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日焼け止めの”SPF”ってなに?

ジェーン・スー 生活は踊る

2019年7月30日(火)放送の「生活情報のコーナー」では、「日焼け止めの基礎」

気温が上がって夏を感じる気候になりました。肌がじりじりと焼ける時期。そんな中で、やはり気になるのが、日焼け。そこで、日焼け止めについて取り上げます。
日焼けが肌に悪い、というのはなんとなくご存知の方も多いと思いますが、 具体的に何が悪いのか、そして、日焼け止めってどういう使い方をすれば 正しく日焼け止めできるのか、正しくご存知の方、実は少ないのではないか。そう思い、今回は、日焼け止めの基礎を抑えていきます。
日焼け止めについてお話を伺ったのは、皮膚科医・内科医の日比野佐和子さん。

日焼けがどう悪いのか

日比野佐和子さん
肌の老化の80%は紫外線によるもの。紫外線に当たることで肌の老化が進みやすい。肌の老化は、シミ、シワ、たるみがあるが、特にシミの原因になるB波をプロテクトするものとしては、SPFというものがある。例えば日常生活で外に出る場合は、30くらいのものを使って頂くといいが、海や山、外でのスポーツをする時はSPFが50くらいのものをつけておく、ということが必要になる。

まず、日焼け=紫外線がどう悪いのか、ということについて。肌の老化=シミ、シワ、たるみの原因の80%が紫外線によるもの。こうした原因を作らないためにも日焼け止めは重要だということです。

そんな紫外線には、波長の短いB波と、波長の長いA波がある。波長の短いB波が、シミの原因となるので、このB波から皮膚を守ることが重要。そこで出てくるのが、SPFという数値。日やけ止め製品のパッケージなどで見かける。SPFは「Sun Protection Factor」の略。日本語で紫外線防御効果を意味する。ただ、これは、紫外線を防止するパワーではなく、時間を表しています。SPF1は20分間、B波を防いでくれる、という基準がありますので、例えばSPF30であれば20分×30となり、個人差はありますが10時間効果が持続することになる。

だとすると単純に考えてSPFの値が高ければいいと思うのですが、一概にそういうわけではないそうなんです。

SPF値が高いデメリット

日比野佐和子さん
SPFの数値が高いからと言っても、高いと長時間、機能が続くということですが、汗などでも落ちやすいので、2,3時間ごとに塗りなおすことがベストだと考えられている。

SPF30であれば理論上10時間効果が持続することになるが、汗や皮脂で落ちている場合も考えられるので、理想は2,3時間ごとに塗りなおす。また、数値が高い方がいいんじゃないか、と思われるかもしれませんがこちらも一概にそうとは言えない。SPFの値が高い分、肌にかかる負担は大きいんです。肌が弱い人、敏感肌の人は肌荒れを起こしやすくなるので、注意が必要。

そして先ほども触れたように紫外線には、波長の短いB波と、波長の長いA波がある。波長の長いA波は、シワ、たるみの原因となります。これを守るためにはPAという値が重要になる。PAの表記は+(プラス)で、「PA+(プラス)」から「PA++++(フォープラス)」まで4段階あり、数が多ければ多いほどA波を防ぐ効果があるという意味を表しています。ただ、こちらも数値が高いほど、肌にかかる負担は大きいので、注意が必要。

日焼け止めを塗る際の注意点

日比野佐和子さん
顔の部分でも突出している部分の方が日に焼ける影響が強いといわれている。特にTゾーン=おでこ、鼻の部位、あご、ほほを中心に塗っていくことが重要になる。皮膚の表層全体を”カバーすることが目的”ですので、むらがないように塗ってもらうことが重要。乗せて広げていく感じ

特に顔の部分では、突出しているところを重点的に塗る。全体をカバーすることが目的なので、日焼け止めを乗せてひろげてカバー。さらに日焼けは屋外だけれはなく、家の中にいても紫外線は窓ガラス越しに入ってくる。曇っている日も同じように紫外線を浴びることになるので、毎日、紫外線の対策は必要になってくる、ということでした。