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帯津流・はつらつと老いる力「ホリスティック医療」

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、帯津三敬病院・名誉院長の帯津良一先生に、「帯津流・はつらつと老いる力」をテーマに伺いました。

■自分にとっての正常値■
帯津先生は、人間を丸ごと捉える「ホリスティック医療」を提唱。
健康診断や人間ドックの検査値が基準値内に収まっている人を「健康」という。
しかし、数値がすべて正常でも、心身の不調を訴えている人はたくさんいる。検査で異常が見つからなければ「健康」と診断され、本人の不調は無視されてしまう。西洋医学では「からだ」だけを対象として、すべて人を一律の基準値で判断するので、このような状況が起こってしまう。

人にはそれぞれ、その人に適した「正常値」があり、健康の「正常値」は、人によって違う。「からだ」だけでなく「こころ」と「いのち」を含めた人間を丸ごと全体として捉えて治療に当たっている。

「からだ」だけをみていると、病気を怖れて「これは危ない」「あれはやめよう」と生活をあれこれと制限してしまうことになりがち。これでは毎日が苦しいだけで、生きる喜びが失われてしまう。そもそも、そのような制限ばかりする健康法は決して長続きしない。日々の生活の中で「こころ」をときめかせ、「いのち」の喜びを伴いながら、日々前進する気持ちで前のめりに取り組んでいくのが本当の健康法。

■ストレスは決して悪ではない■
人生には大小さまざまなストレスが付き物。それは、決して悪いことではない。ストレスに伴う多少の緊張感は、脳にも刺激を与えて認知機能を高める。

ストレスは、医学的に考えれば、体の外から加えられた有害因子(ストレス作因)に対して、防衛反応が起きてひずみが生じている状態。この困難に対して乗り出すのが、闘う自律神経である「交感神経」。一方で、困難が解決されたら、すみやかに「副交感神経」を働かせてバランスを回復させることが必要。ところが、あまりに交感神経の優位が続くと、副交感神経が働かなくなる。現代人はこの状態からバランスを取り戻す術を身につけなければいけない。

■呼吸によって副交感神経を優位に■
交感神経が優位な状態が続いたときに有効なのが、呼吸法。呼気によって副交感神経は優位になるので、呼気に気持ちを込めて呼吸をする。

<副交感神経を優位にする呼吸法>
*少し伸びあがるような気持ちで息を吸い、
 上半身を骨盤に向かって落とすような気持ちで息を吐く。
 (正座でも椅子に腰かけても構いません。)
*これを2回行った後、3回目は上半身を前傾させて吐き切る。

この後、上半身を起こす→伸ばす(吸う)→落とす→曲げる(吐く)という動作を12セット繰り返し、最後に最初の動作に戻って終わります。

「ストレスはうまく付き合えれば、ありがたいもの」くらいの気持ちで考え、バランスが崩れたと感じたら、この呼吸法を試してはいかがでしょうか?