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サッカー仲間とミニ豚に支えられ?~ 前園真聖さん

コシノジュンコ MASACA

2019年7月7日(日)放送
前園真聖さん(part 2)
1973年生まれ、鹿児島県生まれ。鹿児島実業高校からJリーグ横浜フリューゲルスに入団し、1996年のアトランタオリンピックではU23日本代表のキャプテンとして出場。2005年に現役を引退し、現在はサッカー解説者としてメディアで活動しながら、「zonoサッカースクール」で全国の子供たちにサッカーを教える活動をしています。

出水:サッカーとの出会いはいつごろですか?

前園:4歳上の兄貴がずっとサッカーをやっていたので、自然と物心ついたころからサッカーになってたので。多分兄貴が野球やってたら、僕も野球やってたと思います。周りは野球のほうが多かったので……そういう環境で、サッカーになじんでいったという。

出水:でも当時から運動神経が良くて、うまかったんですか?

前園:いや、背が小さいので、高学年の人たちにはよく突き飛ばされて。最初はうまくいかないことばかりでした。じゃあそのためにどうすればいいか、大きい選手を相手にどうすればいいか、ってことから、スピードをつけたり、ドリブルで抜いていったり、というところから自分のサッカースタイルになっていったのかなと思います。

出水:当時憧れていた選手は?

前園:もうマラドーナ。

JK:ああ、それはもう! あの人も背が小さいものね。大丈夫、と思った?

前園:そうですね、170cmぐらいで。ああいう1人で2~3人をドリブルで抜いていくというスタイルに憧れましたね。ずっと繰り返しVHSを見てました。その当時サッカー中継をやっていたのがテレビ東京ぐらいだったんですけど、鹿児島では映らなかったんです。だからスポーツ店に行って、海外のサッカーのビデオが置いてあるから、レンタルビデオ屋みたいに借りてきて、家で見て、また返すという。それで勉強してました。

JK:へぇ~! 努力してるわね。でも陸上もやってたのよね、足が速いから。

前園:そうですね、中学にはサッカー部がなくて。でもサッカーがやりたかったし、サッカーにつながるものは何だろうと考えたときに、マラソンというよりは、自分はスピードだから陸上部に入って、100m専門でやってたんです。もちろんそんなに結果は出なかったんですけど。1年間ずっと続けて、中学2年の時にサッカー部ができたので、またサッカーを始めました。

出水:それは志願して作ってもらった?

前園:いや、陸上の練習をやりながら、終わった後サッカーの練習をみんなでやってたんです。

JK:え、じゃあそれが部活になったの? すごいじゃない!

前園:ナイターがないから、陸上部終わったら真っ暗なんですけど、そこでみんなでボールを蹴ってたんです。そしたらいろんな方の協力で部活を作っていただいて、またサッカーを続けられた。そこから鹿児島県で一番強い高校、全国大会にも毎年出ている鹿児島実業でサッカーをやりたいという目標が出てきました。

出水:鹿児島実業に行くには受験もしくは推薦ですか?

前園:推薦だったんですけど、僕はずっと選抜みたいなものに無縁だったので……たまたま中3の時に鹿児島県選抜に初めて選ばれて、そこでプレイしたのがきっかけで声をかけてもらって入部できました。

JK:でもそこからトントントンッと横浜フリューゲルスでしょ? びっくりよね! 鹿児島から横浜よ!!

前園:いやジュンコさん、もっと言えば、僕は高校3年間親元を離れて、監督の家に下宿してたんです。家から1時間半ぐらい離れてましたから。そこから横浜なんでギャップが激しかった(笑)

JK:ギャップ(笑)それとJリーグができたばっかりのころ、っていうのがね。これからっていうときに第1号で入っていったというわけだから。運命的な人なのよ。

前園:1992年がちょうど開幕までの1年で慣れる準備期間だと思ってたんですけど、実は1試合もトップチームに上がれなくて二軍だったんです。その1年間、無駄じゃないですけど、これからどうすればいいのかと考えてアルゼンチンに海外留学するんですが、そこからまた変わっていきましたね。

前園:本当に僕と同世代の選手が、アルゼンチンやブラジルからヨーロッパを目指して、レギュラーを取るという目標を掲げてやっていて。そういう普段の一生懸命さが、多分僕にはなかったんですよね。鹿児島からプロになって、ちょっとしたお金をいただいて、一生懸命やってるけど他のことにも興味があって……気が付いたら1年終わって、試合にも出ていない。そういう必死さを目の当たりにしたときに、これじゃ自分は試合に出れないなと思いました。Jリーグの開幕戦も、僕はベンチに入れなくてスタンドで見てたんですけど、いつかあのピッチに立ってやる、と思いましたし。アルゼンチンの経験はたった4か月でしたけど、技術的に何か変わるというわけではなく、気持ち的にもう一度サッカーをやらなきゃという気持ちにさせてくれた4か月でした。

JK:アルゼンチンとかブラジルの選手って死に物狂いですよね。

前園:練習中から本気なんですよ。手を抜かない。つねにチームメイトであるけどライバル。それが新鮮というか、勉強になりましたね。

JK:周りも本気だから、それに答えなきゃいけないもんね。

前園:プレッシャーもあるし、そのプレッシャーの中で半端なプレイはできないですから。外に出て学べたのかなと思います。

JK:いろいろ経験があると思うけど、一番のマサカは?

前園:いろいろありますけど……ブラジルに勝ったマサカとか。でも僕自身としては、引退して人生をお酒で失敗して(苦笑)その時に自分に大事なことや足りないことなど、失敗するときに見えてくるものがあって。自分が一番大変な時に手を差し伸べてくれる人は少ないんですけど、そのときに助けてくれた人たちが実はサッカーの先輩や後輩だったんです。自分でも予想してなかったんですけど、ラモスさんとか中田英寿とか、みんなが自分が困ったときにすぐ声をかけてくれて助けてくれたのがうれしかった。一緒に戦った仲間とか対戦相手がすぐに声をかけてくれて。ブラジルに勝ったとかいろんなサッカー実績があるんですけど、そういうことじゃなくて、サッカーやってた人脈が自分にとっての財産なんだなと。サッカーやっててよかったなと改めて思っています。

JK:すごい大きな絆ですよね。

前園:だからそういう人たちに恩返ししなきゃと思うし。サッカー関係の方じゃなくても助けてくださった方がいるんで、ここから逃げ出さずにやらなきゃな、という思いでやらせてもらっています。

JK:うちの息子がね、笑っちゃうんだけど、ゾノがCMに出るからってスタジオに見に行ったんですよ。そしたら中田と一緒にラーメンのCM出たでしょ? あれってなかなか…… 中田よりもスターじゃなかったかしら? 前園にプラス中田がいて、ウチの息子もちょろっと出してもらって。何年前?

前園:オリンピックのちょっと前ぐらいですかね? 95年とか96年ぐらいだと思いますけど。

JK:そんなラーメンのCMなんか出るイメージじゃなかったのに。

前園:はははは!(笑)そうですよね。多分、僕がジュンコさんにお会いしたのはもっと前だと思うんですけど、たしかにそういう感じじゃなかったですもんね(^^;)

JK:そうそう(笑)

出水:サッカー以外のお仕事もやってらっしゃいますが、何か心がけていることはありますか?

前園:……あんまりカッコいいことを言わないとか(笑)いいことを言おうとか、そういうことは考えてないです。わからなかったら無知でいいし、恥ずかしがらずに素で行こうというスタンスになりました。分からなかったりしても、周りが助けてくれたりイジってくれたりするので。基本的には素で出させてもらおうかなと。

出水:2017年にはご結婚もされて!

JK:いやぁ~よかったねぇ!

前園:ありがとうございます(笑)武田さんと僕は一生結婚しないんじゃないかと言われてたんで(笑)おかげさまで。

JK:武田はどうなの?(笑)お相手はダンサーの方?

前園:モダンジャズです。よく僕と結婚していただいたな、と(笑)

出水:ペットも飼ってらっしゃるんですよね?

前園:はい、ワンちゃんとミニ豚を飼ってるんですよ。

JK:あらヤダ! 食べないでね。

出水:なんてこと! ペットですから!

前園:食べるわけに育てるわけじゃないですから(^^;)でも、ミニ豚って何kgぐらいあると思います?

JK:5kg!

前園:……70kgあるんです。

JK:えっ?! なに?! 同じぐらいじゃない!

前園:それでも一応ミニ豚なんです。普通の豚って200~300kgあるんで。

JK:お相撲さんね! でも70kgはどこにいるんですか? 家の中でウロウロ?!

前園:はい。普通に家の中でワンちゃんと。まあ放し飼いですね。身長は、頭から尻尾までだと1mないぐらいかな。

JK:そんな大きなのが、朝から晩までブゥブゥと?

前園:意外とブゥブゥ言わないんですよ。10種類ぐらい鳴き声があって。2日でしつけも覚えましたし、当然匂いとかもまったくなくて清潔ですし。ただ、可愛いから食べさせてると大きくなっちゃうんで……。

JK:将来はどうなるの?

前園:将来?! 別に食べないですけど(^^;)ワンちゃんと一緒にお出かけしたりとか。散歩したりとか。車に乗せて散歩したりとか。

JK:私も一度、ブタをもらったことがあるの。撮影でブタを使って、あとはあげるって。でも、もらっても家に置けないし。でも気持ちは半分もらいたかったの。もらってたら、どうなってたかしらね。

出水:呼んだら来るんですか?

前園:来ますね。なつきますし。冷蔵庫の音で反応して、なんかくれるんだと思って、すぐ起きてきます。だからいつもコッソリ開けてます(笑)

=OA楽曲=

M1. Daft Punk / Pentatonix

「コシノジュンコ MASACA」
TBSラジオで、毎週日曜17:00-17:30放送中です。ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。