こういうのは最高です。でも、よくよく考えてみたら、自分が大好きなゲームを作った人からのお祝いだったら、別に「サプライズ」の形式ではなく事前に知らされていても嬉しいですね。つまり、サプライズを仕掛けるときは、「サプライズ」の形じゃなくても喜んでもらえるようなプレゼントを用意することが必須条件と言えそうです。……なんの話でしたっけ。

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

(マリオメーカーの話)

吉田「世界中で信じられない難易度のコースをね、(マリオメーカーで)みんな作ってるんですよ。本当にね、なんでこの人たちゲーム業界来ないんだろうって」

宇多丸「ははははは。吉田さんからしたらね(笑)」

吉田「ここまでのレベルでデザインできるなら、来てほしいんだけどなって」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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